Transcription
はい、皆さんこんにちは。ナビです。今回の動画は視聴者様から頂いた投資の質問に答えていきたいと思います。今回はこの5個の質問に答えていきます。概要欄にチャプターを貼っていますから、気になる所を見たい方は飛ばしてみてください。そして、今回の回答はあくまでもナスビの考えです。ナスビのプロフィールです。投資歴は17年で現在の総資産は2.5億円ほどです。また、投資仲間が集まるコミュニティもやっています。みんなで投資について意見交換したりしています。ただ、不動産投資、株式投資の動画を月刊8本くらいアップしておりますので、本気で自己投資もできます。また、オフ会も定期的に開催していますから、是非ご参加をお待ちしております。このコミュニティの申し込みは概要欄にリンクを貼っておきます。
質問1つ目。債権と高配当株の違いを教えて欲しいです。同じ利回りくらいなら分配金投資をしていけば、キャッシュフローはあんまり変わらないと思うのですが、という質問に答えていきます。これは少し違います。高配当株とはいえ株式なので、長期的なリターンを比較するとリターンにかなり差が生まれ、株式の方が大きく資産が成長します。債権の場合は金利分しかリターンがありませんし、この金利分が債権のリターンの上限になります。とはいえ、短期的には再現価格も上下することはありますが、基本的に満期まで持てば元本がそのまま帰ってくることを考えると、債権のリターンは金利分になります。実際、値動きがある債券ETFのTLTを見ると、短期的には大きく動くことはあっても、長期的に見れば横ばいです。例えば、債権の金利が3%であれば、将来的なリターンは年間3%付近に収束していくということです。ですが、高配当株の場合は企業業績により利益を増やせますし、毎年どんどん利益を増やすこともできますし、その利益は青天井です。利益が増えるということは株価もどんどん上がるということです。そして、配当利回りが債権と同じ3%だったとしても、増配で配当金はどんどん増えていきます。世の中インフレで企業の売上や利益もどんどん増えていきますから、自然と配当金も増えていきます。ですが、どんなにインフレが進行しようが債権のリターンは固定なので、債権はインフレに弱いんです。世の中2%くらいのインフレがあることを考えると、資産増加が大きいのは高配当株なんです。配当利回りが3%の代表的な高配当ETFのVYMとSCHDですが、どちらも株価は右肩上がりです。株価が上がれば配当金も上昇するので、資産も配当金もダブルで増加していきます。3つを比較するとご覧の通り、資産額に大きな違いが出ます。ETFであるTLTは短期的には上下することはあっても、長期的にはほぼ横ばい。高配当は株価上昇もあり資産は増えていきます。だからと言って、債権はなしで高配当100%がいいですよって進めるわけではありません。なぜなら、資産額の違い、ライフスタイルの違い、年齢の違いなど、投資家によって投資方針が違うからです。コロナショックのような金融ショックの時は株価は暴落しますが、債券価格は急騰します。ですから、資産額が多く資産を守りたい方は債券も取り入れた方がいいんです。債権は平常時は値動きがあまりないですから、この時期に利子収入をもらいつつ、債券が急騰して高くなったら売却して安くなった株を買うことで、資産防衛だけでなく資産増加を狙えます。債権は基本横ばい、利子収入分がプラスのリターン。もし途中で売却したとしても、値動きは限られています。一方で高配当の場合は株式なので、債券よりも値下がりするリスクがある一方、リターンが大きくなる傾向があります。
質問2つ目。今年すでに新NISAに1000万円投資しましたが、まだ500万円投資資金があります。そこで、トップ10社に投資をして来年1月に売却して新NISAにオルカンを買うのはありでしょうか、という質問に答えてきます。これは個人的にはなしかなと考えています。なぜなら、オルカンに今投資して2026年に特定口座のオルカンから新NISAにオルカンを移したとしても、今投資した分は長期投資になりますが、全く違う銘柄の場合、2026年までの短期投資になってしまうからです。もちろん、カテゴリーとしては同じ株などで、長期的に見たら大差はないと思いますが、もし2026年に特定口座から新NISAに移すタイミングにトップ10社の株価が大きく下落した場合、安い資産を売却して高い資産を買うことになり、交換単価が不利になります。これがもし逆になっていればラッキーですが、これではお祈り投資になってしまいます。換金トレードではうまくいきにくいことを考えると、個人的にはなしかなと考えます。もちろん、オルカンに今特定口座に投資して2026年に新NISAに移すのは推奨しています。仮にたまたま下がってしまったとしても、長期的には右肩上がりなので大丈夫です。S&P500のリターンですが、この54年間で年間で上昇した確率は約80%あります。上昇する確率がほとんどであることを考えると、一括で投資した方が報われますし、全世界株の平均リターンが約7%であることを考えると、1年投資を遅くするたびに年間約7%機会損失になっていくということです。もちろん確率的な話なので、2026年、2027年と分割で買った方が報われることがありますが、これを何年もやっていると確率的には一括投資の方がリターンが高いので、今回下がったとしてもそこは許容して一括投資をしていくべきだと思います。
