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【山口周×田中渓】お金と肩書きは人生を豊かにしてくれる?田中渓が直面した“中年の危機”/40代からの人生戦略とは/30歳を過ぎたら「生産性」を見直せ【人生の経営戦略】

ダイヤモンド社 THE BOOKS34:00

Transcription

皆さんこんにちは。山口です。今日も人生の経営戦略会議と題しまして私の著書「人生の経営戦略」をもとにゲストの方とお話をしたいと思っております。それでは、今日のゲストを紹介しましょう。ゴールドマンサックスに17年勤務された後に独立し、現在は投資家、実業家、ラジオパーソナリティとして活動されている田中Kさんです。え、どうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

今回、あの、ちょっとあの、ダイヤさんから田中Kさんゲストがいいんじゃないかっていうことで、あの、ご推薦いただいたきっかけが田中さんがなんか僕のこの本のあるチャートを使って、えっと、どこかのイベントでお話をしてくださったっていうことで、ま、それがあの、こちらの、え、図になるんですけれども「人生というプロジェクトの原理」ということで、本の中では、ま、人生というプロジェクトっていう風に一致してるんですけど、僕は元々考えてたのはこれゲームだっていう風に考えてみましょうと。人生を改めてその構成要素で考えてみると3つぐらいあるなと思ってて、1つが勝利条件って何なのってまずそこですよね。大貧民だったら1番最初にカードがなくなった人は勝ち。将棋とかチェスだったら王様が取られたら負け。じゃ、人生って何なのっていうと、ま、僕なりにおいた究極の、え、不変性のあるゴールっていうのは、ま、ウェルビーイングの実現だよねと。ウェルビーイングを持続的に実現できた人が勝ち。ちょっと数学的な要素で言うと積分値が大事ですよと、微分じゃなくて。で、えっと、これが1つ目で、2つ目が使えるリソースって何なの?え、トランプだったら手持ちのカード、将棋だったらコマっていうことになるわけですけども、えっと、じゃあその人生ゲームの1番最初の初期段階の使えるコマっていうのは何かって、基本時間、資本しかありませんと。時間、資本を人的資本、え、社会資本、金融資本に変えていくで、それを最終的にウェルビーイングに、ま、繋げるっていうのがあの人生ゲームですよってことで、ま、これ2つ目の条件ですね。で、3つ目が、え、時間軸で例えば野球だったら9回の裏で点数の高い方が勝ち。はい。1回の裏じゃないですよね。これ1回の裏と9回の裏だと全然戦略が変わって、はい。多分1回しかないんだとするともう4番打者とか1番最初に持ってきた方がいいし、もうエースを最初から投げさせた方がいい。よくって、あの系統作とかいらないんですけど、ま、9回ある。サッカーだったら45分のゲームを2回繰り返すと。うん。え、なので時間軸を、ま、設定しないといけないんで、人生ゲームの場合は基本死ぬまでっていうことで言うと平均寿命も80年とか、ま、90年非常に長いゲームですよっていうことで。

