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投資家の大いなる勘違い

ナスビのマネー講座14:04

Transcription

はい皆さん、こんにちは。なびです。今回の動画は、投資家の大いなる勘違いについて解説していきます。せっかくリスクを抑えたり、リターンを出せるのに、間違った認識のせいで台無しになることがあります。そこで今回の動画では、株、債権、金、リートについて解説していこうと思います。

ナスビのプロフィールです。投資歴は17年で、現在の投資額は2.5億円ほどです。また、投資仲間が集まるコミュニティもやっています。みんなで投資について意見交換したりしています。また、不動産投資、株式投資の動画を月刊8本くらいアップしておりますので、本気で自己投資もできます。また、オフ会も定期的に開催していますから、是非ご参加をお待ちしております。このコミュニティの申し込みは概要欄にリンクを貼っておきます。

2024年12月。「2024年から投資を始めたけど、株価は右肩上がりだ。こんなに簡単に儲かるなら、もっと早く投資を始めておけばよかった。こんなに上がるなら現金で持っていてももったいないから、全て株に回しちゃおう。」[音楽]

2025年4月。「やべえ、トランプが各国に完税をかけまくって貿易戦争に発展だ。これから株価も暴落しそうだから、全部売却だ。債権も全然上がらないし、投資なんてやらなければよかった。これからどうしよう。やっぱり庶民は生涯労働で生きていくしかないのかな。何とか安全なルートがないか探してみよう。うん、リートは全然下げてなく、むしろ少し上がってる。やっぱり不動産は安定しているし、インカムの見回りもいいな。よし、これからはリートに全力だ。」そろ豆君。「そんな木を見て森を見ない投資ではうまくいかないよ。」

うん、どういうこと?つまりあなたは短期的にしか見ていない。リートは今は底が硬いけど、下がる時は下がるし、全て投資に突っ込んでリスクも把握していない。投資をする時は、リターンよりもリスクを把握する方が大事。人間はついつい資産がどれくらい増えるかしか考えていないけど、資産がどれくらい減るのかをあんまり考えずに投資をする。だから15%安でも怖くなって売却しちゃう。株式の世界で15%安なんて日常茶飯事だから、それで怖くなるなら今後投資は継続できないよ。あなたは1年後だけ裕福になりたいのか、10年後からもずっと裕福になりたいのか、どっち?7年だけ裕福になっても仕方ないでしょ?そりゃ10年後からもずっと裕福がいい。それならちゃんと森を見なきゃ。木に惑わされてはダメだよ。どんなに優れた森でもしょぼい木が生えていることもある。この3ヶ月くらいの値動きでしか判断してなかった。

じゃあ、投資家の勘違いを解説していくね。株は常に右肩上がりではない。ナスビも他の有名投資家も「株は長期では右肩上がりです」と、いつも解説しています。S&P500は150年間ずっと右肩上がりに上がっていますが、暴落したり、結構長い期間停滞することもあります。しかも10年以上続くこともあります。だから投資を始める時は、これを覚悟しなければなりません。ですが、こういった悲観的な相場で投資を継続することで、その後の上昇を全て享受することができます。でもこの10年以上がまた長いんですよね。積み立てても積み立てても、評価額があんまり増えない。毎日仕事も辛いし、投資もうまくいかない。そりゃモチベーションは下がります。でも、この長い暗闇を抜け出したものこそ、その後の上昇で利益が爆上がりなんです。S&P500の特徴を見ると、株価の暴落や停滞で買った方がリターンが高く、株価の最高値付近や上昇局面最終付近で投資をしたものの方がリターンは低い傾向にあります。だから、株価が下がった方が将来のリターンは大きくなるのに、そこでやめてしまうと将来の大きなリターンを手放すと同時に、短期運用でやめてしまうと損をして終わるというダブルで損をすることになります。これから完税の影響で大きく下がったり、長期間停滞する可能性がありますが、過去の歴史ではそういった悪いことも全て消化して、底値を下回ることなく上昇してきました。なので、短期的な視点に囚われず、必ず10年以上の長期を見据えた投資をしましょう。それに、停滞でマイナスのリターンになるのは最高値で投資をした分です。停滞でも積み立て投資を継続すれば、このように毎月買っていくことになりますから、平均取得単価が下がり、最高値を超えなくてもプラスになります。さらにここで積み立て期間が終わって、その後停滞期を抜け大きく上昇する相場が来れば、リターンがかなり良くなります。ですから、暴落や停滞こそ安く仕込めるチャンスで、資産増加の鍵なんです。つまり、暴落があった方が資産増加が大きくなります。

