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こんにちは。米国株投資やってみた実験室、出張の和気あんです。このチャンネルでは、ある程度の金額を証券会社のリアル口座に入金して、低リスクで老後の資金を作るための実験をしています。実験中からにはありのままの数字を定期的にお見せしますので、ぜひ参考にしてください。
今回は、老後資金捻出のための一つの方法を提案する、徹底解説カバードコールをお送りします。この動画では、米国の高配当ETFを100口購入する資金があれば誰でも実践できる手法を紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
今回の目次はこちらです。まずは、オプション取引で人気の手法であるカバードコールでできることをかなり具体的にお伝えします。次は、過去動画の復習も兼ねていますが、カバードコールの基本形を説明します。また、オプション取引で避けて通れないオプションプレミアムについて少し突っ込んで説明します。その次は、カバードコールを仕掛ける際の権利行使価格を決める上で重要な指標であるデルタ値を解説します。そして、その次から本題に入ります。カバードコールの発展形を解説し、さらにその発展形を高配当銘柄に適用する例を詳しく説明します。そして、さらなる発展系のDeep's Diagonal Spreadとその適用例をお伝えします。最後の目次では、カバードコールを仕掛ける際の注意点を少し述べたいと思います。
まずは最初の目次です。カバードコールでできることといえば、教科書的には過去動画の「オプション取引中級編」でお伝えした通り、手持ちの株を高く売却し、さらには保険料までもらうということになります。本動画では、より夢のある具体的なことを提示します。それが、高配当銘柄の実質的な配当利回りを高めること、すなわち、老後元本に触れず、配当をプラスプレミアムから生活資金を得ることです。
冒頭で述べた通り、この手法は米国の高配当ETFを100口購入する資金があれば誰でも実践できます。まだ現役の方であれば、配当やプレミアムを再投資することにより、高配当ETFの口数を積み上げて、将来の自分年金をさらに豊かにすることもできます。インデックス投資も良いですが、老後の取り崩し方が非常に難しいのが欠点です。運悪く暴落時に生活資金が必要になると、ETFや投資信託を安く売却しなければなりません。その点、本動画で紹介する手法は、元本に触れず、配当プラスプレミアムを長期的に生活資金の一部または全部にすることができます。老後以外にも、40代50代でのFIRE後の資金計画として参考になると思います。
次はカバードコールの基本形を復習します。過去動画の繰り返しになりますが、この戦略の目的は基本的にプレミアムをもらいつつ、持ち株を現在の価値よりも少し高く売却するというものです。100株保持している状態でコールを買う権利を売る、要するにコールの売り手になるというものです。別の言い方をすれば、売らなければならない義務を逆手にとって、株を高く売却し、さらには保険料まで頂こうという、少し欲張りな戦略です。
この「100株保持している状態」というのが重要です。実は株を持ってない状態でコールを売ってしまうと、理論的な最大損失が無限大です。カバードコールの「カバード」は「保護された」というニュアンスがあるのですが、100株保持することで損失が大きくなることから保護されていると理解すれば、イメージがつかめるかと思います。
それでは、カバードコールの概念を例を使って説明します。この図は、投資家Aさんが現在200ドルの手持ちのVTI 200株を、近いうちに210ドルで売却したい例です。このような場合に投資家Aさんがすべきことは決まっていて、例えば「VTI 権利行使価格210ドル 2023年7月期 コールを売る」というものです。オプションの構成要素は、銘柄名、権利行使価格、限月、プットまたはコール、の4つだけで、この4つを決めれば無数にあるオプションの中でどのオプションかを特定できます。権利行使価格は、オプションの買い手が権利を行使する価格です。この例では、オプションの買い手は満期までの期間、いつでもAさんからVTIを100株210ドルで買う権利があることになります。
それでは、VTI 権利行使価格210ドル 2023年7月のコールを売った投資家Aさんがどのような運命をたどるのか、プレミアムを手にした後、大きく分けて2通りの運命があるので、それぞれ説明します。
