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【銀行】みずほ純利益1兆1300億円最高益へ!メガバンク10賃上げ!モハPchの視点

【世界経済情報】モハPチャンネル9:37

Transcription

はい、モハピーチャンネルです。今回はメガバンクについてのお話。

水ずほフィナンシャルグループは今期過去最高を更新する見込みとなっています。これはみずほに限った話ではありませんが、メガバンクが10%の賃上げといった報道も出てきていまして、このところメガバンクが偉い景気がいいなとそんな風に感じるのは私だけではないでしょう。

で、こうした状況について私は素晴らしいと思ってはいなくて、どちらかと言うとちょっとモヤモヤしている。今回は経済についての分析とかではなくて、このメガバンクについてのモヤモヤについてちょっとお話ししてみたいと思います。

水ホフィナンシャルグループは2月2日第3市販期の決算を発表しまして、2025年4月から12月の連結準利益が1兆円を超え、1兆198億円。2026年3月期決算の準利益予想を1兆億円から1兆1300億円に情報修正しました。2期連続で最高になる見通しとなっています。

で、なんで好調になっているかって言うと、1つは日銀の利上げによる理財の改善。そしてもう1つ大きい要因は企業のM&Aの助言などを

行う投資銀行業務が好調となったことです。で、他のメガバンクも傾向として同じようなものになっていて増収増益になっています。

で、こうした好調な業績を受けてメガバンクは賃上げも行っています。水ホフィナンシャルグループは2025年3%のベースアップを含む8%の賃上げを実施しましたが、2026年度もこれと同水準の賃上げで労働組合と妥結する見込みだと報じられています。また三井住友三菱UFJは2026年度は10%の賃上げを行う方針だと報道されています。

企業が利益を出して賃上げをしていくこと自体は悪いことではありませんですが、経営が

行き詰まった時には大きな金融機関は潰れると社会に大きな影響が及ぶということで潰せない。潰せないから公的資金を使って救済をしてきた業界です。こうした業界が日銀の利上げなどによって巨学の利益を計上している。そして長らく日本経済全体は賃金上昇率が物価上昇率を下回る厳しい状況が続いてきましたが、銀行業界は工業績を背景にどんどん賃上げをするに至っています。

で、これについてモヤモヤがあるわけですが、それは決して銀行業界を潤っていて妬んでいるとかそういうことではありません。そもそも金融業界の役割っていうのは人間の体で言うと血液だというお話は以前にもしたことがあります。体の各パーツがそれぞれ持っている力を最大限発揮できるように血液はエネルギーを届けているわけです。それと同じようにお金を動かすことで経済活動を円滑に行えるようにしているのが金融機関の役割です。血液がないと体を動かすことはできませんが、血液が自ら何かをすると

いうことはできません。金融も同じで

あくまで経済活動を支える役割であって、事業会社の経済活動がなければ成り立たない存在です。

ですので、金融というのはあくまで裏方、この裏方のビジネスがやたらと表に出てきたり、派手なことをやるようになると金融が実態経済を振り回すような経済全体が不安定な状況を引き起こすことがあります。経済全体があんまり成長していないのに金融機関ばっかりやたらに儲かっているような状況っていうのは社会の構造としてはどうなのかといずれ問題になってくるはずでモヤモヤするのは私だけではないでしょう。

しかも水ずほ銀行は2020年代前半システムトラブルが相いついだ頃言うべきことを言わないで言われたことしかやらない姿勢だと金融庁から言われたりもしてきました。そんな会社が厳しい環境の中でずっと守られてきて環境が良くなってくる

と大きな利益を上げてさらに社員の給流は一般の社会よりも大きく上がっていく。これでは経営の良くない部分についていつ自分たちで見直すんでしょうか?そういう意味でモヤモヤするのは私だけではないでしょう。

とはいえ金融機関の工業績、そして賃金の上昇は日本だけに限った話ではありませんし、今に始まったことでもありません。海外でもこのところ金融機関の従業員の報酬はどんどん増えていまして、アメリカのゴールドマンサックス、JPモルガン、バンクオブアメリカ、欧州のBNPパリバーのボーナスの原子を10%程度引き上げるとこの2月に発表しています。イギリスなんかはリーマンショックの後に導入していた金融機関の従業員の報酬の上限に関する規制を緩和してまた高い報酬を出しています。ですのでこれは世界で起こっていることでもありまして世界で戦っている日本のメガバンクはある程度世界的な潮流に合わせているという面もあるでしょう。

