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中国化によって崩壊した世界一家賃の高い国の恐ろしすぎる実態...

Bappa Shota29:46

Transcription

世界的な金融都市として、ロンドン、ニューヨークに続く国際金融センターを持ち、ホテルや大型ショッピングモール、超高層ビルが林立。食・買・見の全てが集中した繁華街では、1日中、世界中の観光客で賑わう世界で最も裕福な都市の一つ、香港。

しかし、そんな光り輝く香港の裏側に眠る暗い現実…。世界一物価の高い国として知られ、人口約750万人のうち、2011年には約200万人の人々は貧困な状態の生活を送り、香港の上位10%の富裕層と下位貧困層の所得格差は約80倍と、超格差社会…。そして高騰し続ける不動産価格により、世界で最も家賃が高い都市となり、国民の大半がまるで鳥小屋のような、人が住むにはふさわしくない劣悪な環境で暮らさざるを得ない状況…。

今回はそんな世界で最も不平等な金融都市と呼ばれる香港の実態を見てみました。人間の住む世界かと思うぐらい酷いですよ。皆さん、BAPPA SHOTAでございます。久々に香港に来ております。香港といえば美食、繁華街、ショッピング、華やかな香港なんですが、今回、色々な地元の人と話して聞いた、もう一つのリアリティーがあるということで…。

2018年の調査では、世界一貧困の差が激しい都市が香港という結果が出ており、香港の経済は、富豪の最上位10人が半分以上を占めている構造で、年々貧困層の割合が増大し、2023年のコロナ禍中のピーク時には貧困率23.6%と、4人に1人が貧困状態。特に深刻なのは、若者の貧困率が27%ということで、今回、現在香港では一体何が起こっているのか?その実態を見てみたいなと思います。

BAPPA SHOTAの初の書籍が発売しました!もう既に読んでいただいた方、コメントをしてくれた方、本当にありがとうございます!をどうして19歳の時に世界へ旅することになったのか?旅をする前、命を絶とうと考えていた自分、世界を旅してわかった新たな世界と幸せに生きるために大切なことなどなど、YouTubeでは語りきれない裏側を書いているので、皆さんぜひ読んでみてください。

初めまして、お名前は?

Victorだよ、今日は香港の暮らしを紹介するね。

ありがとう、よろしくね。

レッツゴー!

香港は大きく分けて、香港島、九龍、新界の3つの地域で構成され、富や所得によって分断された都市。中西区、湾仔区、西貢区などのエリアでは、高層ビルに高級住宅街、高級レストランやショッピングセンターなどがある。

「見てください、首が痛くなるほど見上げてしまう高層ビル。ブランド店がめっちゃいっぱいあって、まさに僕が想像していた香港です!」

山の頂上付近にやってきました。この辺の建物がすごいです。お城みたいな建物が立ち並び、スイミングプールやテニスコートもあります。食べ物も高いエリア・裕福エリア・貧困エリアで価格が違うみたいで、普通のクロワッサン1個でも、富裕層エリアだと10ドル(約1,480円)、貧困エリアだと1ドル(約148円)と、エリアによって全く違うって感じです。

「ここは富裕層エリアなん?」

「そうだよ。」

「どんな人が住んでて生活費はどれくらい?」

「ここは香港の島全体の一部で、ビジネスエリアから近い富裕層エリアで、200平方フィート(18.5平方メートル)ぐらいの大きな家が欲しければ、月額家賃で2万米ドル(約300万円)は必要だと思う。ふざけてないよ、これがリアルなんだ。」

山の上の高級エリアでもし買うとなると、約25億円から約65億円です。一番高い物件はなんと約8.7億香港ドル(約165億円)。一般的な香港人でも不可能な値段さ。中国とか欧米諸国からやって来た富豪のためのものだよ。香港人が住むには厳しすぎるよ。

「ほとんどが中国人や、外国人の富裕層ってこと?」

「そうさ。」

「香港の駐車場代はどれくらいなん?」

「香港では駐車場が不動産として売り出されるんだけど、1つ例を見せるね。香港の田舎にある小さな地域の一例だよ。一台分が250万香港ドル(約4,746万円)で販売されているんだ。」

