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富士山って、あの火山なんですよ。火山と言ってね、で、いつ噴火してもおかしくない。それどころか、噴火スタンバイ状態なんですよね。それによって富士山のマグマがこう揺らされて、噴火する可能性がある、ちゅうか、かなり高いと思ってる僕は。うん。全部入れるのがえ、300年に1回、3回に1回なのね。で、次の番なんですようん。300年前を振り返った時に、富士山の噴火で火山灰、そして溶岩というのはどの範囲まで広がって、被害はどのようなものだったのか。はい、というか、火山灰って降ってきたら捨てない限り消えないんですよ。今ね、もし、えっと、5cm降ったら、もう全部首都圏の電気、水道、ガス止まります。ライフライン、これが一番最悪のシナリオと思ってます。そうなんです。そうなんです。雨が降るとね、下水に流れて、しっくりのように固まっちゃうわけ。へえ。だから地震よりも、えっと、被害が長いんです。地球の科学なんだと、その面白さをですね、改めて先生の口からぜひお伺いできたなと思います。改めて、こっからはQ&Aコーナーということで、皆様の問います。それ、しっかりぶつけていきたいと思います。で、よろしくお願いします。では、1つ目です。え、災害リスクのうち2つお話しさせていただいたと思うんですが、3つ目の富士山の噴火について、こんな質問がございます。え、富士山の噴火はいつ起きてもおかしくないと聞きますが、今日行って噴火してしまったなんてこともあり得るんでしょうか。全長として捉えることは何かできるんでしょうかという質問です。
あ、はい。まず富士山って、あの火山なんですよ。火山と言ってね、で、いつ噴火してもおかしくない。それどころか、噴火スタンバイ状態なんですよね。で、と言って、え、言ってすぐ噴火することじゃなくて、ざっとですね、1ヶ月ぐらいいろんな現象が起きて、それでドーンと噴火します。でね、これはね、あの、えっとまずね、火山の説明しなきゃいけないのね。富士山って、こう綺麗な山あるでしょ。その地下にね、マグマってあります。20kmぐらいのとこ。マグマっていうのはね、あの岩石をねえっと、鮮度ぐらいね、するとドロドロに解けるわけで、それが上がってきて、ま、流れたら溶岩ね。よくハワイであの真っ赤な溶岩流れてるでしょ。それからね、上空にボーンと散ってね、ぼろぼろになって降ってくるのは火山灰ね。で、富士山は両方やるんですよね。それで、マグマ20kmも下だから、上がってくるのに結構時間があるわけね。で、地震が起きたり、こうゆらゆら、いろんなこと、え、山が膨れたりとか。それで1ヶ月弱ぐらいは、まあ大体余裕があるので、明日噴火するとかはないです。でも1ヶ月の間に、ま、地震が始まったら、「あ、これから噴火だな」っていうことはあります。先ほど話していた南海トラフや首都直下型地震が起きることで、その振動だったり、影響を受けて、二次被害としてこの噴火があり得るということもあるんでしょうか。はい、いいご質問です。それね、ピンポイントなんですよ。あのね、さっき南海トラフの話詳しくしましたけど、次の南海トラフ地震、つまり2030年代ね、それによって富士山のマグマがこう揺らされて、噴火する可能性がある、というか、かなり高いと思ってる僕は。そうなんですか。うん。これね、えっと、誘発っていうんですけど、噴火のね、あのどういうことかっていうと、今20km下にマグマあるでしょ。で、それがですね、揺らされると、そうすると噴火するわけ。あのね、マグマ溜まりっていうと、こう、カカな、え、熱いもんなんだけど、中にね、水が入ってるんですよね。水5%だから、1/20は水で。で、水が過熱すると、それがね、水上機になると体積増えるんですよね。よくあの、えっと、お湯沸かすとさ、やかんの蓋パカパカでしょ。そうすると、それはえ、500倍ぐらいに水が水上機になって、体積が増えると、そうするとマグマ溜まりにいられなくなるんですよね。そうすると上に行って噴火するんですよね。