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世界恐慌が来ても損しない投資とは?

ナスビのマネー講座16:33

Transcription

はい、皆さんこんにちは。なびです。

今回の動画は世界恐慌が来ても投資を継続すればプラスになるということについてやっていきたいと思います。世界恐慌は株価が85%も下落してさらに25年間停滞するなど歴史上最悪な相場でした。投資を20年継続するとプラスになるとよく言われているけど、世界恐慌の時も当てはまるのか検証していきたいと思います。

ナスビのプロフィールです。投資歴は18年で現在の総資産は3億円ほどになり、年願だった本も出版しました。また、投資仲間が集まるコミュニティもやっています。みんなで投資について意見交換したりしています。不動産投資、株式投資の動画を月刊56本くらいアップしておりますので、本気で自己投資もできます。オフ会も定期的に開催していますので、是非ご参加をお待ちしております。このコミュニティの申し込みは概要欄にリンクを貼っておきます。

B投資を20年継続すると必ずプラスになっていたっていうけど、ウォール街のランダムウォーカーで有名なこの図って1950年以降の話だよね。確かに1950年以降だと20年継続すれば必ずプラスになったけどさ、1930年からは最大85%安になっていたし、その高値を越えるのに25年もかかったから、ここでプラスのリターンを出すのは難しいんじゃない?

うん、そうでもないよ。大きく下がるっていうことは安く買えるってことだからね。積み立て投資なら今後の積み立てで株を安く買えるし、資産形成が終了している方も残してる現金で株を安く買えるからね。だから株価が右肩上がりだろうが急落仕様が停滞がプラスに持っていける。さすがに20年間ずっと下げる相場だと難しいけど、そんなことはないからね。

うん。あんな大きな下落をしたのにプラスに持っていけるとは。どんな理屈でどんな風に投資をしたらいいの?

じゃあ解説していくね。

資産形成編。資産形成期であればどんな相場が来ても大丈夫です。なぜなら、仮に株式に全力投資をしていても株価が落として資産を食らったとしても、今後入ってくる給料からの貯金で株を買うからです。株価が高い時に買ってしまった分も含めたとしても、平均購入単価を大きく下げることができます。すると最高値を超えなくてもプラスに持っていくことが可能です。もちろん、全ての年でプラスに持って行くことは無理で、一時的にはマイナスは覚悟しなければなりません。でも、一時的にマイナスになったとしても、この期間に使うわけではなく、最終的にプラスになっていればいいはずです。また、自分の資産がマイナスになっているということは、今後それだけ株を安く買えるっていうことです。から理論上は資産形成期はマイナスになった方が将来の資産が大きくなりやすいんです。

では、実際に世界恐慌があった1930年前後で積み立て投資したらどうなったかを検証していきたいと思います。まずこちらが世界恐慌のS&P500のチャートですが、1929年9月まで7年間で株価は3.6倍ですが、そこから2年半かけて株価は85%安になりました。つまり資産は15%しか残らないってことです。そう考えると恐ろしい暴落だったんです。そして1932年以降は停滞とはいえ小幅な上昇相場だったので、1932年以降に積み立て投資をしていればプラスになるのは容易に想像がつきます。ですから、1932年より前で積み立てをしたらどうなるかを見ていきます。

まずは1930年から積み立てを開始した場合です。最初の2年の大暴落で資産を減らしてしまいますが、20年後は大きくプラスになり、投資元本に対して1.4倍にまでなりました。20年後というのはこの辺りですから、積み立て開始時の株価を超えていなくても大きく資産を増やせました。

では今度は5年前の1925年から積み立てを開始したらどうでしょうか。最初の4年間は大きな株高で資産も元本に対して1.47倍にまで膨れ上がりましたが、2度の暴落で資産がマイナス圏まで減ってしまいました。ですが、最終的に20年後の資産は1.1倍プラスに持っていくことができました。20年後というのはこの辺りですから、停滞でもプラスに持っていくことができました。

では1920年から積み立てをするとどうなるかと言うと、これも右肩上がりとは言えませんが、最終的には1.2倍プラスに持っていくことができました。ちなみに20年後はここです。株価はパッとしませんがプラスに持っていきます。

