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【第114回質問への回答】積立期間が10年しかないけど投資はしたほうがいい?

ナスビのマネー講座18:39

Transcription

はい、皆さんこんにちは。なびです。今回の動画は視聴者様から頂いた投資の質問に答えていきたいと思います。今回はこの5個の質問に答えていきます。概要欄にチャプターを貼っていますから、気になる所を見たい方は飛ばしてみてください。そして今回の回答はあくまでもナスビの考えです。

ナスビのプロフィールです。投資歴は18年で現在の総資産は3億円ほどになり、年願だった本も出版しました。また投資仲間が集まるコミュニティもやっていて、みんなで投資について意見交換したりしています。不動産投資、株式投資の動画を月刊56本くらいアップしておりますので、本気で自己投資もできます。オフ会も定期的に開催していますので、是非ご参加をお待ちしております。このコミュニティの申し込みは概要欄にリンクを貼っておきます。

質問1つ目、現在55歳で積み立て期間が10年しかないので投資をしない方がいいでしょうかという質問に答えてきます。これはした方がいいです。なぜなら積み立て期間が10年しかなく、その間低迷したとしても取り崩し期間を含めると20年以上の長期投資になるからです。また積み立て期間に株価が低迷したとしても平均取得単価を下げることができるから、取り崩し期間に入って株価が停滞していたとしてもそこまで損はしないですし、停滞を抜ければ大きく上昇するため、この期間を含めると投資メリットがあります。

また取り崩しと言っても11年目に全て売却するわけではなく、資産の数%ずつ取り崩していくので大部分の株式資産は翌年以降も運用されますから、取り崩しが長ければ長いほど長期投資になります。もし55歳から10年積み立てて65歳から85歳まで取り崩した場合、運用期間は10年から30年になり、平均的に20年くらいになります。もっと長期にすれば運用期間はその分伸びます。S&P500のチャートを見ると、世界恐慌以降の停滞は12年ほどです。ですから積み立て期間が10年しかなくても、取り崩しを含めるとほとんどのケースでプラスのリターンになります。

世界恐慌の時は24年から25年間停滞したから、さすがにこの時期はと思うかもしれませんが、この暴落期の10年積み立てた場合は平均取得単価がこの辺りになり、損はほとんどプラスになりますし、逆に上昇相場で積み立てをしてしまったとしても平均取得単価はこの辺りになり、数年マイナスになりますが損はほとんどプラスになりますから、こういった最悪期でもトータルではプラスになり、もし積み立て期の真ん中が株価の頂点だったとしても平均取得単価はこの辺りになり、やはりほとんどプラスになります。投資期間が10年だとマイナスのリターンになることもありますが、15年を超えれば株式のリターンはどんなに最高値で投資してしまったとしてもプラスのリターンになります。

もちろんこれは過去の話で未来を保証するものではありません。もし未来のリターンを保証して欲しい場合は債券の投資をした方がいいでしょう。なぜなら債券は発行体がデフォルトしない限り発行時の金利が確定リターンだからです。もし20年の債権で4%もの金利があれば、20年間毎年4%の確定リターンを与えてくれます。株式で不安な方は債権を導入するのがいいでしょう。株100%や債権100%よりも株と債権両方に投資をすると、さらに守りと攻めをバランスよくこなしてくれます。

こちらはリーマンショック前後のS&P500と最長ETFであるTLTの値動きで、青がS&P500、赤がTLTです。リーマンショックの時はS&P500は半減しましたが、債券価格は1.4倍になりました。もし株50%、債権50%と攻め半分、守り半分のポートフォリオの場合は黄色のグラフになり、ご覧のようにリーマンショックが来ても資産減少が防げますし、リーマンショック前の資産より少なかった時期はわずか10から13ヶ月ほどです。このように株と債権をうまく使い分けることで鉄壁に資産を守ることができます。その辺りの詳しい解説はこれらの動画をご覧ください。概要欄にリンクを貼っておきます。

質問2つ目。夫65歳、私40歳、子供8歳です。ジュニアNISAは私の口座だけで満額最短5年で埋める予定です。それ以降は分かりませんが、私のジュニアNISA口座だけで老後2人分の生活が遅れるのか知りたいですという質問に答えてきます。これは生活費も収入も年金額も分からないので想像や平均で回答してみようと思います。

ちょっと難しいのは年の差があることです。旦那さんが65歳になる頃は奥さんが49歳でまだ働けるので、旦那さんの老後初期は年金と奥さんの収入でなんとかなると思います。そして奥さんが60歳になる頃に旦那さんが76歳。ここからは労働収入が途絶えたとして、年金プラスジュニアNISAの取り崩しで生活していきたいと思います。追加投資は分からないと書いてあるので、ジュニアNISAが満額になる45歳以降は追加投資なしで考察していきます。45歳以降は旦那さんの年金と労働収入は全て使ったとして、ジュニアNISAだけほったらかしで60歳まで資産を成長させます。