その現象でね、例えばね、水が水上機になるっていうのはね、サイダーとかビールね、あの、飲む前に揺らしたら溢れ出るじゃないですか。あれは二酸化炭素がぎゅぎゅ閉じ込められていて、揺らすことによって気化するんですよね。で、同じように富士山のマグマの5%の水が気化すると、そこにいられなくなって噴火するんですよね。で、揺らすやつは誰かと言うと、南海トラフ巨大地震なわけ。これね、あのね、地球科学ね、地学ね、地学の1番基本で、いつも講義の最初にします。それでね、もう1個、あの、ねえっとね、富士山前回300年前に噴火してんですよ。1707年、江戸時代、ねえっとね、将軍の徳川綱吉の頃ね。で、そん時も南海トラフ巨大地震が起きたわけ。それで富士山が49日後に噴火したわけね。49日ってなんかね、なんか因縁っぽいけど。それで、どういうことかって言うと、その当時のマグマが揺らされて、しばらくたって、さっき1ヶ月って言ったけど、ま、3ヶ月ぐらいかけて噴火したわけね。それがね、ちょうどね、次の2030年代と同じなのね、状況がね。ちょちょっとね、面倒くさい話するけどね、えっと、覚えてらっしゃるかな。前回の、えっと、100年に1回南海トラフ巨大地震が起きるって言ったでしょ。そうすると、えっと、1707年というのは、100年、100年でちょうど300年前で、3回前なんですよ。それでね、えっと、南海トラフって3回に1回でかくなんのね。あの、それも前の話復習。ねえっと、静岡からえっと、宮崎まで、鹿児島まで全部が、えっと震源域で揺れるって言ったけども、それがですね、全部揺れるのがえ、300年に1回、3回に1回なのね。で、次の番なんですよ。だから、ちょうど1707年の状況が今だって思ってるんです。
はあ、そうなった場合ですよ。その300年前を振り返った時に、富士山の噴火で火山灰、そして溶岩というのはどの範囲まで広がって、被害はどのようなものだったんでしょうか。はい、江戸時代ですけど、えっとね、江戸の街に5cm降った火山灰。それからが、え、横浜で10cmで大変な被害でね。それでね、なんかね、あの、というか、火山灰が降ってきたら、えっと、そのままスコップに詰めて、え、捨てない限り消えないんですよ。12月だったのね。でね、最初ね、なんか白いもんが降ってきたから雪だと思ったけど、ザラザラして消えないでしょ。で、これはなんか、え、石の粉だっていうので大騒ぎになって、で、えっとですね、今ね、もし、えっと、5cm降ったら、もう全部首都圏の電気、水道、ガス止まります。ライフライン。それからねえっと、自動車もね、船もね、バスもね、あの、交通が止まる。ジェット機止まると言うことは、今富士山が噴火して、もし火山灰が関東首都圏に降ってきたら、全部ストップ。経済も生活も。これ最悪のシナリオを考えた時に、南海トラフでほぼ麻痺してます。その上で、まあ450日経った時にこれが起きると、火山灰で全てのインフラも止まります。これが1番最悪のシナリオと思ってます。そうなんです。そうなんです。で、地震っていうのは、えっと、起きたら、ま、命さえ助かってれば、みんなでこうね、瓦礫片付けたり、そのすぐ復旧に回れるでしょ。でも火山灰っていうのは、降っちゃったら、そこで5cmも溜まったら、それをそのさっき言った通り、えっと、袋に詰めて、え、東京湾に捨てないと、えっとね、風が、あ、えっと、天気の良い日はね、風に回ってね、ずっと1ヶ月も回ってるわけ。で、雨が降るとね、下水に流れて、しっくりのように固まっちゃうわけ。へえ。だから地震よりも、えっと、被害が長いんです。これはでも対策のしようがないと思った、がいそうですね。まずだから、噴火予知と言って、その1ヶ月くらいあるから、ま、いつ噴火するか、その噴火に、噴火する時期にえ、向けて、どこでどういう風に準備していいかっていう、その火山灰の準備とかね、しなきゃいけないも1ヶ月しかないんですよね。でもその予知は、そうですね。あ、もうちょっと整理すると、えっとね、富士山の活動が始まって1ヶ月後に噴火ね。でも、富士山の活動がいつ始まるかっていうと、今じゃないわけね。