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ネットワークセキュリティ🛡️コンピューターを守るファイアウォール、IDS,IPS,WAF,DMZ/ITパスポート・基本情報技術者試験・高校情報

ITすきま教室【ITパスポート.基本情報技術者試験.高校情報】5:54

Transcription

皆さんこんにちは。

今日は企業のコンピューターを守るために抑えておきたいネットワークセキュリティの技術について学習しましょう。

ネットワークとはコンピューター同士をつなぎ合わせてデータを送受信するための技術です。インターネットの世界では不特定多数の人が様々なサーバーと通信を行っています。この時、全ての人が正しくインターネットを使っていればいいのですが、必ずしもそうではありません。特に企業が扱う情報には、個人情報をはじめとしたお金になり得る情報を大量に扱うことになります。これらはIPAでもよく登場する悪意ある人物の格好の餌食となってしまい、ネットワーク経路で攻撃者による盗聴や改ざんなどリスクは常について回ります。そのため、ネットワークセキュリティにより当事者以外の人がネットワークの途中で情報を解読できないようにし、攻撃者から情報を守ります。

まずは基本的なネットワーク環境の切り分け方法から見ていきましょう。会社の車内や大学などの組織の内部のみでアクセス可能なプライベートなネットワークのことをイントラネットと言います。社会人の方は社内ネットワークといった方が聞き馴染みがあると思います。イントラネットの最大の特徴は、組織内の重要な情報は許可された人だけがアクセスできるという点です。組織情報を持つサーバーは重要な情報を保持しているため、イントラネットにより外部からの不正アクセスを防ぐことができます。もちろん、イントラネットの外側の通常のインターネットにも接続できるので、Googleで検索をしたり、通常のネットサーフィンをすることもできます。イントラネットはIPアドレスやネットワークアカウント認証形式など様々な手法でアクセスを認証することができます。

一方で、会社や組織には来客の方もいらっしゃいます。そうした方にネットワークを貸し出すと、イントラネット内にアクセスできてしまって、セキュリティに抜け穴があると言えます。そうした場合はSSIDを利用することで、主にインターネットアクセスのみを許可し、企業の内部ネットワークには接続できないように制限をかけることができます。SSIDは特定のネットワークを識別し、他のネットワークから区別するために使用されるネットワークの名前です。カフェやホテルなどでネットワークを借りる時はよく記載されているSIDですが、貸出し用のネットワークの名前ということですね。

それでは、イントラネットにより内部の情報を保護することはできますが、これだけでは悪意ある人物からの隙をついた攻撃から守るには不十分です。そのため、ここでネットワークセキュリティを守る3つの壁についても見ていきましょう。第1階層にファイアウォール、第2階層にIDSまたはIPS、第3階層にWAFを組み合わせて使用することで、様々な攻撃に対して異なるレベルの防御を実現することができます。

まず、ファイアウォールはネットワークを通じた不正アクセスによる侵入から情報を守る仕組みです。あらかじめ通信を許可または拒否する通信の種類、ポート番号などを指定して、それ以外の通信を遮断します。ファイアウォールは直訳すると防火壁という意味になり、火事の時に炎が広がること防ぐものを意味します。決して燃えさかる日の壁ではないので、字に注意しましょう。

そして、このファイアウォールは通信の接続制限を可能としていても、許可されたネットワークからは制限なくアクセスが可能です。そのため、通信を監視し、異常な通信を検知した場合は管理者に通知する機能を必要とします。それがIDSとなります。異常な通信を検知した場合、管理者への通知だけではなく、その通信のブロックまで行う機能を持つものはIPSと言います。このIDSとIPSはいずれか一本が導入されていれば成立するものとなります。

そして最後に第3階層のWAFです。Webアプリケーションの脆弱性を狙った不正な攻撃から守ることに特化したファイアウォールです。第1階層でのファイアウォールとは異なり、アプリケーションレベルでデータを解析して攻撃をブロックします。クロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなどの攻撃があった時、アプリケーションを保護しデータの安全を確保します。

最後に、試験でもよく出題されるDMZについても見てみましょう。DMZ(デミゾーン、非武装地帯)は外部に向けた情報と企業内の重要情報を配置する環境の中間に設置されるネットワークです。ここでの外部に向けた情報とは、Webサーバーやメールサーバーなど、組織の外の人とやり取りをするために設置されるサーバーです。DMZ内にWebサーバーやメールサーバーなどを配置することで、外部とのネットワーク通信を安全に行うことができます。そして、外部とやり取り必要のない企業のネットワーク環境は、公開されたネットワークを入り口に攻撃の対象となるリスクがあります。そのため、外部の公開されたネットワークである危険なエリア付近に企業の内部情報は配置しないという構成をとるDMZにより、外部の攻撃から守るという設計思想がDMZとなります。

それでは、今回も最後までご視聴いただきありがとうございました。チャンネル登録、高評価での応援もよろしくお願いいたします。次回も実りある隙間時間を過ごしましょう。

[音楽]

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