イメージとしてはこんな感じで、過去のS&P500の平均リターンは9から10%ありますが、今後は半分乗り回り4.5%になったとして計算してみます。45歳でジュニアNISA1800万円、満額毎月30万円投資×5年×運用利回り4.5%をすると2017万円になります。45歳から60歳はジュニアNISAは放置です。今回利回り4.5%で放置すると60歳で3903万円になります。そして60歳で仕事を辞めたとすると、ここからは年金とジュニアNISAの取り崩しになります。年金を繰り上げや繰り下げをしないとすると、5年間は旦那さんの年金プラスジュニアNISAの取り崩し、それ以降は2人分の年金プラスジュニアNISAの取り崩しです。ですが、年の差があるので旦那さんが先にお亡くなりになるかと思います。なので旦那さんがいつ亡くなってもいいように、旦那さんの年金は当てにせず、ずっと年金1人分とジュニアNISAの取り崩しで、さらに生活費はずっと2人分として計算してみます。一応悪い方にシミュレーションするためにこのように考えました。

夫婦2人の平均生活費は令和4年の家計調査年では26.8万円なので27万円で計算します。年金1人の平均は月に15万円と言われていますが10万円として計算してみます。27万円から年金の10万円を引けば、60歳以降のジュニアNISAの取り崩しは毎月17万円です。この取り崩しのシミュレーションは民間のサイトが使いやすいのでこれでシミュレーションします。60歳時点の資産は3903万円。毎月の取り崩し額は17万円。想定利回りは4.5%で計算すると、取り崩しを続けられる期間は42年あります。つまり100歳になっても資産は持つことになります。実際は旦那さんの年金もあるし、旦那さんが亡くなって1人になった場合は生活費も下がるし、利回りももう少しあるだろうし、45歳以降も追加投資をすればもっと資産はあるかと思います。ご自分で色々シミュレーションしてみると安心できるかと思います。

質問3つ目。ジュニアNISAのスタートと共に成長投資枠にファングプラスに240万円一括で投資をしました。今回の下落で買った時の基準価格以下になりました。それでも余剰資金は即座に投した方がいいのか、買いを下回ってから投資した方がいいのかで迷っていますという質問に答えてきます。これは即座に投資した方がいいか、値を下回ってからの2択だから迷うのです。そもそも株価は長期的に右肩上がりですから、最初に落ちたところは2度とこの株価に戻らないし、次に落ちたところはさらに2度と元の株価に戻りにくいし、さらに2度と元の株価に戻らないのが多くなってきます。ですから買値を下回ってからの投資は良くないと思います。それを基準にしてしまうと2度と投資ができなくなります。

では、ここで即座に投資をした方がいいかと言うと、まだまだ下落するかもしれないので分かりませんですが、1つだけ答えがあるのですが、それはマイルール通りに投資をすることです。そのマイルールとは各アセットの比率を最初っから決めておき、その通りに投資をすれば迷いがなくなります。例えば株70%現金30%に投資すると最初に決めておけば、全体資産の現金割合が30%以上になっていれば、ここで株70%現金30%になるように投資をすればいいですし、さらに下がって再び現金比率が30%以上になれば、再びここで株70%現金30%になるように投資をすれば、適切な場所で適切な額を投資することができます。このように一定割合の現金比率を残しておくことで、どんなに下がっても投資チャンスが訪れます。逆に下がらずにそのまま上がっていったとしても株70%の部分で資産が増えますから、どっちに転んでもいい状態ができます。

もし余剰資金は全て投資をする、つまり株100%と決めていた場合は、こういった下がるのを待ってから投資をするのはやってはダメなんです。株100%の場合は株が高いと思っても即座に投資しなければなりません。なぜなら下がるのを待ってから買うとなると、株100%ではなく現金比率が少し発生するからです。タイミングによっては株100%だったり株98%現金2%だったり、場合によっては株90%現金10%だったりと、自分のルールがバラバラになるからです。歴戦の投資家であればそれでいいと思いますが、ほとんどの投資家はタイミングは分からないと思います。だからこそ最初にマイルールで比率を決め、それに当てはめて淡々と投資していくのがいいです。そして自分がどのくらいの比率にしたらいいかは投資家のリスク許容度次第です。リスクをいっぱい取れるなら株100%、家族もいるし年齢も高く運用期間がそんなに長くないのであれば、現金比率は多めに取る必要があります。一応守りの資産の割合は年齢くらいに設定するといいと言われています。40歳なら守りの資産は40%、60歳なら守りの資産は60%です。そこからご自身のリスク許容度に応じて設定してください。

ナスビは41歳ですが、金融資産のマイルールは株80%、現金プラス債権は20%です。子供も2人いてFIRE済みなのに結構リスクは取っています。それは自分のリスク許容度が高いし、株価が暴落になってもマイナスにならないし、不動産を持っているとか総合的に判断してそうしています。だいぶ話がそれてしまいましたが、即座か値を下回ってから投資で迷っていますの回答は自分のマイルール次第というのが回答になります。ですからマイルールを作っていないのであればまずはマイルール作りからです。マイルールを作っておけば投資判断で迷いがなくなりますよ。そしてマイルールを作るやり方はこちらの動画をご覧ください。ナスビのマイルールも紹介しています。こちらの動画は概要欄にリンクを貼っておきます。