改めて田中さん的にこうど、どの辺りにこの刺さったというか、元々は山口さんのご紹介される本からいろんな僕をこう取り入れてたんですけれども、その山口さんがこう書かれる本っていうのを「ついに出たか」っていう感じで僕はですね、これ をもう買わないではいられないっていうことで買って読み始めて。そしたらちょうど今年齢にして43歳になるんですけども、ま、この多分どの年齢の人が読んでもいいと思うんですよね。これからキャリア、社会に出てこうどうやってね、あの道シルべはない中で生きていくべきなのかっていう人が読んでもいいと思いますし、こうそれをちょっと重ねてきたんだけど次に何をすればいいのかわからないっていう人が読んでいいと思う。それで多分後でテーマにもなると思うんですけど、40ぐらいでこう中年の危機に差しかかっていって、ま、これまである程度積み重ねてきたんだけれども、まだ人生は半分ぐらいあるっていう中で、まあ、一定程度成し遂げちゃった人がどうするんだとか、その先ですよね。こう例えてらっしゃいましたけど、人生を夏だとするなら夏が過ぎてどうすんだっけ?みたいな話もあって、もうこの1冊を読むともうキャリアの、ま、作り方から、ま、どういう風にこうね、歩いていけばいいのかっていうのも分かりますし、ま、それがなんて言うんでしょう、技術的なことが書かれてるだけじゃなくて、で、本当にこうウェルビーイングってのがゴールだって1冊のテーマとしておっしゃってましたけど、ま、そこにたどり着くまでのもう何もかも詰まっていたので、ま、まずはこれをここう、ま、周りのこう知り合いとか後輩とかにこう配って歩いてたんですけど。ええ。でも、ま、自分なりにこう咀嚼をして、ま、同じようなことを自分の言葉で伝えてみたいなと思ったのがきっかけで、ま、僕の場合はその人生の経営戦略っていうこの、ま、山口さんの大きなタイトルをもうちょっとちっちゃくして、ま、自分の人生の舵取りをしましょうとか、主導権を、ま、持っていきましょうと。うん。結局その人が、ま、豊かだと感じる瞬間っていうのは何か名声とかお金とかね、ま、その、ま、一家性のものだったりこう消えてしまうような刹那的なものではなくって、こうコントロール感っていうのがあることによって、ま、満たされてくるものだから、ま、それをどうしていくんだっていう時に、もうその唯一ね、持っている人が平等に持っている戦略的変数っていうのが、ま、時間しかなくて、で、それをじゃあどういう風に、どのフェーズで振り分けていこうっていうのを、ま、おっしゃうたのにもうこれだと思ってそのままなんか本当自分なりにあの色々変えたりしようかと思ったんですけど結局ですね僕ができたことはこの今左から右にですね時間からウェルビーイングに行くところを、ま、このまんまさすがにコピーしたらまずいなと思ってパワーポイントで上から下に流れるように差し替える以上のですね気がしなくって、そんな形で引用させてもらったっていうそんな経緯です。

なるほど、ありがとうございます。ということでですね、今日は田中Kさんと語る40代からの人生戦略というテーマで、え、お話をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

17年GSにいたっていうと、うん。相当濃い、いろんな思い出があると思うんですけど、楽しいことも辛いこともそうですね。両方とも。はい。あの、うん。あれば聞かせていただけると思います。

当時なので働き方改革なるものがまだ全然ね、成功される前なので、まあ、今は全然違うんですけれども、基本的には朝会社に行って、月曜日の朝会社に行って、ま、金曜日のまで、ま、帰れたらいいなみたいな感じで、もう帰ることすらめんどくさいんで、会社に上質な寝袋を置いて、で、よ、良いか悪いか別なんですけど、会社の中にフィットネスセンターがあるので、そこでシャワーも入られてしまうので、もうなおさら帰る、ま、気力もなく。ま、郵便物とかもそこに届けられるように住民票そ映さなかったんですけど、もう暮らすようにしていた。まあ、7年くらいがあって、ま、そんな感じでやっていたんですけれども、ま、なんか、あの、当然ながら体的にきついとかってのはあるんですけど、ま、人のなんか4倍5倍の成長速度でなんとなくこういろんなものが血になって肉になってるなっていう感覚はあったので、そうですね。成長実ありますし、ま、その分労働としてもらえるようなものも、ま、ちゃんとそれなりに多いなっていう体感はあったので、ま、そこは20代の頃は良かったと思いますし、今じゃあ20代の人に同じように働いた方がいいですよとは1mmも思わないですし、推奨もしないですし、それはたまたま僕が体と心を壊さなかった生存者バイアスの中の話なので、ま、それは思わないんですけれども、やっぱり30過ぎぐらいのところで、これはいわゆるサステナブルではない、持続可能じゃないなってことに気がついて、ちょっとこう生き方とかあの働き方ってのは変えていかなきゃいけないなって思ったりはしたので、それは。