で、もう1つメガバンクの工業績や賃上げを肯定する意見としてこれまでの異次元緩和で長らく厳しい環境が続いてきたんだから、今の利上げによる業績の改善は過去に取りこぼした分を取り戻してるだけ。そういう風な見方もあります。確かに定金利時代は銀行などの金融機関にとっては理財を稼ぐのが難しく厳しい環境であったのは間違いないでしょう。ですが、その反動というか、今あまりにも融合されています。

というのは今日銀が利上げを行ってきていますが、その中でいわゆる不利というものも引き上げられてきました。この不利って

いうのは超準備に対する利息のことです。超準備っていうのは金融機関が日銀に預け入れることを義務づけられた所用準備額を超えて当座予に預けている資金のことです。つまり不利っていうのは簡単に言ってしまうと銀行が日銀の搭載預金に預ける時の金利っていうことなんですが、これが0.75%まで引き上げられてきました。今この超準備って400兆円を超えています。つまり銀行業界はこの400兆円を何のリスクも取らずに日銀に預けているだけで年間3兆円もの利益が得られる環境になっているということです。

で、これについて別に銀行業界がそうしてくれって言ったわけでもないし、もしそれをやらなかったら短期金利を誘導できないよとかそうした事情があるのは承知しています。こうしたことになってしまったのは日銀が国際を購入してバランスシートを拡大する政策を長くやってきた結果でもありまして、今バランスシートの縮小に着手していますが、緩やかにしか減らしていくことはできませんので、今の時点ではどうしようもないと言えばどうしようもないですが、何もしなくて毎年3兆円もの利益が銀行に入ってくる。しかも日銀が利上げをするとその金額がもっと増えていくことになる。これどうなのかとモヤモヤするのは私だけではないでしょう。仮に日銀が1.5%まで利上げをしたら年間6兆円もの利益を銀行は何のリスクも取らないで得ることができるということになります。ちょっと異常な状況ではないでしょうか。

私も長らく金融業界で暮らしてきた立場として自分に言い聞かせる意味でも今の状況で金融業界は調子に乗るんじゃないよとそういった風に思っています。もうちょっとこうした事態に厳しい目が向けられてもいいのかなと思っています。

こうやって私は銀行とか金融業界のことを結構ボロクソに言っているんですが、意外と銀行関係者とか証券、その他幅広く金融業界の方もこのチャンネルを見てくださっているようです。今回もコメント欄に注目してみたいと思っています。

ということで今回はメガバンクの工業席と10%にも及ぶ賃上げについてお話ししました。

で、ここからご案内ですが、先週末ニコニコチャンネルで公開した動画はスウェーデンがユロの導入に向けて動き出したというお話。このところ、地性学的な問題などからドル離れがますます意識されていますが、そうした中でスウェーデンはなぜユロの導入に向けて動き出したのか、今のスウェーデンを取り巻く状況と思惑、そしてユーロやEUに与える影響などについても解説しました。

この他ニコニコチャンネルで公開中の動画を紹介していきますが、こちらは個人向け国際について、個人向け国際について皆さん悩まれるのは変動10年をどう考えればいいかという点ではないかと思っていまして、変動金利の債権についての考え方、どのような時に有利か不利かその辺りを解説しています。変動金利についての解説はあんまりないかと思いますので、よかったら見てみてください。

で、こちらはトルコがEU加盟に向けて動き出した件について。トルコはサウジアラビアやパキスタンと軍事的な結びつきを強めていますが、一方でEUへの加盟に向けても野心的な動きを見せています。これも欧米の関係性の変化によって起こっていることですが、トルコは非常に野心的に動いています。EUとしても今以上にトルコの重要性は高まってきています。

で、こちらは意外と知らない長期金利と債権市場についてそもそも長期金利って何なのっていうところから国際入札と市場参加者のポジション、利回りがそうした供給イベントでどういう風に変化する傾向があるかなど債権市場の意外と知られていないことを解説しています。

こちらはベーシス取引について。ベーシス取引って米国祭に絡む最低取引なんですが、これが1.5兆ドル。日本円で240兆円にも膨らんでいまして、市場が混乱する状況にならないか心配されています。このベーシス取引って非常に専門的なものなので解説しているものはほとんどないかと思います。米国祭の同行やヘッジファンドの取引に興味がある方は是非ご覧ください。

ニコニコチャンネルの動画はYouTubeよりももうちょっと専門的なことについても解説しています。もうちょっと世界経済や金融市場について学んでみたいと思う方は是非ご覧ください。概要欄にリンクを貼っておきます。

ということで今回はメガバンクの工業績と10%にも及ぶ大幅な賃上げについてお話ししました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。