「クレイジーでしょ?めっちゃ高いやん!一台分だけで?」

「もちろん一台分だよ。」

香港の住宅価格はどうしてここまで高騰したのか…?様々な見解があるなか、香港はアヘン戦争で中国が敗北した後、戦争の保証としてイギリスの植民地になった。当時、人口6000人しかいない小さな漁村だった香港は、産業革命後の先進化した文化と政策を一気に取り入れ、発展した。その後、第二次世界大戦後には、発展した香港に多くの中国人富裕層と、中国文化大革命から逃れてきた多くの中国人貧困層も移り住んできたことにより、香港では貧困街があちらこちらに広がった。そのため、イギリスの総督府が中流階級や低所得者に向けて公共賃貸住宅を大量に供給し、人口の約30%が公営住宅に住むことになった。しかし、公営住宅に住む人が大量に増えたために、民間の不動産投資家にとっての魅力不足と、都市部の人口過密による社会問題に陥り、都市開発計画を見直すことになった。人口過密を防ぐために旧市街の拡張と再開発、人々に住宅購入機会を増やす「長期住宅政策」、いわゆる持ち家政策を発表した。その結果、公営住宅を求める割合は低下し、持ち家を求める人が急増し、住宅の価格が高騰し始めた。

そして、香港は外国企業に対して税金が安く、ビジネスには最適な場所としても有名。外国企業を誘致するために法人税などを安くする代わりに、香港政府にとって最も重要な収入源の一つが土地の売却益と言われている。断崖絶壁の山々が多く、開発に向かない土地が多い香港。そんな希少な香港の土地は政府が所有しており、不動産ディベロッパーなどであっても土地を使用する際は香港政府から50年間貸し出しできる賃貸借契約をオークション形式で取得する必要がある。ここ10年で100万人の中国人移民が香港に移り、さらには多額の資金を持った不動産会社、海外富裕層などが不動産産業に参入したことで競争力が高まり、香港の不動産価格は一般人では手に届かない、逆に跳ね上がったと言われている。

「今日、ありがとう。お名前は?」

「Jasminよ。」

「香港に住んでどれくらい?」

「香港生まれで、23年住んでいるわ。」

「香港はどう?」

「都市と自然が共存するとても住みやすい場所だよ。香港が大好きなの。」

「今日は香港でどんな生活をしているか見せてくれるん?」

「もちろんよ。」

彼女は中心地から約30分離れた郊外にあるマンションに部屋を借りて住んでいるとのことで、彼女の部屋は1ベッドルームでキッチン、バスルーム付きです。

「個々の家賃はいくらなん?」

「月々14,000香港ドル(約26.7万円)よ。水道代や電気代などの光熱費は含んでないわ。」

「高いと感じる?」

「そうね、すごく高いわ。1ベッドルームのアパートにしては14,000香港ドル(約26.7万円)は高いと感じるし、さっきも言ったように、光熱費の支払いもあるからね。」

「職業は?」

「英語の先生をしているの。」

「給料はどれくらいか教えてくれる?」

「ええ、いいわよ。フルタイムで月給24,000~25,000香港ドル(約46万円)よ。」

「香港で暮らすの大変じゃない?」

「正直すごく大変ね。給料が低いし、香港に住んでいると支払いも多い。本当に一番高いものは家で、手頃な価格で良い家に住めることは本当にラッキーなんだよ。ラッキーじゃない限り、良い家を探すには時間がかかるの。正直、私はラッキーだったわ。」

人々は高い家賃を払うために、大半が週45時間以上働いており、中には70時間以上働いて給与の半分が家賃で消えてしまう人もいるみたいです。

そんな富裕層が住むエリアがある一方、観塘区や深水埗区などは低所得者が住む地域として、フルーツ店などのストリートマーケットや安価なお店、集合住宅などがある。中流・貧困エリアの旺角(Mongkok)という場所にやってきました。お店がずらっと並んでて、ストリートのフルーツ屋に日本産のフルーツが多くてびっくりしました。さっきの富裕層エリアからの格差がすごいです。

高騰する住宅に苦しめられる香港の人々の平均月収は約75万円と、比較的高い印象を受けますが、この年平均値は格差があまりにある香港では高くなりがちらしく、国民の約50%は、月給約40万円以下で生活し、多くの人が1時間当たり約1,196円で暮らしているらしい。

「ここが旺角の横にある、香港で最貧困のエリアだそうです。建物を見てください、めちゃめちゃ小さい。エリアに何人住んでいるの?」

「そこの目の前の建物は何の変哲もない建物に見えるけど、横の建物を見てみると、普通は屋上があるはずなんだ。僕が思うに、家賃が高すぎるがゆえに、あの家主は違法に建物を増やしているんだよ。香港ではよくあることだよ。」