そこから10年いらっしゃったわけですよね。はい。で、これが、まあ、1つ思ったこととしては、こう生産性っていうものについてもうちょっとよく見直してみたんですよね。それでこれはいろんな掛け算だなと思って。ま、それ1つは当然ながらあの、投下した時間だなと思ったんですけど、ただ時間たくさん投下してもその、ま、生産性が良くなければダメで、で、生産性をさらにもうちょっといくつか分解してみると、ま、まず健康であること、やっぱり病気の時にすごく前向きなこと考えられないなと思いましたし、疲れている時にそういう、ま、ポジティブなことも考えられない。ま、体とそれから心理的状態、心理的リソースが消費してるとダメだなって思ったことと、ま、あと脳のリソースですよね。はい。ま、このなんか3つがちゃんと整ってないとダメだなっていう風に思って、なんとなくみんな不文律としてこう思っていたのはかけた時間が長ければ長いほどやっぱり一生懸命働いてるやつだって思われてました。そういう呪いがあったんですけど、これはもう働く時間を削ってちゃんと寝て残りの3つをあの最大化させてその掛け算にした方がいいやっていうのをちゃんとまず自分の中で整理をしてで、ま、ちゃんとマネージャーとかに理解してもらわないといけないので、もちゃんと寝ますと朝は誰よりも早く来ますしちゃんと仕事するんでっていうま、色々こう約束を取り付けて結構働き方を変えていって、ま、そういう時に、ま、これじゃないですけど、ま、自分のこう人生の優先順位だととかこう何にどう時間を投下してったらいいのかなってことをぼんやりとこう見つめ直して、あの、ま、1週間かける24時間の棚をしてこう組み換えていったっていうのがあったりしたので、ま、その辺りを結構30ちょっとぐらいではい見直しました。

大学でその道行こうと思った時に向いてるそうだなと思ったんですか?

いや、全然わからなくって、もう最初新卒で入る時もこれ、ま、それがやりたくて入ったというよりは、ま、20年ちょっと前なんですけど、ちょっとなんかちっちゃなスタートアップみたいな学生企業でやってて、まだ株式市場、資本金の時代だったんですけど、それがこう、ま、アイデアとしては結構うまくいって。そのお金と肩書きがさすぎて資材の段も当時なかったのでもうはい。VCもいなければエンジェルもいなかったのでしょうがないんで1番手っ取り早くお金が稼げて肩書きが作れるところはどこなんだっけっていう理由だけで。

あ、じゃあ非常にプラグマティックにまずは1回一種のステップとして。

そうです。選んだわけですね。はい。もう消去法っていうかも手段としてちょっと入ってすぐやめようぐらいの感じでやったので全くその理系の道とは関係なかったんですけど。ま、入ってみてよかったというか、行かせたのは、ま、いわゆる技術者、理系、科学者、エンジニア、え、サイエンティストの、ま、思考ってもう何もかもが仮説思考なので、ま、こういう原理に違いないとか、ま、こんな風に現象はなってるだろうって勝手に決めつけていって、で、その仮説の、ま、筋の良さを見て実験していって違ったら、ま、ここに変数があるから1個ずつ変えていってどうだっていうのを、ま、やってく作業なので、それはすごく金というかなんか金融を文系就職するっていうのか正しいのかよくわからないんですけど、まあまあそういうのであればそれはすごくあのエンジニアの思考ってのは役立ったかなと思いますけど。

あ、なるほどね。最初からね、やっぱり行ってたまたま向いてる仕事について、ま、駆け上がって、えっていうのが、ある意味ではちょっと、ま、ラックといえばラックがあったってことですよ。