今僕らの予測としては、南海トラフ巨大地震が揺らして噴火するから、それまであるって。南海トラフ地震は前回の復習ね、2035年プラスマイナス5年だから、え、今から10年ぐらいあるでしょ。約10年。そうすると、約10年後に富士山の地下でマグマが揺らされて、で、そっから1ヶ月経って噴火します。そういうストーリーということは、今から準備はできますよねって話ですね。分、10年あるから。ありがとうございます。でも、これは一般の人たちにできることが結構少ないということもちょっと分かりましたよね。じゃあね、一般の人は、もし火山灰降ってきたら、えっと、火山灰ってね、ガラスのかけらなんですよね。ガラスのコップあるでしょ。それを砕いてふわーっとね、撒き散らしたものが降ってくるわけね。つまりね、目に入ったら炎症するし、喉、鼻痛める。つまりね、花粉症どころじゃないんですよ。ああ、で、まずだから、体に入れない。えっと、外で火山灰待ってるときはゴーグルする。それからマスク、皆さんマスクまだありますね。それから、えっと、レインコートを着て、それで外出する。それで、えっと、ま、レインコート、うん、に降っても、え、玄関先、玄関の外でパタパタと古い落として、部屋には入れない。もし部屋に入れてこう火山灰が舞うと、それも大変になるからね。だからとにかく家のなかを、ま、あの、え、火山灰入れないっていうことが大事です。なんて恐ろしい時代に生まれてしまったんだろうって、今不安になっちゃいますよね。
も、これも皆さんぜひ読んで上でね、知識をつけてしっかり備えましょう。では、2つ目の質問に参りましょう。地震の予知についてです。未だ予知は困難であり難しいとされていますが、地震の全長として、え、電磁波や放射の波動による検知が可能ではという記事を見たことがあります。と、現段階で地震予知の研究はどの辺りだと先生はお考えですか。はい、えっと、地震予知は難しいんだけれども、大きい地震の前にちょっとずつ滑ることがあるのね。それ、スロースリップって、ゆっくり滑りって言います。で、例えば今、南海トラフ巨大地震がね、最大の、え、問題でしょ。そうすると、その前にちょっとでもスロースリップを見つければ予知できるんじゃないか、これは狙ってます。で、具体的には静岡から宮崎の沖合いまで海にね、地震計を設置するわけ。それから、この、え、ま、地面がどう動くか。そうすると、ちょっとでも動く、ちょっとっていうのはね、5cmとかね。だから本当にちょっとなんだけど、実際は、えっと、何回かトラフが動くと50mとかずれるんだけど、その5cmでも3cmでも動いたら、そこからはピキピキピキッと、その50mまで広がっていくんじゃないかということで、ちょっとでも分かれば、そうすると予知できるでしょ。でね、南海トラフ地震臨時情報って聞いたことありますね。去年8月とか、あと今年の1月に出たんですけど、それはどういうことかって言うと、今みたいな海でね、何か地震の、え、全長現象が起きたら、それでまずちょっとこれは、え、広がるかもしれないから、え、新幹線ちょっとゆっくりにしましょうみたいなことで、1週間ね、少し警戒するというので注意情報って出たんですよね。で、それやっぱりそうで、えっと、前兆たくさんあるんだけど、そのうちスロースリップとか、あとこの、えっと、歪みが、我が、え、広がる、そういうことを検知して、それで少しでも、え、被害を減らそうということをやっています。うん。メディア情報に関しては、ま、私たちもメディアの中ではこれ必死に色々策定した上であれを出したわけなんですよね。で、発表してあれが出たと。ただやはり反応を見ていると、この対応どうなんだと、全然何も起きないじゃないかっていうので、かなり批判もあったと思います。あそこら辺に関してどう見てましたか。あのね、じゃあね、例えばね、見逃しとね、空振りっていう言葉なんですよ。それでね、ええっと、空振りっていうのは、えっと、出してもそれであの、起きない空振りで。見逃しっていうのは、ま、来ないと思ってたら、ドーンと来て見逃しちゃう。