今回は世界恐慌という歴史上最も最悪な相場でも積み立て投資を継続することで少しプラスに持っていけましたが、それ以降は基本的には右肩上がりの相場が多かったので、通常の相場ではもっとプラスになるということです。今回は世界恐慌という最悪な相場でも20年投資を継続すればマイナスになることがない。つまり最低でも元本以上になるので安心だよね。モチベーションが上がるよね。ということで今回動画にしました。

では、積み立ても終盤で最後に暴落が来たらどうなるでしょうか検証していきたいと思い ます。こちらは1915年から積み立て投資を開始した場合です。さすがに資産形成後期に大暴落が来ると、17年後、18年後とはいえマイナスに沈みます。20年後の資産も投資元本とほぼ同じです。これでは何のために投資してきたか分かりません。ですが、ここで投資元本と同じになったとしても、ここから少しずつ取り崩していけば株価は少しずつ右肩上がりなので、生涯でプラスに持っていくことはできます。積み立て期ではプラスに持っていけなかったけど、取り崩しは100あるうちの4を取り崩して96は運用されている。そしてそれが101になり、また4を取り崩して97は運用されているを繰り返していけば、使うフェーズでも資産を微増させることが できます。ですが、大体FIREする時や使うフェーズに入ろうと思う時は、こういう株安の時ではなく、こういった株高の時だと思います。その直後に大暴落が来たらどうすればいいかを検証していきたいと思います。

資産形成終了編。資産形成も終わりに近づき、目標資産額に到達した後、そのまま株を放置してしまうと株の暴落をそのまま受けてしまいます。資産形成期であればこの下落で株を安く買えるため平均購入単価を下げることができますが、資産形成が終了後はその後の積み立てもないですし、現金を残していないと株を安く買えません。目標資産額に到達すれば使っても微増するぐらいでいいわけですから、マイナスになるリスクを追ってまで今まで通りの資産増加を期待する必要はありません。

世界恐慌の時の債券の値動きの資料がないので、リーマンショックの時で検証になりますが、リーマンショックの時はS&P500は半減しましたが、債券価格は1.4倍になりました。もし株50%、債券50%と攻め半分、守り半分のポートフォリオの場合は黄色のグラフになり、ご覧のようにリーマンショックが来ても資産減少が防げますし、リーマンショック前の資産より少なかった時期はわずか10から13ヶ月ほどです。しかも株だけの場合、リーマンショックから3年経った緑の丸のところの時点ではまだプラスになっていませんが、株50%、債券50%のポートフォリオの時は大きくプラスになっています。このように下落耐性が強ければリーマンショックが来ても数年間は資産が守れます。資産がある程度増え出口が見えてきたら債券も導入するといいでしょう。

1番恐ろしいのは取り崩しの時に株価が低迷している時です。株式だけのポートフォリオだと安くなった資産を売却し続けなければなりませんが、債券にも投資しておけばリーマンショック級の暴落が来れば債券価格は上昇します。この場合、高くなった資産つまり債券を売却すれば安くなった資産つまり株式を売却しなくて済みます。そうすることで投資の原理、安く買って高く売るが実現しやすくなります。言い換えると、高く買って安く売らずに済みます。だから取り崩しのフェーズに近づいたら債券を導入する方が安心です。また、株100%ではなく債券や金、現金などを含んだポートフォリオにすることでもし株、債券が両方下がる相場でも現金から取り崩すことで最低でも0%以上のリターンのものから取り崩すことができます。ですからこのように分散すれば資産防衛もできるし、取り崩しも安い資産を売却しなくて済みます。

世界恐慌の時の債券の値動きの資料がなかったので代わりに株、現金だけのポートフォリオで検証してみました。もし世界恐慌の暴落2年前に5000万円でFIREしたとして、この時から株50%、現金50%にして1年に1回リバランスをした場合はこのような資産推移になります。これは債券を導入していればもう少し資産推移は上で推移していたと予測できますが、とりあえず現金だけでも資産減少はマイルドになっています。引退時の資産を下回ったのは3年から4年ほどで、後は資産増加しています。分かりやすいように株100%だった場合と比較してみます。株100%と比べると値動きが非常にマイルドになっているのと、低迷相場では守りの投資の方が資産増加しているのが分かります。株100%だと引退時の資産を割っている期間が多く、取り崩しを過ごすと資産が枯渇するリスクが高いです。