そうですね。全然戦略的に狙って上がっていこうだとか登っていこうっていうつもりではなくって、ぬるっとつるっと最後までやっちゃったところはあるので。でもね、あのこれね、方によってはある種のオプティマイゼーションが起こってる可能性があってっていうのは、つまり何言ってるかって言うと、こねくり回そうとする人いるわけですよ。あの、キャリアを。で、例えば自分はこういうの向いてると思うとか、え、自分の得意はこれとかっていうことで、あの、ま、決めるであそこは会社良さそうとか、あれはなんか合で持てそうとかで、その、ま、自分が得意でかつ合で持てそうなところを、ま、選ぶわけですけど、あの、ダニングクルーガー効果っていうのがありますよね。あの、人の自己評価の能力っていうのは大幅に上側にスキュするというのがダニングクルーガー効果ですから、あの、自分が何が得意かってことを考えてそれを前提にその立脚してあのストラテジー考えるとまず大概間違えるっていうことですよね。で、僕あのさんのね、さっきの話聞いて、これはなるほど、これは1つの戦略だなと思ったのが、あんまり自分の得意なこととかって考えずに報酬の高そうなところてのずに横にずらっと並べてみて全部受けてみると。うん。はい。で、そうするとやっぱ人事はプロなんで向こう側はあのこの子はこの仕事をやるのにあたって適正がありそうだっていう風にして選ぶわけですよね。はい。で、そうするとマーケットの選ぶ力っていうものを自分の自己評価の力よりもあの信じる。つまり自分がどの場所にいたら1番いいかっていうポジショニングは自分で考えるんじゃなくて、うん。マーケットサイドに考えさせるっていうこと、ま、やられたわけですけど、これはこれで1つの戦略だなと思って面白いなと思って聞いてましたね。

そう。そうですね。で、結局場所で、もう一度こうスタートアップにチャレンジしようかなとか、ま、もちろんやっぱり30歳に差しかかると、ま、今度は30歳の天気みたいな、35歳の壁みたいなことをいっぱい考えてあったんですけど、結局がやってる部署って、ま、未常会社とかそのスタートアップに対する投資なんかをやっているところだったので、ここでこうちょっと行き詰まっちゃったスタートアップに投資をして自分が役員として入っていって立て直しをしたりしてるうち経験ができるようになってこれでちょっと気が済んじゃったところもあって、結局だから置かれたところで自分のやりたかったこととかをまたしていくっていう選択肢もあるんだなっていうのがあって、ま、色々今もうカジュアルに転職できる時代になってますし、もちろん何か理不尽なことがあってどうしてもその環境は変えられない時に環境を変えることで人生を変えるっていうのは、ま、もうみんなが持っていただいフリーオプションだと思うのでそれはいいと思うんですけどたまたま僕の場合 は、ま、適正があったとはそんな思わないんですけど、ま、そのさっきおっしゃったようにマーケットから選んでいってそれをやっていった中で実はその中で自分がやりたかったことっていうのは結構作っていけるんだなっていうのもあったので、ま、それは長くキャリアをこう続けている人ってみんなどこかで隣の芝が多くなってみんななんか自分の城を持ってスタートアップ行っただとかなしでた人たちがいるんでモヤモヤするんですけど、ま、こういう中いながらやってくっていうのもありなんだなっていうのはやめるまではそう自分に聞かせてこう続けていたところはありましたね。うん。

GS17年ってかなり長くた部類だと思うんですけど、もうやめようと思ったことってのはなかったんですか?