どっちが怖いかって、見逃しなんですよね。全然準備しないで来ると、人間っていうのはその無防備な時に1番災害がき大きくなるわけだから。ええっと、南海トラフ巨大地震臨時情報は何かって言うと、その見逃しをなくすために、ちょっとでも何かあったらそれを伝えて、1週間でも準備しましょうねっていうね、警戒しましょうねっていう。だから当然空振りがあるのね。で、それを皆さんはなんだ外れたじゃないかと。そうすると、なんか狼少年状態とかで、なんだじゃあもう地震予報当たらないとかなこう触れるんだけど。でね、僕がね、あのこの本もそうなんだけどね、地学っていうのは地球の学問でしょ。地球っていうのはね、アバウトなんですよ。それでねえっと、結構気まぐれなわけでね。このことを複雑系っていうんですよね。だからコンピューターで全部予測しても、その通りにならなかったですよ。けでね、複雑系って人間がそうなんですよね。野島さんも僕もそう。つまり人間が複雑系であるように、地球も複雑系だから、全部予測を立てても、人生その通りにならないじゃないです。で、そういうもんだと。つまり地球は、えっと、予測をします。予知をします。頑張ってる。でもその通りにならないことがあるという複雑系という意味で、そこのところをある程度こう広い心でね、見て貰うといいわけ。でもね、ないと、地震予知も噴火予知もないとたくさん人が死ぬわけね。でね、あ、じゃあね、さっき富士山の話したからね、これ噴火予知も同じなんだけど、例えば、えっと、ポンペイ遺跡ってご存じ、そのね、イタリアで、え、ベスビオ山の麓で2000人ぐらいこう人が埋まってたわけね。であれ、ローマ時代。あの頃は、え、火山学とか地震学ないわけ。それでね、ベスビオ山は実はすごい揺れがあったりね、なんかいろんなもの降ってきたりしてたわけ。火山灰って言ってね。でも、え、そのポンペイの人全然逃げなかったわけね。つまり科学がないから、え、なんかこんなもんだなと。それでみんな、えっと、傘とかで死んじゃったわけでね。今はそうじゃないんですよ。地震学もあるし、火山学もあるわけで、最低限ね、例えば富士山の噴火の前は、え、地震が来ます。で、山が膨れます。そういうことを利用したら逃げられますよ。地震もね、今言ったスロースリップとかあります。そうするとね、それはね、完全じゃないけど、やっぱり使ってほしいわけね。今ね、我々ポンペイじゃないんだから。だから科学は、科学は万能ではない。でも科学、使えるところは使ってください。ここのところのね、こうバランスというかね、それは人間と同じ複雑系だから。複雑系を相手にしている時は、だって人もそうでしょ。あんまり、うん、完璧に期待したってだめだけど、ま、ある程度ちょっとこう、ま、こんなもんでもいいや、え、8割掛けとか7割掛けでいいやってなると助かるんです。そうですね。この臨時情報とかに関しては、特に、もう先ほどおっしゃってたじゃないですか、30年代に来ると。だから今、もし出たとしても、外したとしても、うん、もう恐れてくださいっていうのは間違いなくってことですよ。そうで、その時準備したらね、例えば水、食料、医薬品をさ用意したら、それちゃんと生きるんですよ。だからそう、準備した人はね、助かるわけ。なるほど。ありがとうございます。続いての質問参りましょう。オフィス街で地震にあったらどうしたらいいですかという話です。高層ビル立ち並ぶオフィス街を歩いてる時に、急に地震にあったら、地下に潜るのがいいのか、ビルに入るのがいいのか、ビルから離れたらいいのか、どうしたらいいんですか。いいご質問ですよ。まずね、上からガラスが降ってくるのに注意して歩いてください。だからね、オフィス街で、つまりものすごい揺れてね、震度7とか、そうするとガラスがバーッと降ってくるんですよ。だからまずね、人間頭でね、例えばこう本1冊でいいからね、ま、かばん、あの、ハンドバッグなんかあったら頭から、え、看板、打ちつけるガラスそれでこう守る。それでちょっとこう避ける。あの、日差しとかね、ということで、まずそれが大事。