債権は値動きを見たらダメです。債権についてのコメントを見ていると、これが1番勘違いされている方が多い印象でした。債券というのは、投資した元本は償還期間が終わると全額帰ってきます。途中で売却すると値動きはあるかもしれませんが、最後まで持てば値動きはありません。では、債権は何でリターンを得るかと言うと、利子収入です。それは買った時の金利で決まります。買った時の金利が4%であれば、償還までは年間4%は確実なリターンなんです。そして、それはTLTやEDVなどのETFなども基本的には同じです。TLTやEDVは償還機関がないですから元本保障ではないですが、個別債券の集まりですから値動きは小さく、長期的に見ると横ばいに終焉していきます。今回、株も債権も下がったと言われていますが、よく見ると株が暴落した中で債権は上昇していますし、株価が回復すると債権が下がっています。これはコロナショックやリーマンショックでも見られました。コロナショックの時も株価が暴落して債権価格は急騰、その後株価が回復するにつれ債権は値下がりしていきましたし、リーマンショックの時も株価が大暴落している中債権は大暴騰して、その後債権価格は下がり、元の値段付近に落ち着きます。今回は金融ショックじゃないので、再建価格はそこまで上がっていません。年率6~7%といったところでしょうか。債権が大きく上昇するのは金融ショックの時です。ですが、今回も年率で両者を比較すると、最近ETFであるTLTはほぼ横ばい、S&P500は15%安となっているため、債権は十分資産防衛の役割を果たします。価格は変わらず、その間は利子収入をもらい続けるわけです。そして長期的に比較すると、最近ETFであるTLTはほぼ値段は変わりません。短期的に下落しているように見えても、長期的には価格はあんまり変わらないんです。この間は価格変動がほとんどなく、利子収入だけもらい続けていたと考えられます。そもそも債権の値上がりは限界があるわけですから、値上がりを期待するのは最初からしない方がいいです。投資信託やETFを含む債権はほぼ値動きがなく、利子収入が主と捉えるといいです。最近は米国債の信用がとかなんだとか言われていますが、短期的に惑わされず長期的に見ましょう。また、米国債権や外国債権の場合は円高リスクがありますが、為替もほぼ横ばいなので、長期的に保有することで円高リスクは減少していきます。つまり値動きが横ばい同士ですから、円建てで見ても長期的には値動きはあまりない。やはり利子収入が主ということになります。とはいえ、短期的には債権も急落したり急騰したりしますから、債権というのはアセットアロケーション運用が機能しやすいんです。リーマンショックの時は債権価格は1.4倍に急騰しましたから、この時に債権の一部を売却して安くなった株を買うことで、高い資産を売却して安い株を買うことができます。そうすることで投資の原理「安いところで買って高く売る」が実現しやすくなります。ただ、これは棚からぼた餅で、こういった機会はほとんどないですから、もし金融ショックが起きて急騰したらラッキーと思っている方がいいです。それまでは何年も横ばいになるのが再建価格ですから、基本的には利子収入が主と捉えましょう。以上のことから、債権にレバレッジがかかった投資商品、例えばTMFとかは絶対やめておきましょう。債券は今まで解説したように長期的に横ばいであれば、20年超え米国債の値動きに3倍のTMFは報われません。いつ来るかわからない債券の急騰のために、前や減価がありますし、さらに経費率が0.91%と高額な手数料のせいで、長期的に資産が減っていくのは必死です。まだ株価にレバレッジを効かせる分には停滞期や下落相場は報われないかもしれませんが、長期間右肩上がりの相場があるので報われることもあります。しかし、債権のほぼ横ばいのものにレバレッジをかけても、前や減価、手数料の高さで資産はどんどん減っていきます。もちろん債権も急騰することもありますから、それにレバレッジをかければ大儲けできることもありますが、金融ショックの時期を誰にも当てられないことを考えると、再建レバレッジは報われることはないでしょう。