えっと、体力的にちょっとこれはしんどいなっていうのは、ま、ず、ま、てかほぼ毎日あるんですけど、もうやらだな、もうやたいなってのは普通ね、月曜日に朝会社行く時に金曜日までに帰1回帰れるかなっていうのってちょと普通の人からすると5段階ぐらいちょっとうん。ワークライフバランスがね、そんな職場が世の中にあったんだみたいな感じが多分見てる人からするとあると思うんですけど、逆に言うと新卒からそうだったんで、あのアンカーポイントがないっていうかね、比較ができないですよね。僕もだから電通行った時って会社って普通11時前に帰るもんじゃないっていうかね。だからたまに9時とか10時ぐらいにこう帰るようにないなみたいな。そう。あの感じがでも一方で世の中でね、ちゃんと6時で定時で終わるっていう時にたまにこう残業やってくれとかやれてええみたいな会社からするとやっぱもう来た瞬間にショック死しちゃうみたいなうんところありますけど、ま、新卒でいきなりそうだったんで、ま、ここもんか社会人ですね。あの全然良くないんですけど、はい。ので今の時代は違うよってことは何度もしたいんですけど、はい。そういう時代に入ってしまったところはちょっとあったりします。ただその僕あの、ま、僕のその人生の経戦略では、え、だから田中さんそういう意味で言うとちょっとこう特殊事例なんですけど、人が何が得意でしかもそれこれ結構面白いぞと思って夢中になってやれるものって基本そんなに最初から分かるわけじゃないので、はい。一定程度社会に出てあの経験積んでみないと見えてこない。僕は自分でその会社に入ってみて、あのコンセプチュアルなことを作ったり、あのそういうま知的なね作業操作ってのは結構得意だけれども、あのオペレーショナルなあの計算とかあの精密にそのプロセスをちゃんとあの管理するみたいなのは相当苦手だぞっていうのはま、分かって徐々にこのシフトしてったんですけども。で20代っていうのはあの機会費用が小さいのえ、このコストちっちゃいだから、あの、その探して見つけるっていうことは10代から20代の時期にやる。それで見つかってここだというのが分かったら、あの、ワークライフバランスっていう言葉は一旦脇において思いっきりその突っ込んだ方がいいと。あの、やっぱ先ほど経験とかが成長曲線がね、ずっと寝ないで血肉になってたって話がありましたけれども、非常にワークライフバランス悪い。方をして、ま、僕もそうだったんですけど、うん。これもその過剰にそのライフが大事っていう方向に触れちゃうと、さっきの図で言うとその人的資本とか社会資本が、うん。やっぱりその立ち上がるカーブがなかなかこうね、あの急にならないっていう側面もあるんじゃないかなと思うんですけど、なかなかこれ微妙な議論をやってますけど、どう思われますその辺りって?

そうですね。ですからこう今の20代の子たち、30代の子たちとかが、ま、まずやりたいことが見つからない商工軍とか実はそんなにお金がいらないんだとか別に偉くなりたいわけではなくてどうしたらいいんだって結構、ま、迷ってる子たちも多いんだと思うんですけど、ま、まずはそのなんかやりたいことが見つからない病に関してはとにかく僕の場合はいつも言ってるのはもうしょうがないからそんなもの持ってる人の方があまりにも珍しいのでやってみましょうと。そしたら好きだったり得意だったり褒められたり感謝されたり必要とされたりする中で勝手に後でやりたかったことなんだって後付けの理由になってくるんだからまずはいろんなことをとりあえず時間使ってみようよと。ただ順番はまさにこれで、そのいきなりなんかネットワーキングだとかって始めてわーっとみんなに繋がってそのなんかなりたいものがあるわけじゃないんだみたいな人たちで集まっていってもなんだかピーターパンたちのなんか集まりになっちゃうのでネバーランドで。そうなんですね。ネバーランドで。いつも見てる人になっちゃうて、それはま、意味がないし、薄い関係性だし、何かをやろうってなってもそこで多分何も起こらないので、ま、やっぱり人的資本の方に振り切っていった方がよくて、僕はたまたまその本当にほぼ99%その自分のスキル、経験、知識を、ま、磨くためにたまたま使ったらそれが後から、ま、そうやってじゃあゴールドマンで働いて財が分かったり、経営が分かったりするならこういう人を紹介する、ああいう仕事はどうだっていう風に入ってくるって順番で来て、で、それができて、ま、この図に乗っかっていくとそこがやっぱり、ま、仕事になったり、こうお金を生み出すような関係値だったり、プロジェクトが立ち上がったりするので、ちょっと僕の場合はたまたまやってる仕事が本業でもプライベートでもちょっと金融の色があったので、ま、人的資本の次にちょっと金融をやりながら社会資本を今頑張ってこう作ってるっていう少し順番違うんですけど、ま、これはでも王道はやっぱりこの順番だなっていう風には思うので、それをここう、再現性あるような言い方をするのであれば若い人たちはとにかくこの人的資本にやっぱり時間使ってで領域についてはま、よくわかんないからあの置かれたところでしっかりやってみたらどうでしょうかで違ったらもう向いてないんだとか嫌いだとかやりたくないんだったら違うことやればいいっていう感じかなとは思います。