それから、部屋にいたら、地下にいたらって言ったら、まず、えっと、周りのその、ま、あの、本棚とかね、なんかそういうの全部、止められればいいね、家具とかで。そうでないとそれが降ってくる。それから天井のね、その、え、シャンデリアとかあれば。だからまず、あ、頭上で。で、それから机の下に潜る。で、潜って、ま、例えば何かグラグラで、え、1分、3分、あの、揺れることあるからね。それで倒れてきても大丈夫でしょ。で、まず頭をこう守って、それで潜ってください。それから、えっと、外に出たらいいかどうかはその、その段階でもう外にガラスが振ってるかもしれない。そうすると出てもいいかもしれない。ただね、ガラスも、え、30分後また余震ってってね。あ、まずね、地震は1回じゃなくて、え、15分後、30分後起きるから、最初にガラスが割れて、え、落ちかけたやつが次落ちてくるかもしれないから、だからやっぱり頭上は常に、え、注意。それから、地下街に行った時はまずですね、大きい地震、全部停電になります。そうすると真っ暗。だからこそ、えっと、真っ暗の時に慌てないでね、ま、こういうあの、青いランプあるでしょ。その灯りで、そこへ、でゆっくりと上がるということ。それからね、例えば地下鉄がね、やっぱり怖いんだけど、えっと、地下鉄って深いところを通ってるんじゃないでね、ご存知かな。大江戸線って何m掘ってるかご存じですか。わかんないでしょ。1番下ですよね。43m。六本木。ということは地下6階、7階ね。それは新しい地下鉄ほど深いとこ掘るじゃない。だからその地下7階から真っ暗な7階を上がらなきゃいけないわけね。で、え、ま、一直下地震はいいんだけど、南海トラフ巨大地震とか起きた時は、津波が来ます。東京湾に3mの津波が2時間ぐらい来る。だからやっぱり津波の心配はあるし、何よりも揺れることでね、その地震が揺れる、その揺れが、えっと、川のね、堤防を壊したりするわけ。そうするとそこの20cmでも隙間が出ると、そっから水が地下街、地下鉄どっと流入するわけ。下手するとワンフロアは15分ぐらいで水没するわけね。だからまず大きい地震が起きたら、え、地上に出る。で、できたら、ま、1回、2回上がる。これは都市、あの、大阪もね、名古屋もそうなんですけど、えっと、都市の地下街は、えっと、川がね、その、え、地下街、地下鉄に流入するってことを心配してください。
すごく勉強になりました。ありがとうございます。では、改めて今3つとも非常にま、気をつけようという意識が高まったところでですね、私はこの本を読んで思ったのは、ワクワクしたんです。実は、そう、あの、そう、怖い話だけじゃないんです。そうなんです。この地学って、先ほど申し上げましたけれども、地球の科学なんだと、その面白さをですね、改めて先生の口から、ちょっと怖い話もしましたが、ぜひお伺いできたらなと思います。うん、あの、地球っていうのはね、複雑系でね、いいこと悪いことあるんですよ。それでね、例えばね、地震とか噴火に、え、寄せて言うとね、例えば富士山ってさ、300年間噴火してなくて、噴火したら大変、江戸時代大変。でもね、逆に言うとね、300年間は、えっと、静かなんですよ。で、これ恵の時代なわけね。だって今さ、富士山って、え、世界遺産になろうとしてるし、その、えっと、富士山って日本人の心の山で、大体あそこにゴルフ場から何かリゾートからね、遊ぶところからそれから、え、高原野菜とかね、もうとにかく富士山の周りっていうのはものすごくなんか豊かでしょ。で、それは何かっていうと、火山っていうのはそういう地形を作る。ま、風光明媚な日本の国立公園の9割は火山にあるんですよね。で、富士山も300年に1回噴火して、その時は大変だけど、あとは、え、恵みの時代。このことをね、長い恵と短い災害って言います。だから災害が起きる時は、さっき言った噴火予知とかで1ヶ月前に逃げる。で、その準備しとく。でもね、あの300年はね、もう日本人、江戸時代からね、富士山を見て楽しんでるわけ。それがね、地学なわけね。で、このことをねえっと、強弱の目っていう、長い尺度で見ると、そうするとなんかね、人間ね、豊かにね、あんまりこうなんか、キーキーにならないわけで。