質問3つ目。現在マンションの価格が買った時よりも多く、さらに返済も進んだため売却して残債を返すと3000万円くらいが手元に残りそうです。この場合、そのまま住んで20年後売却がいいか、売って違う投資に回した方が資金が増えそうかで迷っています、という質問に答えてきます。この質問を解釈すると、資産が増える方を選択したいということですから、それ以外を考慮しないとする2番の売って違う投資に回した方が資産が増えるかと思います。現在は家賃相場も少しずつ上がってきていますが、それ以上にマンション価格が上がっているからです。特にコロナショック後あたりから急騰しています。例えば、以前は家賃相場からマンション価格を割り戻して求めた利回りが6%くらいあったとすると、マンションを買うことでそれなりのリターンが得られていました。しかし、今はマンション価格が高騰したため利回りが低下したので、マンションを買っても旨味はありません。言い換えると、そのまま住んでも旨味はありません。例えば、買った時の周辺相場が15万円で物件価格が3000万円の場合、利回りは6%得られていました。仮に家賃相場が以前から5000円増えて15万5000円になり、マンション価格が5400万円まで増えていた場合、利回りは3.4%しかありません。さらにここから管理費、修繕積み立て金、固定資産税、駐車場があることを考えると、一般的な費用で計算すると実質利回りは2.3%ほどしかありません。現在のマンション価格と家賃相場を考えると利回りはかなり低いですから、昨年あたりからマンションは買わない方がいいと伝えているんです。加えて、建物は劣化して価値が下がっていきますから、例え不動産価格が上がったとしても下落圧力が加わります。もし不動産価格が下落した場合ダブルパンチです。こちらは株価とEPSみたいな関係のようなものですから、家賃相場と比較している場合、明らかに割高です。ではどうすればいいかと言うと、利回りが低いということは物件価格が高いということですから、買い場ではなく売り場であるということです。マンションを売って一旦賃貸に住むか、家賃相場とそこまで乖離していない中古にするかです。それに3000万円を20年間利回り5%で運用すると7959万円にもなります。明らかに売った方がいいと思います。もしくはその3000万円で中古を買えば、ローンも管理費も駐車場もかからなくキャッシュフローが改善されます。その分で積み立て投資をしても資産が増えますし、中古に住宅ローンを組むともっと資産は増えます。
質問4つ目。どのくらい下がったら暴落と言っていいですか?という質問に答えてきます。暴落の数字の明確な定義はありませんが、1日で8から10%以上下げたら暴落と言っていいと思います。株式の1年間の平均利回り以上を1日で失うということですし、日経平均株価の歴代下落率を見ると1日で8%下落するとトップ10に入るからです。やはりこう見ると、リーマンショックがあった2008年は暴落があった日だけでも4日もあり、これだけでも40%近く下落していることになりますから、2008年10月に忍耐強く持ち続けられた人は少なかったことでしょう。記憶に新しいところだと、昨年8月5日の大暴落は歴代2位ですが、あの時は比較的早く戻しましたが、リーマンショックの時はこの規模が立て続けに何回も来ていたということなので、想像するだけでも恐ろしい金融ショックだったと言えます。ちなみに、高値から10%下がったら調整相場、20%下がったら下落相場入りと言われています。
質問5つ目。高配当株は同じ金額を買うのなら10年後に買うよりも今買った方がもらえる配当金は多いんですか、という質問に答えてきます。これはその通りの認識で大丈夫ですが、1つの銘柄ではなく幅広く分散された高配当ETFなどが条件です。1つの銘柄だと成長しないこともあるからです。例えば、配当利回り3%の高配当ETFを100万円分買ったとしたら、その年の配当金は3万円です。その後毎年7%で増配したとすると、10年後には配当金が5.9万円になります。100万円投資したのに対して5.9万円の配当金が受け取れますから、実質の配当利回りは5.9%に向上します。しかも、増配とともに株価も上昇しますから、100万円の評価額が196万円ほどに上がっている可能性もあります。これは配当利回りが常に3%だとしたら、配当金が増えていくとともに株価も上昇するからです。配当金が5.9万円であれば3%で割り戻すと196万円ほどになるため、株価も1.96倍になっているということです。つまり、10年後に100万円の同じ高配当株を買ったとしても配当金は3万円になるため、両者を比較すると10年後に買うよりも今買った方がいいということです。買った瞬間はどちらも配当金が3万円で同じですが、増配や株価上昇がある分早く買った方がいいんです。なお、この比較はずっと配当利回りが3%、増配が7%、株価もそれに連動した状態での資産になります。実際は配当利回り、増配、株価上昇率は年によって少し変化しますのでご注意ください。
このチャンネルは視聴者様に寄り添ったチャンネルです。もしこんな内容を動画にして欲しいとか、質問を動画で取り上げて欲しいとかがあれば是非コメントまでお願いいたします。これからもいい動画を作成、頑張っていきますので、忘れずにグッドボタンを押してください。では、今回の動画は以上になります。