こちらは追加投資もせず取り崩しもしなかった場合の資産推移でしたので、4%ルールで取り崩した場合も見てみます。こちらが4%ルールで取り崩した場合の資産推移です。5000万円で引退したので毎年200万円の取り崩しです。4%ルールの詳細は、こちらの動画をご覧ください。概要欄にリンクを貼っておきます。もし4%ルールで取り崩していくと、株100%の場合は23年後に資金が枯渇してしまいますが、株50%、現金50%の方は23年後も1268万円資金が残っています。さらにその後も計算してみましたが、10年くらい資金が枯渇しなかったので、歴史上1番最悪な相場でも30年以上資金が枯渇しなかったという事実はかなり安心できるのではないかと思います。しかもこれは現金だけなので、債券も混ぜるともっと良くなると思います。どっかの文献で株50%、債券50%のポートフォリオだと6年で資産が枯渇するということが書いてありました。なので本気で守ろうと思ったら債券を入れるのがベストです。でも資金は枯渇したとしても、30年間引退時の資産の4%を取り崩し続けたので、元本よりも多く取り崩せたし、積み立て期と合わせるとかなりの利益になるんです。だから投資で損をしたとはならないはずです。つまり、積み立て投資でも利益を出して取り崩しであれば4%で取り崩せば、投資元本だけなら25年で資金が枯渇するけど、投資をしながら取り崩すことで、その間も利益を出し続けるということ。つまりこの差が利益を出し続けるということですから、世界恐慌の時でも積み立てアンド取り崩しを継続することで超長期投資になり、生涯で利益を多く出せるということです。だから投資をしないのは非常にもったいないです。世界恐慌の時でもこれだけ利益を出せますから、通常の相場だともっと利益を出せます。

世界恐慌は85%の大暴落とその後25年にもわたって長期停滞局面を迎えた歴史上最も最悪な相場でした。それにも関わらず資産が30年以上持つのはなんだか安心できますよね。もちろん、あくまでも過去の値動きでの検証なので未来は違う値動きをしてしまい計画が狂うかもしれません。今回債券は検証できませんでしたが、おそらく債券を入れるともっと防御力は強かったと予測しています。他にも1970年代の12年くらいの停滞と2000年代の12年くらいの停滞がありますが、世界恐慌後の25年の停滞でも資産が30年以上持ったことを考えるとかなり安心できますよね。はっきりと計算したわけではないですが、1970年代も2000年代もその後は大きな株高になっているので、おそらく資金は枯渇しなかったんじゃないかと思います。次回の動画では1970年代の停滞の直前でFIREした場合と2000年代の停滞の直前でFIREして4%ルールで資産配分分別で資金がどれくらい持つのかを検証していきたいと思います。ちなみに今回の動画はかなり検証に時間がかかったのでいいねを押してもらえると目の疲れが吹っ飛びます。

ナースび、世界恐慌前にFIREして4%ルールで取り崩したのにも関わらず30年資産が持ったのはすごいね。

いや、正直この検証にはびっくりした。株100%よりは資産が長持ちすると思っていただけど、まさか30年以上も持つとは。もちろん、数ヶ月FIREがずれるともっと違う結果になるかもしれないけどね。

株価が85%安になり、さらに25年も低迷したのにすごいね。なんで株100%よりも資産が持つのか不思議。

それは株50%、現金50%と決めていて、停滞が来ると株安になると株比率が下がり、現金比率が上がるから比率を元に戻すリバランス、つまり株を少し買うことになる。そして今度は上がったところでは株の比率が多くなり現金比率が下がるから元の比率に戻すために株を売る。つまりリバランスをすることで投資の原理、安いところで買って高いところで売るが実現しやすくなる。だから停滞が長ければ長いほど威力を発揮する。ちなみにリバランスとは自分の決めた資産比率に戻すことだよ。

おお、なるほど。これならFIREして停滞が来ても安心だ。うん。世界恐慌でも30年持ったんなら他の相場では安心できるよね。しかも今は昔よりも金融が発達しているから、そこまで悲惨な相場にはならないと思うし、是非1970年代や2000年代の停滞でも検証して欲しい。

次回の動画でやってみようかと思っている。このチャンネルは視聴者様に寄り添ったチャンネルです。もしこんな内容を動画にして欲しいとか、質問を動画で取り上げて欲しいとかがあれば、是非コメントまでお願いいたします。これからもいい動画を作成頑張っていきますので、忘れずにグッドボタンを押してください。では、今回の動画は以上になります。