質問4つ目。金融ショックの時に債券が上昇するのは分かりましたが、株と債券のポートフォリオの場合、もし仮に債券と株が同時に下がった場合、それでも債券を売却して株を買った方がいいでしょうかという質問に答えてきます。これはその通りで債券を売却して株を買った方がいいですが、それはマイルール次第でもあります。通常金融ショックのような株価の急落があった場合は、債券価格は上昇します。つまりこの時に債券を売却して安くなった株を買えば、債券価格の上昇と安い株からの上昇すればダブルで値上がり益が取れます。ですが今回は債券も株も下がった場合どうしたらいいかを解説いたします。

もし自分のマイルールが株50%、債権50%だった場合で、株と債権両方下がるけど株の方が下落が大きい場合、株の比率が下がり債券の比率が上がります。ここでは株45%債権55%になったとします。この時はマイルール通りに債券の5%分を売って株を買わなければなりません。債券価格はマイナスになっているわけですから、売却に躊躇する気持ちは分かりますが、それはその瞬間しか考えていないのと、マイルール通りにしないと他の場面でも感情が入ってしまうの2つの理由があるから、ここは債券売却して株を買った方がいいんです。

1のその瞬間しか考えていないとは、確かに今はマイナスを出していますが、今後の長期リターンが高い方にシフトしていると捉えることができます。これは例えば毎月30万円の契約で仕事を受け負っていたけど2年以内に辞めた場合は違約金が100万円発生する。でも別の会社から毎月60万円上げるからこっちに来てくれないか、でも今月中じゃないと契約しませんみたいな感覚と同じです。この場合だと100万円の違約金を払ってでも毎月60万円もらえる会社に行きますよね。

実際だとマイナスを払ってでも移る人がほぼ100%なのに、投資になるとマイナスを払ってでも移せる人は少ないです。これはマイナスの株Aを持っている時も同じ感情があります。投資家本人も株Aはこれから先もあんまりリターンが得られないことが分かっており、株Bはこれから先もリターンが優秀であることがこの時すでに気づいています。当然今すぐに移した方がいいことは分かっているのですが、今移すと株Aはマイナスで終わってしまう。せめてA株がプラ0になってから移したいと考える人がほとんどです。でもこれは大きな機会損失になります。ここで移せば今のマイナスは発生するけど将来はそれ以上にリターンが得られます。だからここでも債券を売却して株を買う方がいいんです。

ちなみにこれは自分のアセットの比率をマイルールに戻すだけですから、いいタイミングでいい量が売買できるんです。だからタイミングを測る必要がなく、アセットの比率が崩れたなと思ったらやればいいだけです。そしてマイルールをここで守らないと、今後は自分の感情やタイミングで売買するようになってしまいます。いつでもどこでもルールを守るためにも、マイルール通りに淡々とが大事になります。

質問5つ目。夫婦で贈与税を払ってでもジュニアNISA2人分は活用した方がいいですかという質問に答えてきます。これは計算してみると分かります。110万円を超えると税金が発生するので、年間投資上限枠の360万円を投資したい場合は393万円を贈与する必要があります。32.4万円の税金は発生しますが、投資をすればこれくらいであれば利回り5%で2年で回収できてしまいます。

ですが比較するのはここではなく、特定口座で運用しながら毎年基礎控除の110万円ずつ移していくパターンと比べてどちらが資産が増えるかです。最初の1年目は110万円贈与すれば特定口座での運用は283万円になります。正直283万円を利回り10%で3年間運用しても、3年間で特定口座の税金は最大でも18.7万円ですから、贈与税の32.4万円と比べると、特定口座で運用しながら毎年110万円ずつ贈与した方が税金は少なくなります。しかしこれはあくまでもこのケースの場合、もしジュニアNISA2年目から5年目も360万円贈与する場合は話が変わります。なぜかと言うと、ジュニアNISAに110万円ずつ移していたら、ジュニアNISAを埋めるのに時間がかかり、特定口座での運用が長くなってしまうからです。そうなると利益が膨らんで税金が多くなるからです。なので、あんまり引き延ばしすぎるなら贈与税を払ってでも早く移した方がいいでしょう。その損益分岐点は計算すればどっちがお得かが分かります。ですが、現在の特定口座での評価損益率や利回りによっても大きく変わるので、およその目安でしか計算できません。利回り5%で推移した場合、2年分くらいであれば毎年110万円ずつ移す方が良く、4年分移すのであれば贈与税払ってでも移した方がいいかもしれません。本当にこれは現在の特定口座の評価額により変わってきますから、およその目安です。

このチャンネルは視聴者様に寄り添ったチャンネルです。もしこんな内容を動画にして欲しいとか、質問を動画で取り上げて欲しいとかがあれば是非コメントまでお願いいたします。これからもいい動画を作成、頑張っていきますので、忘れずにグッドボタンを押してください。では、今回の動画は以上になります。