これ人間と一緒でしょ。だ、人もさ、その長い目で見てあげたら、いやあ、いつもこういうことあったけど、これ長い目ではいいやつだなってあるでしょ。そういう意味、強弱の目っていうのを教えてくれるのもやっぱり地学なんです。へえ。先生はこの地学の世界に入ろうと思ったきっかけって何だったんですか。あのね、偶然なんですけどねえっとね、九州の阿蘇山って連れて行かれたんですよ。で、阿蘇山ってカルデラがあってね、これ火山ね。それでね、阿蘇山行った時、びっくりしたのはね、全部平らなわけね。でね、「これなんでですか」って言ったらね、マグマが全部覆ったってわけね。つまりね、火砕流っていうんだけど、九州の北半分は阿蘇山のマグマが、ま、溶岩みたいなね、火砕流っていうんです。それが全部覆っちゃったわけ。で、それだけじゃなくてね、その時の噴火の火山灰が、ま、富士山もそうね、その時の火山灰がなんとですね、北海道で10cm積もってるわけね。2000km横断してね。ということは、大阪でも東京でも何10cmも積もってるわけね。だからそん時の噴火っていうのは、日本列島まみれだったわけねっていうことを、そこの熊本の大地で説明してくれた人がいるのね。小野浩司さんっていう。でね、それが面白かったけ、それでのめり込んだわけ。つまりねえっと、やっぱりねえっと、自然を見る。地学って自然だからね。僕、東京生まれ東京育ちで、で、熊本県の阿蘇山行ったら、なんかその風景が違うわけ。それで見せられて、で、それプラスそこにいいおじさんがいてね、ま、ついてきてくれて、で、説明してくれるね。「これはこういう火山の現象ね、今いた」それで、そのなんと北海道まであるで。僕、北海道で見に行ってね、本当にあるわけね。そうすると想像すると、日本列島全部火山灰でしょっていうことが地球で起きていた。それでね、火山って面白いと思ったけ、でね、その時のね、小野さんっていう人のいいおじさんはね、実はね、阿蘇山の世界的火山学者だった。で、僕ね、その人に出入りしてね、それで火山学者になって、41歳の時、兄弟が来たわけね。だからね、僕は兄弟で抗議できるようになったのは小野先生のおかげなわけ。でも先生は、そこからやっぱり日本ってこの災害大国とも言われますが、この地学に関しての危険が非常にたまりやすい場所でもあるわけじゃないですか。そこまさに押し進めてきた研究を押し進めた第一任者だと思います。今その道を志してる方もいらっしゃるかもしれないというところで言うと、皆さんに何かお伝えしたいことってありますか。はい、あの、日本ってね、地震とか火山とかあってね、それはね、変動体っていうんですけどね、動くわけね。そうするとね、アメリカとかヨーロッパにいるよりもね、テーマがいっぱいあるわけ。ちょっと山に行ったらね、いろんなこうテーマがあって、それを研究するとその論文になるわけね。ま、学者になるわけだから。日本は揺れてね、ま、地震があります。富士山が噴火して大変だけど、逆に考えると揺れるっていうことは、え、変動で、それをですね、若い人には面白く、それからまさに研究テーマなわけだから、日本は地震学、火山学のメッカなんですよ。世界でもね、そういう意味では、ねえっと、近くで研究するのは日本ですよ。日本、そうですね。京都大学に来てください。いや、京都大学以外もあるけど、とにかく日本の大学っていうのは、地学は世界レベルですから、是非若い人に来てほしいですね。うん、そうですね。しかも私たちが生きているこの日本ですから。私たち一般人もこのリテラシーを高めて、この地球に関しても、もちろんですが、私たちが住んでる国ってどういう場所なんだろうというところも、よければね、この本を皆さんぜひ読んでいただいて、で、さらにはあのYouTubeであったりとか他のところでも配信されてると思うので、そちらをね、ご覧いただけたらなと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。[音楽][拍手][音楽]