そうですね。仕事の面白さってわかんないですよね。あらかじめは僕もよくあの新卒の学生の面接やりましたけどコンサルティングの面白さってやっぱり実際にやってみないとわかんなくてうん。え、それ頭デッかちにどれはあの面白そうだこれはなんかちょっとあんまりっていうに寄り好みしてると、なんか結局オプションバリオちっちゃくしちゃう可能性がありますよね。で、僕はそのもし仮にね、えっと、その若い子に何かアドバイスするんだとすると、あの、自分が今好きなものって色々なものがあるって、例えば音楽だとかスポーツであるスポーツだったり、あるいはその何らかの趣味だったりとかあると思うんですけど、それって好きになるだろうっていうことをあらかじめ分かっててやり始めたものって多分ないはずなんですよ。なんかのきっかけでたまたまやってみたりとか、なんかのきっかけでたまたま人から教えてもらったりとかってなった時に、あ、これ自分面白いと思ってるかも、好きかもっていうことで少しずつやっぱりその深まっていくものなんで、何かその興味がないとか自分はそっちじゃないとかっていうことで、あのどんどんどんどんその何か機会を遠ざけてしまうことで本来自分が出会って早い段階で出会ってればその大きく人生が変わったかもしれないことをざけちゃうなってるっていう可能性は、ま、ありますよね。うん。多分だからご著書には書かれてましたけど、学習っていうのは意識を変えることでなんか行動が変わるんじゃなくて逆で行動が変わるから、ま、意識が変わっていってそれが学習となって自分のこうやりたかったことなしたかった音になっていくって順番だって書かれていたのやっぱりそうだなって思うんですよね。まずアクションしないとよくわからないよねっていうことなのかな。

そうね。行動するっていうプロセスの中で色々なものが立ち上がってくるっていうのは、ま、基本ですよね。はい。

17年勤めて、はい。うん。やめられたのは何かこの20でもなく25でもなく17っていうのは何かあったんですか?

一応本音と建前みたいのがあって、建前的にはこう会社がですね、昔は未上会社でパートナーシップでやっていていろんなことが自分たちの中だけで意思決定ができてそれが上場してから大体その経済危機みたいのを何回か乗り越えていくと会社ってどうなるかっていうと意思決定をするのにレイヤーの数を増やそうとやっぱり人の目を入れて、で、それをするとどうなるかって言うと、ま、スピードが遅くなっていくっていう、それをずっとまの当たりにしてきてるんですよね。こう2007年は結構イケで何でもかんでもこう日本の中だけで意思決定もできていたし権限上もすごいあったので。

あ、GSでもやっぱそういうことは起こったんですね。

そうですね。でもじゃあ、えっと、金融危機を経減、それから震災を経て、コロナを経て、いろんなことでコンプライアンスが厳しくなり、意思決定ができなくなりっていうのは、このちょっと昔自分が新卒で入った時に上の方の人たちがやってきたようなダイナミックな仕事をスピーディーにやりたいなっていう思いで入ったのに自分がその年齢になったらなんか随分決め事に時間かかるし、ちょっとやっぱり日本企業化してるところあるよなっていうのがあり、それと同時に、ま、たまですけど、日本のこう、ま、経済の環境が、ま、日本にとっていいかちょっとあれですけど、ま、円安になり海外からお金がバーっと入ってきて、で、ま、海外の投資家から見ると日本って安いし、お金はほぼただで借りられるし、まあ、相対的に性学的にはまあまああれだし、集感がちゃんとしててインフラが整っててご飯が美味しいってなると、ま、ここは結構いいよねってことでお金が入ってきたのでこれをちょっと捕まえて、ま、自分でミニゴールドマンみたいな仕事ができたらいいなっていうのが重なってこれを逃すと次の景気のサイクル考えてたらやっぱり60歳ぐらいになんないと回ってこないなと思ったんで、ま、今やめた方がいいっていうコンテキストですね。

