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今回は楽天マネーファンドスタートという内容でお伝えします。楽天証券は楽天マネーファンドの申し込みを開始しました。注目の利回りは税引き前で0.448%となっています。
利回りは変動しますが、参考までにこの利回りで100万円を1年間預けた場合、税金を引くと約3600円もらえるということになります。日本の短期金利は現在0.5%ですが、2024年3月にマイナス金利を解除してから利上げを3回実施するなど、金融政策の正常化が進んでいます。楽天証券としても、ある程度の利回りが期待できる円建てのMRFを顧客に提供する環境が整ったということだと思います。
では、楽天マネーファンドの詳細を見てみましょう。楽天マネーファンドは安全性が高く、低リスクな債券などで資金を運用する債券投資信託です。一般的な投資信託とは異なり、安全性の高い短期金融資産しか組み込むことができないためリスクが低く、流動的な資金の置き場所に最適です。また、一般的な投資信とは異なり、価格やリターンの変動が少ないため、利回りを明示できる点も特徴の1つです。
投資信託といえばオルカンやS&P500など株式に投資するものが多いですが、楽天マネーファンドはこれら株式を一切組み入れない債券投資信託の円建て商品です。対面の大手証券会社の口座を持っている方であれば、MRFマネーリザーブファンドという証券総合口座専用のファンドで運用したことがあると思いますが、楽天マネーファンドはMRFにも該当します。
なお、楽天証券ではドルや南アフリカランド、トルコリラで運用する外貨建てMMFを5本提供しています。円建てMMFは高い利回りが期待できる一方、為替変動リスクもあってFXと比べると売り値と買値の差が大きいというデメリットがあります。
次に、楽天マネーファンドの申し込み単位は1円以上1円単位。購入手数料は無料。信託報酬は元本の額に年率1%以内の率を乗じて得た額ですが、残高が一定程度になるまでの期間は信託報酬を0にするとのことです。なお、目論見書を見ると、投資リスクの項目に「基準価格の下落により損失を生じ、投資元本を割り込むことがあります」と記載されていますが、基準価格は1万円のまま基本的に変動しないので元本割れを心配する必要はないと思います。リーマンショックの時や運用環境が厳しかったマイナス金利時代も含めて、日本国内のMRFでこれまで元本割れになったファンドはありません。
次に、申し込み方法は楽天証券口座の預かり金から運用額を追加することで、楽天マネーファンドにて運用することができます。楽天カード、楽天キャッシュ、楽天ポイントの利用はできず、積み立て投資もできません。申し込み締め切り時間は毎日16時で、それ以降は翌日の申し込みになります。
楽天マネーファンドを引き出すと、引き出しの申し込みの翌営業日の朝に換金代金が預かり金に入金され、締め切り時間はこちらも毎日16時となります。つまり、楽天マネーファンドに預けている資金で、すぐに株を買いたいと思ってもタイムラグが発生するので、頻繁に株の取引をする方、夜にFXの取引をする方などはこの点に注意する必要があります。なお、将来的には株式や投信を買う時に、保有している楽天マネーファンドから自動で資金を充当になる予定とのことです。
口座区分は特定口座で、NISA口座は対象外。特定口座を開設していない場合は一般口座での運用となります。課税については、預貯金や債券と同様に所得の対象で、20.315%の税金がかかります。特定口座で取引をしている場合、楽天マネーファンドで得た分配金は、他の取引で発生した損失と損益通算されるので、税金の面でもメリットとなります。
次に、銀行の普通預金の金利よりも高い利回りが期待できて、月末に1ヶ月分の分配金がまとめて運用額に自動で追加されるので複利効果も働きます。楽天銀行の普通預金の金利と比べると、2025年6月現在、普通預金の金利は0.2%で、楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」を利用している方だと、預金残高300万円までは0.28%、300万円を超えた分は0.22%で、楽天カードのカード利用金額の引き落としがある場合は0.2%となります。
こう見ると、楽天マネーファンドの方が0.448%と魅力的ですが、楽天銀行にはハッピープログラムという優遇プログラムがあって、預金残高などによって5つのステージが設定されています。例えば、楽天銀行の毎月25日終了時点の資産残高が100万円以上ある場合は、上から2つ目のVIP以上になって、ATMの利用回数が月5回まで、他への振り込みは3回まで無料になるといった特典を受けることができます。なので、楽天銀行を利用している方は、このハッピープログラムの要件も考慮した上で、楽天マネーファンドで運用する金額を決めるのをお勧めします。また、楽天マネーファンドで運用している資金については、すぐに現金化できないので、そのことも考慮してください。
次に、楽天マネーファンドの申し込み方法ですが、ログイン後、画面のメニュー欄に「マネー運用」という項目があるので、ここから楽天マネーファンドを選択すると、楽天マネーファンドのページになります。申し込む方は、この画面の「今すぐ運用を始める」をクリックしてから、運用する金額を入力し、目論見書などを閲覧すると申し込むことができます。
楽天マネーファンドを申し込むその前に、キャンペーンにもエントリーをしておきましょう。楽天証券では、楽天マネーファンドのリリースを記念して、最大10万円が当たるキャンペーンが開催されています。キャンペーン期間は7月31日16時まで。エントリーして楽天マネーファンドを合計50万円以上購入し、キャンペーン終了時点、つまり7月31日16時時点で50万円以上の残高を保有している方の中から抽選で最大10万円が当たります。当選者の人数は10万円が5名、1万円が50名で、当選者には8月末頃にプレゼントされます。また、残高に応じて当選確率がアップし、残高50万円ごとに当選確率が1倍加算され、最大の当選確率は10倍となります。このキャンペーンページのURLを概要欄に貼っているので、エントリーする方は概要欄をご参照ください。
最後に、楽天マネーファンドをポイントを絞ってまとめます。楽天マネーファンドは、当面使わない現金を安全に運用しつつ、少しでも高い利回りで運用したい方におすすめです。一つの例として、これからNISAで投資する資金を実際に使うまで、楽天マネーファンドで運用しておくといった使い方が考えられます。
申し込みと引き出しの締め切り時間は毎日16時で、引き出した場合は翌日に換金代金が預かり金に入金されます。将来的には、株式や投信を買う際に、保有している楽天マネーファンドから自動で資金を充当になります。楽天証券では投信や株式を通常ポイントを使って投資することができますが、楽天マネーファンドでは利用できません。
6月5日現在の利回りは0.448%で、これは野村MRFの0.319%、日興の0.281%、大和の0.2376%と比べると高い利回りが期待できます。7月31日までキャンペーンを実施しているので、この期間に申し込む方はキャンペーンにもエントリーをしてください。銀行の普通預金よりも高い利回りで運用できるので、現在預けている銀行口座の金利やサービスなどを比較した上で、楽天マネーファンドの利用も検討してみてください。
以上、楽天マネーファンドスタートについてでした。ご視聴いただきましてありがとうございました。ためになったと感じた方は高評価やチャンネル登録を是非お願いいたします。またお会いしましょう。