まず、VTIの価値が「高い点線」のように推移した場合、VTIが210ドルよりも高くなりますので、当然オプションの買い手は210ドルでこの投資家AさんからVTIを100株買います。投資家Aさんの目線では、手持ちのVTIを100株210ドルで売らなければならないことになります。「売らなければならない」というとネガティブな響きになりますが、プレミアムももらった上に、持ち株をちょっと高く売れたと考えるのが妥当かと思います。注意点として、赤い点線のように大きめの上昇をした場合は、赤い矢印で示した部分の利益が得られません。このような場合は、ある意味機会損失となりますが、プレミアムをもらった上に持ち株をちょっと高く売れたわけですから、割り切ることが大事です。
VTIの価値が「黒い点線」のように推移した場合は、オプションの買い手は210ドルよりも安い株を210ドルで買う意味がありませんので、210ドルで買う権利を放棄します。したがって、何も起こりません。投資家Aさんの目線では、プレミアムをもらっただけでその他何も起こらないわけですから、これも喜ばしい結果と言えます。この場合は、再度カバードコールを仕掛けるのが一般的です。
次はオプションプレミアムについて少し突っ込んだ説明をします。はじめに基本的なことですが、オプションプレミアムはオプションを売った時よりもオプションを買った時の方が高いです。それでは、売値と買値のどちらがオプションプレミアムか、少し難しいので、本動画では話を簡単にするために、売値(ビット)をオプションプレミアムとして議論します。
このスライドでは、VOOが約414.4ドルの時のVOO 2023年8月切りのコールの権利行使価格ごとのオプションプレミアムが赤い四角で囲ってあります。ざっと見ていきますと、権利行使価格は低いほどオプションプレミアムが高いことがわかります。オプション取引は難しい部分もあるのですが、ここは簡単に考えていただきますと、VOOを安く買う権利は、VOOを高く買う権利よりも高いのは当然かと思います。
VOOの現在の価値414.4ドルを境にして、VOO 2023年8月ぶりの各コールをあえて上手に色分けしますと、414.4ドルよりも権利行使価格が低いコールに対しては、現在はイン・ザ・マネー(ITM)、414.4ドルよりも権利行使価格が高いコールに対しては、現在はアウト・オブ・ザ・マネー(OTM)の状況にあると言います。ちなみに、現在の価値と権利行使価格が全く同じ場合はアット・ザ・マネー(ATM)です。
また、414.4ドルよりも権利行使価格は低いコールのオプションプレミアムは、414.4ドルと権利行使価格の差額よりも高いです。これも考えてみると当然のことですが、414.4ドルと権利行使価格の差額よりもコールのオプションプレミアムが安ければ、誰でもそのコールを買ってすぐに権利行使すれば簡単に儲かってしまいます。世の中そんなに甘くはありません。この現在の価値と権利行使価格の差額は、オプションプレミアムの実質的価値です。その差額はマイナスの場合は実質的な価値がゼロです。
それでは、オプションプレミアムが実質的価値よりも高いのはなぜでしょうか?実は、過去動画の「株の初心者が知らなきゃ損するオプション取引とは」と「オプション取引中級編」で、保険料は満期までの残存期間が長いほど高い、という説明をしており、ここにヒントがあります。オプション取引ではなく、例えば生命保険や火災保険などでも、保険期間が長いほど保険料が高いことは皆さん経験しておられるかと思います。実は、オプションプレミアムの実質的価値よりも高い部分こそが時間的価値であり、カバードコールの肝となります。まとめますと、オプションプレミアム=本質的価値+時間的価値であり、時間の経過とともに時間的価値が減衰していくことこそが、カバードコールで利益が出る理由と言っても過言ではありません。
次はデルタ値についてです。このデルタ値は、カバードコールを仕掛けるにおいて権利行使価格を選択する際の参考になりますので、ぜひご覧いただきたいと思います。まず、デルタ値が何であるかというと、現物の価値が1ドル変化した場合に、オプションプレミアムが何ドル変化するか、つまりオプションプレミアムが現資産の価格変動の影響をどの程度受けるかという指標です。デルタ値は必ず0.00から1.00の間です。例えば、デルタ値が0.5の場合は、現物の価値が1ドル変化した場合、オプションプレミアムが0.5ドル動きます。
このスライドでは、VOOの価値が約414.4ドルの時のVOO 2023年8月切りのコールの権利行使価格ごとのデルタ値が赤い四角で囲ってあります。少し注意深く観察すると、権利行使価格が低いほどデルタ値が大きくなっていることが分かります。このデルタ値がカバードコールにおいてどのような意味を持つのか、以下簡潔にまとめます。デルタ値が大きいほど、現物の価値が下落した時に大きく埋め合わせることができる反面、現物の価格上昇による利益を大きく取り損ねます。逆に、デルタ値が小さいほど、現物の価値が下落した時にさほど埋め合わせることができない反面、現物の価格上昇による利益をあまり取り損ねません。