そうですね。ていう建前があり。で、本音はもうまさにそれがこの人生の経営戦略じゃないんですけど、もうずっとやっぱりラットレースだったので、ま、お金は右肩上がりどんどん上がっていく、ま、ちょっと危機があると下がったりするんですけど、ま、それでもやっぱり頑張って上がっていって、で、肩書きがつくようになっていって、でもこれ終わり、終わりがないなと。うん。上は、ま、もしかしたらゴールドマンの日本社長とか海外の社長とかあるのかもしれないですけど、ま、どう考えても、ま、難しいし、ま、仮にそこまで行ったとて今度は、ま、資本市場の株主たちからじめられたりして、これは終わらないな。そしてこの、ま、お金と肩書きとかっていうものが、ま、どれだけこう人生を豊かにしてくれるのかよくわからなくなってきたっていう中年の危機にいわゆるそこにやっぱり打ち当たってしまって、それで本質的なこの、ま、幸せってなんだっけ、ウェルビーイングって何だっけっていうこう迷路にはまっていって、それを、ま、自分なりにこう整理していった時に、まあまあこのレースから降りても大丈夫だとで自分の人生の舵取りをしていくのがいいし、で、その中で今までたコミュニティってのは本当に金融の人ばっかりだったんで、ま、隣の人と自分がいくら稼いでるかの違いを見ているし、社会的にどういう風に流売れているかもすごく見ているし、このコミュニティが早く脱出するっていうことと、ま、それからもう経済的にはそれなりの、ま、自安定はできているので、ま、これが整理をするとこう自己有能感、工程感みたいなものであり、社会の繋がりでありで経済的安定っていうのがこれがまたこの本にすごく綺麗に整理されていて自分でなんかできるっていう、ま、その有力感みたいのがあるし、それが人のために使えるかもしれないで社会からもま、とされていて、経済的に安定している。これがすなわちこの能力ともう追いになってものだっていうのに、ま、なんとなくぼんやり気がついてあこれで良かったんだなってやめてみたらここに答え合わせがあってあかったよかてなってる。

面白いなと思ってんのがマーケティングでいうキャズムもちょうど超えたタイミングだと思うんですね、日本は。その直接金融ってもですから、今大体人口的に見てみると何らかの形で投資え、銀行にあの預金してるんじゃなくて投資をしてるっていう人がま、2000万人から2000 数百万人ってことで言うと人口的に言うとちょうど20%ぐらいになんでキャズムって大体16%前後ってね言われてますから結構その日本における投資ってま次のステージに入ったと。でもリテラシーは低いし、あの世の中にまんな不安をね抱えてる人もこれ先どんどん増えてきて、一気にこのこれがさ、あのアーリーマジョリティのね1つたちまで増えていくと投資のプロに対するアクセスっていうものが世の中的にどういう風にあの構築されるんですかっていうのがあって、ま、ねきなりその素人の投資家がGSからアドバイスをもらうってわけにやっぱ行かないので、ま、田中さんみたいな人がどんどん出てきてっていう、ま、時代の要請としては多分ある。これ時代のコンテキストで、でさん自身ははい。まあ相当程度やったし、そ先ほどの図で言うと、ま、金融資本はもうえ、いいと人的支援もそれなりにあるとで唯一ちょっとそのアンバランスなのが社会関係資本でこれはま、金融村だけ、GS村だけで出来上がってるんではい。え、で、それ増やすためにはやっぱある程度のやっぱ時間もかかるっていうことで言うと、今このタイミングで、ま、ここを抜けてこの世の中のこの動きと自分の持ってる能力っていうのを合わせてみると、あの、今のタイミングでやめんのがいいんじゃないかなっていうすにご判断されたと。