このエリアは移民の人が多い印象です。お年寄りもかなり多いです。聞いた話によると、貧しいエリアでも若い人たちが住む貧しいエリアと、お年寄りの住む貧しいエリアと、移民の人たちが住む貧しいエリアとか分かれているみたいです。

香港の貧富の差が拡大している最大の原因は、不動産価格高騰と賃金安の問題。2019年、香港の家賃相場は東京の約1.9倍の約47万9,050円、そして平均住宅価格はアメリカのニューヨークの約1.3倍の約1億3,800万円と、坪当たり1,000万円をはるかに超える価格…。そんな異次元な住宅価格の香港では、現在、人口の44%、約330万人がケージハウス(檻の家)と呼ばれる低所得者向けの民営団地に住み、そのケージハウスでの生活環境は想像を絶するらしく、一台分のスペースに4人家族が住んでいたり、駐車場2台分に10~15人が住んでいたりと、一人部屋の面積が約1.39平方メートルで、寝返りも打てないような生活環境…。

「鳥籠みたいなところに住んでいるという感じみたいです。この空間には12個部屋があり、ほとんどの人が退去して、現在2人だけ残っています。なので、ケージハウスの外で寝ているみたいです。でも12人いたときは、みんな一つのケージの中で、それぞれ寝ていたみたいです。これが人間の住む世界かと思うぐらいひどいですよ。真ん中にスペースがあるんですけど、空気もあまり循環していない感じで、めちゃくちゃ暑いです。これが皆さん、人々が住む家でございます。キッチンとトイレが一緒になっています。これが世界一家賃の高い香港のリアリティです。」

このケージハウスの家賃は、光熱費なども含めて1,000~1,500香港ドル(約1.9~2.9万円)ということで、劣悪な環境ながら、貧困層にとっての唯一の選択肢となってしまっているらしい…。

「どれぐらいの期間ここに住んでるん?」

「30年だよ。」

「今も働いてるん?」

「いや、今はもう70歳以上だから退職したよ。」

「ここで住む中で一番大変なことは何?」

「全体的に環境が悪くてネズミとトコジラミが多いことだね。」

そんな劣悪な豚小屋みたいな環境で暮らす影響で、他の国には見られないE型肺炎とか病気が蔓延したり、火災事故の発生率が高くなったり、世界的な目線からは非人道的であることと健康危機が問題視されているみたいです。

「どんな人たちがここにいるの?」

「ほとんどが定年退職した人々で、身寄りのない高齢者や単身者、子連れの家族も、障害を持った人たちもいるわ。社会から疎外された人々が多いわ。」

香港では、政府とその管轄下の公的機関が低所得者向けに手ごろな住宅オプションを提供することを目的とした公営住宅を提供する政策が施行されており、その公営住宅ユニットの入居資格は政府が設定した収入と資産額の上限に基づく。公共住宅の月額家賃は、通常世帯収入の10%から25%と民間賃貸住宅よりもはるかに安価に設定されており、定期的なアップグレードとメンテナンスが行われる。公営住宅は居住環境も良く、住みやすい状態が保たれていると言われている。公営住宅の申請者数は2014年9月末時点で12万世帯以上、単身者の申請者数は9万人以上、平均待ち期間は一般申請者数5.5年、高齢者単身申請者3.5年とされているが、実情はもっと厳しいらしい…。

「ここに住むほとんどの人が公共公営住宅を待ってる状態?」

「そうよ、公営住宅の入居までにはかなり時間がかかるからね。」

「なんでそんなに長くかかるん?」

「公営住宅の数が足りてないからよ。高齢者は少し優先されていて、都市部での公営住宅に関しては待期期間は6年くらいだけど、高齢者ではない単身の人だと20年はかかるわ。」

