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こちらの映像は今年1月に[音楽]南三陸町で撮影されたものです。映っているのは生きた伊勢エビ。温かい海の生き物である伊勢エビが真冬の南三陸町の海[音楽]で冬をこす事実は驚きを持って受け止められました。その理由として考えられているのが温かい海流である黒潮の大蛇行。平常時に比べて半島寄りで大きく流れが蛇行した影響で、その流れの一部は一時岩手沖にまで達したと言われます。
[音楽] [音楽]
伊勢エビ1本0.8キロ、伊勢エビ1本0.8キロ、0.8キロ。セガ7500円。7500円でえ。その結果、南三陸町では今年伊勢エビの記録的な水揚げに湧きました。
漁業協同組合静川市によりますと、今年度水揚げされた伊勢エビは先月末時点で2800キロを超えました。前の年度に比べて14倍以上です。
「ま、あの8月からあのみ上げが増えまして、え、毎日あの100キロ前後ですかね、水揚げなってます。はい。」
町内の飲食店では伊勢エビ料理が提供されるように。その一例がこちら。伊勢エビを丸ごと使った天丼です。町の観光協会もホームページで町内飲食店の伊勢エビメニューを告知。南三陸[音楽]町はこの夏伊勢エビブームが起きました。
こうした状況を受けて南三陸町では9月、伊勢エビの生息調査を初めて実施しました。
「あの、3の2で3の2だね。か5匹ですね。100m5匹。5匹か。ライン沿いに5匹なんでま、そう。それなりに数はいる。今日見た一匹の伊勢エビもおそらく2年から3年ぐらい経ってるような伊勢エビだと思いますので、ここ2、3年の温かさによって加入してきたやつだと思うんですね。」
静川湾の異変はこれにとまりません。10月中旬に見つかったこの牧太平洋側では千葉が北とされるサザエが宮城で初めて見つかったのです。
「伊勢エビ室や。はいはいはいはい。なんか変なのと思っていつも粒は俺投げてたわけですた。ほんでみだけポコポコつ時だったからもしかしたらと思って。」
町によるサザエの生息調査は先月と今月の2回行われましたが。
「お疲れ様です。どうでした?ちょっとサザエは見つからなかったですね。やっぱり相当は薄いんだと思います。2人で1時間ぐらいあの、サザエが取れた場所探したんですけども、それでも見つからなかったので、ま、少ないかちょっと寒くなって隠れてるのかもしれないですね。はい。はい。」
伊勢エビやサザエだけではありません。今年2月に行われた潜水調査は、断水性生物の生息確認を主な目的として行われました。その結果、本来冬の静川湾にいるべきカニやウニといった冷水性の生物が確認された一方で、甲殻類に特化した今回初めて見つかったのがこの2種類で。
「これがえっとサラサエビの仲間で、焼いとサラサエビっていうはい仲間です。これもあったかいの生き物エビの仲間で、サラサエビとちょっと模様が違うんですよね。はあはいや。で、これも房総半島より南にしかいないようなやつです。あとこれも赤島もエビってエビで、これも今回私たち初めて見つけたものですね。これも房総半島以南って言われてるやつではいはい。分からないんですけど多分シガニじゃないかっていうえっとはい。ベニーシガニだと思います。だとしたらこれも初めて確認する。ま、これもここに房総半島から九州までって書いてあるんで、東北では変わった記録のないカニかもしれないです。もうそんなのばっかりですね。」
毎年南三陸の海に潜って調査を行ってきた安倍研究員。2023年は海水温が劇しく変化する年だったと指摘します。
「まあでもこっからぐっと北に曲がって蛇行して、2023年、2024年が異常な高水温だったので、ま、それが続くかと思ったんですけども、今年明けから春にかけては例年と同じぐらい水がしっかり下がって、通常の水としては通常の冬の南三陸の海に戻った年だったかなと思います。ただ夏場はやはり高めの水温になって、え、またこの水温続くのかなと思ったら秋からまた順調に水温が下がって、今はあの例年の南三陸の水温の環境に近づいていますね。」
今年は[音楽]2017年から7年以上続いた温かい海流である黒潮の大蛇行が収束しました。そう[音楽]した中、今後鍵を握るのは冷たい海流の親潮が来るかどうかだと安倍研究員は指摘します。
「親潮が来ると一気に水温が下がりますので、そうすると南から来た生き物ってのは冬を越せずにいなくなるのが通常ですので、親潮が来ればそういった例えば伊勢エビとかは少なくなる、冬を越しづらくなるのは明らかだと思います。ただ親潮が来れば栄養分ももう運んできてくれますので、プランクトンが湧いて、え、牡蠣やホヤやホタテの餌のも良くなりますし、え、もしかしたら鮭なんかも戻ってきてくれるかもしれないので、え、そういった親潮の海流の影響が今後春先どうなるかっていうのが鍵になると思います。」