それでは、カバードコールを仕掛ける場合に適切なデルタ値はどのくらいか、実のところこの質問に対する答えはありません。私の経験則と私が見てきた英語の解説動画ぐらいしか根拠はありませんが、概ね0.2くらいかと思います。もちろん、この0.2は目安であり、100人のカバードコーラーがいれば100通りのデルタ値の基準があっていいと思います。ただ、デルタ値はカバードコールをかける際の重要な指標になることは間違いありません。
次はカバードコールの発展形です。話の大前提として、カバードコールの基本形と発展形の違いを明らかにする必要があります。実は分かりやすい違いがあるのでお伝えします。基本形は一度カバードコールを仕掛けたら満期まで持つ。に対し、発展系は満期まで待たずにコールを買い戻して条件を変更して再度コールを売ります。では、なぜそのような取引をするのでしょうか?それは、持っている現物株やETFが高配当な優良銘柄なので、引き渡したくない、つまり権利行使されたくないからです。
条件を変更して再度コールを売るとは、具体的にどういうことか、このスライドにそれが書いてあります。読んでいきますと、1.満期を繰り延べて再度コールを売る(ローリングアウト)、2.権利行使価格を上げて再度コールを売る(ローリングアップ)、3.1と2を同時に行う(ローリングアップ&アウト)、4.権利行使価格を下げて再度コールを売る(ローリングダウン)。1から3は権利行使されないこと、4はオプションプレミアムを欲張ることが主な目的です。
次の目的でカバードコールの発展形の適用例をやっていきます。カバードコールの適用例です。この目次では、連続増配株式ETFであるVIGにカバードコール発展形をどのように適用するかをお伝えします。まずはVIGがどのような銘柄かを説明します。VIGはバンガード社が提供する投資商品の一つで、バンガード・ディビデンド・アプリシエーションETFという名称のETFです。また、米国株式市場に上場している連続的な増配を行っている企業約250社の株式を対象としています。VIGの配当利回りは約2%です。
冒頭で、高配当銘柄の実質的な配当利回りを高めることができると言いました。VIGの配当利回りの2%にどの程度上乗せできるかをちょっと推測しています。このスライドはVIG 2023年8月切りの満期約1ヶ月前のオプションチェーンです。現物の価値は約163ドルで、前の目次でしましたデルタ値が0.2付近のオプションプレミアムが赤い比較で囲ってあります。0.5ドルと0.3ドルを平均して0.4ドルなので、1ヶ月1株当たりの0.4ドルのプレミアムがもらえると推測できます。1年だとこれに12をかけて4.8ドル。4.8ドルを現物の163ドルで割ると、最大で約3%配当利回りの2%に上乗せできると推測できます。したがって、実質的な配当利回り5%が期待できます。
具体的な取引手順は、まずVIGを100株買う必要があります。そして、ツルアイドルにあるようなデルタ値0.2に最も近い権利行使価格168ドルで、VIG 2023年8月切りのコールを売ります。この時、すぐに売るとオプションプレミアムが0.3ドルですが、より有利な条件を求めてビットとアスクの中で、この場合は0.3ドルと0.5ドルの平均すなわち0.4ドルの上で指値注文を出す方法もあります。
さて、VIG 2023年8月切り権利行使価格168ドル コールを打ってから、コールの買い手に権利行使されないように、この後最大限の注意を払わなければなりません。具体的にどうするかを見ていきます。まず、満期の2週間前を過ぎたら、経験上権利行使されやすくなります。そこでコールを買い戻して、満期を繰り延べてデルタ値=0.2の権利行使価格のところで再度コールを売ります。より具体的には、VIG 2023年8月切り権利行使価格168ドルのコールを買い戻し、VIG 2023年9月切り権利行使価格168ドルのコールを売るといった感じになります。満期の2週間前というのはあくまで目安なので、相場観や戦略によって前後しても問題ありません。
次は現物の価値が上昇し、権利行使価格を超えた場合です。この状況は、オプションの買い手にいつ権利行使されてもおかしくありません。したがって、速やかなアクションが必要です。そこで、コールを買い戻して、デルタ値ニアリーコール0.2の権利行使価格のところで再度コールを売ります。より具体的には、VIG 2023年8月切り権利行使価格168ドルのコールを買い戻し、VIG 2023年8月切り権利行使価格173ドルのコールを売るといった感じになります。権利行使価格は上がっていることが大事です。
次は現物の価値が大きく下落し、コールオプションの価値が0に近くなった場合です。この場合は権利行使されない目的ではありません。このままコールの売りポジションを保持しても、これ以上の利益を期待できないため、コールを買い戻してデルタ値2割=0.2の権利行使価格のところで再度コールを売ります。具体的には、VIG 2023年8月切り権利行使価格168ドルのコールを買い戻し、VIG 2023年8月切り権利行使価格163ドルのコールを売るといった感じになります。権利行使価格は下がっていることが重要です。なお、この場合は現物の価値が下がって資産がある程度毀損しているため、それをもっと埋め合わせるためにプレミアムを欲張る目的があります。