さっき聞いた話によると、このケージハウスのオーナーさんは富裕層の方みたいで、今回行った富裕層エリアに住んでいるそうです。

「頭が当たってちゃんと立てないぐらい狭いです。この上にあるのが部屋よ。」

「この上にあるん!?」

「このはしごの上に部屋があるみたいです…。」

ケージハウスは世界的な目線ではあまりにも非人道的だということで、代わりに最近増えてきているのが、通称「コフィンハウス」と呼ばれる棺桶の家。このコフィンハウスではこんなに狭いスペースに16人が暮らしているみたいで、家賃は月約2,000香港ドル(約3.8万円)らしい。スペースは両腕を広げられないぐらい。登って、上に入るみたいです。入るのも、かなり狭いスペースで、入り口はこれぐらいです。自分のものが分からなくなるぐらい色んなものが混ざっていて、靴も色んな場所に散らかっていたり、服も色んな場所にあったり、他の人が何をしゃべっているのかも全部聞こえる環境で、プライバシーがないです。ドアが1個あるだけ。他の場所だとドアもないところもあるみたいです。

「よろしく、ショウタです。撮影に応じてくれてありがとう。」

「ここがあなたの部屋?」

「そうだよ、すごく狭いけどね。」

「中見てもいい?」

「いいよ。」

「いつからここに住んでるん?」

「1996年かな。」

「ここに住んでいて大変なことは何?」

「政府からも誰からも援助も何もないことだね。もっと広いスペースやキッチンが欲しいし、階段ではなくエレベーターが欲しいよ。」

「今も働いてますか?」

「いや、働いてないよ、70歳以上だからね。」

「そうか、もう退職してるんやね。」

「家族はどこにいるの?」

「私一人だけだよ。家族はみんな海外に出て香港には誰もいないよ。」

「中に入ってもいい?」

「どうぞ。」

「めっちゃ狭いな。狭い空間にはテレビがあって、電気が通っていて扇風機があって、ここに小さいベッドスペースがあります。このキッチンは16人みんなで共有らしい…。」

「ここが16人全員共有のトイレ。洗濯物も、廊下に干してあります。」

「彼女も公営住宅を待ってるの?」

「そうよ、ずっと待ってるの。」

「どれぐらい待ってるの?」

「10年よ。政府は申請処理が面倒で怠っているのよ。政府にどんな苦情を言ったって、私たちはいつまでたっても公営住宅には入居できないのよ。」

地元の方に聞いた話によると、公共住宅に申し込むのは香港人だけではなく、中国の移民の方もいるらしい。住人の人いわく、入居も中国人移民の方が短期間で決まるとのこと…。中国人、香港人と結婚する場合は私たち香港人よりも早く入居できたりするのよ。彼らが待つのは最大でも6~7年でしょうが、私たちは少なくとも10年待たなければいけないの。政府の対応は見ての通りよ。

コフィンハウスと呼ばれている家にも色んな種類があって、ここなんかは、ちょっとコンディションがいいようなコフィンハウスなんですけど、でも狭さはすごいです。僕、ホステル育ちの人間なんですけど、バックパッカー育ちの人間でもこの環境はキツくない?みたいな。人があまりにも多すぎて歩けない状態ですし、蒸し暑さがとんでもないです。

これが彼のすべての所持品らしいです。一人が寝るぐらいのスペースしかないって感じです。インタビューや取材に答えてくれた人は年配の方が多いんですけど、若い方たちも多くコフィンハウスやケージハウスに住んでいるそうです。最初に見たケージハウスより比べるとここはだいぶマシだけど、他国の住宅と比べるとすごく悪い環境だることに変わりはないよ。そして地元民として僕も香港出身だけど、こんな環境は今まで見たことがないよ。非人道的で狂っていて、こんな環境で生活しているのが信じられないよ。とても可哀そうに思うよ。問題は政府からの支援がないことと、このような施設の管理がされていないことだと思うよ。

世界で最も高い不動産価格を誇る香港。地元の人曰く、これだけの貧富の差が生まれたのは歴史的背景が関係しているらしい…。イギリス植民地後の香港は、イギリスの政策、制度、中国の富裕層と貧困層が集まり、混ざり合った新しい文化を持つ都市となった。その結果、以前から働いていた香港人は失業するようになり、貧困層が増加した。しかし、イギリスの総督府は、低賃金労働者の支援、貧困層のための福祉制度や政策を出さずに、香港をアジアの金融ハブにするために税金を緩和し、多国籍企業を誘致した。この頃から香港では一気に貧富の差が広がり、富裕層のみが生き残れる極めて不平等な社会構造になった。現在に至っても、2022年香港政府が支出した金額のうち、社会福祉や保険に使われた金額は全体の約15%と、日・米を含め38カ国の先進国が加盟する国際機関と比べても極めて福祉や保険に使われた金額は低いと言われている。