そうですね。美しすぎるですけれどもね。これはでも通常のね、一般の事業会社で40過ぎまで行ってっていうことで、あの、言うと結構そのキャリアの別れ目っていうか、ま、僕人事のね、コンサル、人事領域のコンサルもかなりやったんですけれども、常ですね、えっと、アメリカの会社なんかだと、えっと、これは日本よりかなり早くて20代の後半ぐらいでこの子役員になる。この子はもうならないってタグつけちゃうんですよね。本人には。ま、言わないです。うん。で、えっと、そのタグつけた人を念々そのどんどんタグを落としていくで、パイプラインを管理していって、で、このタグのついた人っていうのは、あの、成長速度を寝かしちゃいけないので、あの、同じ仕事やり続けてるとか、あの、チャレンジしない状況に置かせないんですよね。とにかく色々な重席やらせたり、子会社の立て直しやらせたりとかっていうことで、で、それで期待にあの、かわなかった人のタグが落ちるっていう、ま、そういう形な。ななんですけど、日本の場合だと照者が多分1番早くて30代の前半ぐらいでタグがついてるんですね。で、銀行なんかも結構早いですけどなので40代ってみんなその、あ、俺このまま行くと結構役員にはなるなとかね。下手すると社長になるかもしんねえぞっていう人と俺ぶっちゃけここまでだなっていうのがだんだん見えてくると思うんですよ。僕はあの戦略コンサルやめたのちょうど40の時で、はい。あの、田さん多分かると思うんですけど、コンサル業界ってやっぱヒエラルキーがあって、え、頂上に、ま、マッキ勢、BCG、え、ベインとかの戦略系が、ま、ちょっとそこから下にそのアクセンチュアとかPWCとかデロイトとかっていう会計がいて、で、あとは、ま、割と領域のその、えっと、うん。特化したね。はい。ブティック系とか、あって、で、ま、僕はその、えっと、戦略コンサルやめて組織の開催に映ったの41の時なんですけど、はい。BCGやめて、ま、BCGに仲の良かった同僚が先に行ってたんですね。で、えっと、手伝ってくんないということで言われてたんですけど、なんかその都落ち感みたいなものが自分で認められなずになんかあの、うん。決断できないでたんです。はい。なんとなくその隠の会社に行くような感じがあって、僕にとってね、結構良かったのは、えっと、あれいくつぐらいだったかな?あの降格させられたんですよ、1回。30代の後半の時期に。で、え、結構1回ひどいプロジェクトがあって、もうはちゃめちゃになったんですね。で、えっと、色々な、ま、示しもあるので、え、まさん1段降りてくださいって言うんで、降りたらなんかすげえ気が楽になっちゃって、1回降りて俺、あの、なんかね、そのプライドの鎧みたいなものが、はい。全部なんか脱ぎ捨ててなんかスポンになったみたいな感じなんですよ。なんかそれまで鎧いつけてもう本当会社の中歩いてたのがなんかもうなんか捨ててこう1枚でなんかあの歩いてるみたいな感じで。うん。うん。なってそっからまたギゅっとこう上がってていうことがあったんですね。覇山に移ったのも45の時で、ですから自分としては戦略系をやめて、あのもう自分にはやっぱ人とかね、あの社会とか、あのそういった領域の研究が小で、え、人事とか組織のコンサルのは多分フィットはあるだろうなっていう整理はしてたんですけど、はい。なんとなく会社の名前が誰もが知ってるような会社から、ま、誰も知らない会社に映るっていうのがなんとなく嫌だったんですけど、1回攻して割とそのプライドのがボロボロボロっと落ちたんでそこに抵抗感がなくなったっていうのが40前後のことですね。

あ、なるほど。中年の危機って元々人生の危機を見ないふりしてきた人がいよいよ見ざるを得ない。あなた役になれると思ってます。なれるわけないでしょ。はい。え、いうことですよね。1つの道をずっと駆け上がった時にほぼ頂上はどこなのかっては見えちゃうのがあるっていうのと、それとは反例して自分のね体力記憶力だったりっていうのが今度低下してくっていう肉体的衰いがやってきちゃうんでそれがなんか重なるとすごいなんか嫌な気持ちになってくんじゃないかな。うん。過去が未来を決めるっていうね、いう人が多いわけですけど、逆に言うとこれから先送る未来で過去の意味合いが変わるわけですよね。中年の危機は中年の後期クライシスはオポチュニティでもあるとは。