さて、ここまでたくさんのことを説明してきましたので、カバードコール発展権を手順を短くまとめました。初めに、1.現物を100口使います。2.デルタ値2割=0.2の権利行使価格で満期が1ヶ月から2ヶ月先のコールを売ります。その後は、3.満期の2週間前を過ぎたらコールオプションを買い戻して、満期を繰り延べて再度コールを売ります。4.現物が権利行使価格を超えたらコールオプションを感動して、権利行使価格を上げて再度コールを売ります。5.現物が大きく下落したらコールオプションを買い戻して、権利行使価格を下げて再度コールを売ります。3と4または3と5は組み合わせて実施しても問題ありません。カバードコール発展系の説明は以上です。
さらなる発展形、Deep's Diagonal Spreadです。この戦略は難しそうな名前ですが、図を書くとわかりやすいです。戦略的には、満期までの期間が長く、権利行使価格が現物の価値よりも低いコールオプションを買って、それと同時に満期までの期間が短く、権利行使価格が現物の価値よりも高いコールオプションを売ります。買いポジションをロング、売りポジションをショートとして書くとこのようになり、2つのポジションを線で結ぶと斜めになります。
Deep's Diagonal Spreadを単語に区切って意味を調べると、Deep'sは満期までの期間が長いオプション、Diagonalは斜めの、Spreadは複数のオプション契約を同時に売買することです。ですので、Deep's Diagonal Spreadという名前は、実のところ戦略の性質そのものであることがわかります。
それでは、Deep's Diagonal Spreadの本質はどのようなものでしょうか?実はカバードコールと非常に似ています。現物を100株持つ代わりに、ずっと先で権利行使価格が現物よりも低いコールを持っておくだけで、その後は同じようなロジックとなります。満期からずっと先で権利行使価格は現物よりも低いコールを買って、疑似的に現物を100株持っている状態を作り出しているため、カバードコール同様安全です。
Deep's Diagonal Spreadをカバードコールと比較した場合のメリット・デメリットをここで考えてみたいと思います。メリットは、現物を現実に買うよりも、満期かずっと先で権利行使価格が現物よりも低いコールを買った方が安いため、資金を節約でき、資金効率が良いことです。デメリットは、まず現物の株やETFを持っているわけではないので配当がもらえません。また、権利行使価格は現物よりも低いコールのプレミアムには時間的価値が含まれており、時間的価値は時間とともに減衰していくため、その分少し損をすることになります。
次の目次では、Deep's Diagonal Spreadの適用例をやっていきます。Spreadの適用例です。この目次では、バンガードS&P500 ETFのVOOにDeep's Diagonal Spreadをどのように適用するかをお伝えします。まず、VOOはバンガードS&P500 ETFで、S&P500指数に連動することを目的としています。S&P500指数は米国株式市場の中 で最も重要な500銘柄を代表する指数です。また、VOOの配当利回りは約1.5%です。
具体的な取引手順は、まず満期までの期間が長く、権利行使価格が現物よりも低いVOOのコールを買う必要があります。この場合はVOO 2025年1月限り権利行使価格165ドルのコールを買うことになります。そして、スライドにあるようなデルタ値0.2最も近い権利行使価格430ドル 8月限りの満期の約1ヶ月前のオプションチェーンで、この時点の現物価格は約414.4ドルです。この時、すぐに売るとオプションプレミアムが1.00ドルです。ですので、より有利な条件を求めてビットとアスクの中で、この場合は1.00と1.15の間、仮に1.05ドルの売値で指値注文を出す方法もあります。
さて、VOO 2023年8月下限り権利行使価格430ドルのホールを売ってから、ホールの買い手に権利行使されないように、この後最大限の注意を払わなければなりません。具体的にどうするかを見ていきます。まず、満期の2週間前を過ぎたら、カバードコールのところでもお伝えしましたが、経験上権利行使されやすくなります。そこでホールを買い戻して、満期を繰り分けてデルタ値宮城=0.2の権利行使価格のところで再度コールを売ります。より具体的には、VOO 2023年3月切り権利行使価格430ドルのコールを買い戻し、VOO 2023年9月切り権利行使価格430度のホールを売るといった感じになります。満期の2週間前というのはあくまで目安で、相場観や戦略によって前後すると思います。