金やリートも長期視点を持ちましょう。その金ですが、長期的には上昇しているように見えても、かなりの長期間低迷するリスクもあります。1980年から2008年まで最高値を超えるまでに28年ほどもかかっています。金は利息や配当を生み出しませんし、なんなら手数料分どんどん減ることもあります。これが高配当株や債権であれば、配当や利子を再投資し続けることで資産を増やすことができますが、金は停滞が来ると全く資産を増やすことができません。こうなる期間もあることは覚悟しておきましょう。だからと言って、今後金が下がるとか停滞するとか言っているわけではありません。2003年以降は金のETFが誕生したため、投資対象として魅力的になりましたし、1988年あたりから2010年くらいまでは各国の中央銀行は金を売り越していましたが、2010年以降は各国の中央銀行が金を買い越すようになりました。また、近年は皆さんもご存知の通り、ウクライナ戦争以降金の需要が高まっています。なので、2003年以前と2003年以降は少し違います。ただ、金は攻めの資産ではなく守りの投資で、資産形成には不向きです。から、資産を守りたい人がポートフォリオの15%以内くらいを目安に投するのがいいでしょう。あまり金の割合が多いと停滞が長く続くと守れませんので。そして不動産のリートというのは、株価のようにガンガン上がっていく指数ではありません。不動産は短期間で大きな値動きがあるものではありませんから、そこまでの変動は期待できません。どちらかと言うと、インカムでの分配金が主となります。大体4から5%くらいのリートが多いので、このリターンを長期的に取るのがいいでしょう。値上がりはご覧の通り、あんまり得られません。それでいて金融ショックに弱く、リーマンショックの時は70%減、コロナショックの時は30%減など。安定している不動産とは裏腹に、リートは大暴落します。リターンが低い割に大暴落するから、ナスビはリートには投資しません。それなら分配利回りが3から4%あって値上がり益もある、下落耐性の強い高配当株やETFの方がいいですし、現物の不動産の方がリターンもあり値動きもあんまりありませんから、現物の不動産の方に投資をしています。

ナスビ「短期的に判断してはダメだね。」[音楽]

そうだね。どの資産も長期的には上昇するけど、短期的に下落する場面では、高くなった資産を売却して安くなった資産を買うことでリターンを上げられるし、もし全ての資産が下落すれば現金から投入することもできる。そのために色々な資産クラスに分散して、どれかが伸びたりダメになったりしても大丈夫なようにしておくといいよ。資産形成期であれば株への集中投資でいいけど、資産形成後期以降、資産が多くなったら分散してリスクを抑えた方がいいよ。その詳しい解説はこの3つの動画をご覧ください。概要欄にリンクを貼っておきます。じゃあ僕はまだ積み立て期だから、ひたすらS&P500に積み立てていくよ。これから数年は耐え時だけど、頑張って続けようね。もしそのまま上がっていっても資産は増えるから、積み立て投資はどっちに転んでもいいんだよね。このチャンネルは視聴者様に寄り添ったチャンネルです。もしこんな内容を動画にして欲しいとか、質問を動画で取り上げて欲しいとかがあれば、是非コメントまでお願いいたします。これからも良い動画を作成頑張っていきますので、忘れずにグッドボタンを押してください。では、今回の動画は以上です。