地元の人の暮らしを見させてもらうまでは建物だけでは全然気づかなかったんですが、実際見ることによって分かった。想像してた香港とは全く違う世界。未だに信じられないんですけど、これがリアリティでございます。香港の超格差社会。2023年の調査では約136万人以上が貧困状態。香港では家主が累進課税を適用するので、最悪の場合、電気代を16倍高くする家主もいるらしく、香港の夏は高温多湿なのにエアコンがあっても電気代が怖くてつけられないってことで、涼しいマクドナルドを転々とする「マック難民」が続出する羽目になったりと、パンデミックの後、24時間オープンのマクドナルドが少なくなったことでマクド難民は少なくなったみたいですが、路上生活者は香港にはまだ多くいるらしい…。

「さっき行った富裕層エリアのあとに来ると全く別の世界に見えるな。」

「とんでもないでしょ?でも、これが香港なんだ。富裕層と貧困層の格差が大きすぎるんだよ。」

「ここはホームレスも多いん?」

「そうだよ。街中ではあまり見かけないけどね。常に動き回ってるんや。」

今回色々なホームレスの人と話したんですけど、僕が一番びっくりしたのが、ホームレスのほとんどの人が中国人…。東南アジアや香港の人たちも少数ながらいました。僕の滞在した範囲の経験もどちらかというと、香港の人々はキツいけど耐えしのいでいる、という印象です。

不動産価格の高騰、不平等な社会。2020年以降に強まった政治不信と言論の不自由。そんな中、香港では若者を中心に国を去る人々が近年続出しているらしい…。

「香港の人口の情勢についてなんやけど、若い世代が香港を去っていると聞いたけど、ほんまなん?」

「ああ、本当だよ。イギリスやカナダ、オーストラリアなどの政府が統計を取っているらしくて、約50万人の若者が香港を離れて海外へ行ったらしいよ。近年、若い世代にとって香港では明るい未来を描けないんだ。人々が海外に出たり、海外で生活したいと思う理由の一つはそこにあると思うよ。」

香港デモと、パンデミック…。外国の企業はどんどん香港から立ち退き、代わりに中国企業、中国移民がどんどん香港に入ってきて、中国企業は中国人を香港の人より優遇して雇ったり、その他中国の目線から歴史が子供に教えられたり、中国の国家を毎日歌わされたり、教育の中国化など、ここ数年で急変しているらしい。

「そうだよ。近年では会社やビジネスでの良い役職には香港人よりも中国のエリート人材が配属されることがほとんどなんだ。言論の自由がない香港では海外移住が相次ぎ、現在で頭脳流出が深刻化し、約7割が人材流出したとの調査もある。」

香港政府は穴埋めに年収250万香港ドル(約4,600万円)以上の人などに2年間の香港滞在ビザを発給する高度人材の誘致策などを試みているみたいなのでが、自由がない香港に外国人は魅力を感じず、約95%が中国本土からの人材らしい。これは、地元の人はもうちゃんとした証拠がないので断定はできないみたいですが、ビザに関しても、香港に住んでいる中国人が偽造のビザを作って条件を満たしていない貧困層の人たちも香港に入ってきているという話も聞きました。

「近年の日本政府が、中国人に対してかなりオープンになってきていることについてどう思う?」

「香港人で、日本が大好きな身からすると僕はとても悲しいよ。香港デモ日本でも変わらず、中国人を受け入れることによる社会へのメリットデメリットがあるのは十分わかっているよ。でも日本政府が中国に対してビザの緩和措置を発表したときは、過去色んな経験をしてきた香港人からすると驚きだった。本当に日本人の人たちには申し訳なく思うよ。最近の香港では、夢も希望もなくなってきているから、日本はそうならないことを祈ってるよ。だから、沢山の人々から香港を離れるんだけどね。中国人の悪口を言いたいわけじゃないけど…言いたいことはわかるよね?日本人の皆さんが自分の望むもののために戦って、あきらめることがないように祈ってるよ。そうあるべきだと思うよ。頑張ってください。」

今回話した内容以外にも、YouTubeではなかなか話せない現実がたくさん存在する…。かつて世界の金融都市、アジアのニューヨークと呼ばれた香港の未来は、これからどうなっていくのか?皆さんはどう思いますか?チャンネル登録のほどよろしくお願いします!では、また!