次は現物の価値が上昇し、権利行使価格を超えた場合です。この状況は、オプションの買い手にいつ権利行使されてもおかしくありません。したがって、速やかなアクションが必要です。そこで、コールを買い戻して、デルタ値2槍=0.2の権利行使価格のところで再度コールを売ります。より具体的には、VOO 2023年8月切り権利行使泊430ドルのコールを買い戻し、VOO 2023年8月切り権利行使価格445ドルのコールを売るといった感じになります。権利交配が上がっていることが大事です。
次は現物の価値が大きく下落し、コールオプションの価値がゼロに亡くなった場合です。この場合は権利行使されない目的とは違います。このままコールの売りポジションを保持しても、これ以上の利益を期待できないため、コールを買い戻してデルタ値ニアリー=0.2の権利行使価格のところで再度コールを見ます。より具体的には、VOO 2023年8月切り権利行使価格430度のコールを買い戻し、VOO 2023年8月に権利行使泊415ドルのコールを売るといった感じになります。権利行使価格が下がっていることが大事です。なお、この場合は論語の価値が下がって資産の価値がある程度毀損しているため、それをもっと埋め合わせるためにプレミアムを欲張る目的もあります。
さて、ここまでたくさんのことを説明してきましたので、Deep's Diagonal Spreadの手順を短くまとめました。初めに、1.満期までの期間が長く、権利行使価格が現物よりも低いコールを買います。2.デルタ値宮城=0.2の権利行使価格で、満期が1か月から1ヶ月先のコールを売ります。その後は、3.満期の2週間前を過ぎたらコールオプションを買い戻して、満期を繰り延べて再度コールを売ります。4.現物が権利行使価格を超えたらコールオプションを完了して、権利行使価格を上げて再度コールを売ります。5.現物が大きく下落したらコールオプションを買い戻して、権利行使価格を下げて再度工具を売ります。3と4または3と5は組み合わせても問題ありません。Deep's Diagonal Spreadの説明は以上です。
最後の目次は、カバードコールの注意点を4点お伝えします。まず、現物の価値が急落した時、現物のボラティリティ上昇でオプションの売りポジションも含み損を抱える場合がまれにあります。これはボラティリティが高いほどプレミアムが上がるために起こる現象で、現物とコールの売りがともにマイナスとなるため、また先現象と呼ばれます。この場合は慌てて決済せず、機械的に対応しましょう。
また、万が一権利行使されてしまったらどうすれば良いでしょうか?実のところ、現物が権利行使価格よりも安いアウト・オブ・ザ・マネーの状態でも、理論的には権利行使される可能性があります。それがルールだからです。このような場合は、落ち着いて現物を買い直して再度カバードコールを仕掛けましょう。
あと、あまり配当利回りの高い銘柄でも適用は避けた方が無難です。個人的には配当利回りが2ないし3%で、100以上の銘柄に分散されているETFが良いかと思います。
もう一つの注意点として、Deep's Diagonal Spreadは2023年8月現在、サクソバンク証券では不適用です。これはサクソバンク証券では空売りができず、万が一権利行使されてしまったら、実際に銘柄を100個使ってそれを売らなければならないからです。このことを想定してあらかじめ資金を準備しておく必要があり、これでは資金の節約にならず、資金効率が良いとは言えません。Deep's Diagonal Spreadを試されたい方は、IB証券(別名インタラクティブ・ブローカーズ証券)をおすすめします。
本動画の内容は以上です。最後に、本動画のまとめです。まずは、カバードコールで老後資金の捻出ができることをお伝えしました。また、過去動画でもお伝えしましたカバードコールの基本形を復習しました。そして、オプションデルタ値というカバードコールを仕掛ける上で知っておいた方が有利な内容を説明し、その上カバードコールの発展形とその適用例をお伝えしました。さらに、Deep's Diagonal Spreadというより発展した手法とその適用例を説明し、最後にカバードコールの注意点をいくつかありました。
いかがでしたでしょうか。本チャンネルでは、本動画を含めこれまで3つの動画で米国株オプション取引そのものについてお伝えしてきました。3つの動画は「オプション取引3番勝負」という再生リストにまとめてありますので、合わせてご覧いただきたいと思います。また、「週末投資家のためのカバードコール」という本は引き続きおすすめです。
次回は、実験用の口座の2023年7月24日から8月18日の運用成績をお伝えします。最後までご視聴いただきありがとうございました。
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