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続報 対地攻撃機A-10のイラン戦争投入 因縁の地イラクでイランイスラム革命防衛隊の代理勢力を攻撃【石川雅一のシュタインバッハ国際問題研究所】

石川雅一のシュタインバッハ国際問題研究所12:34

Transcription

こんにちは。シュタインバッハ国際問題研究所の石川です。イラン戦争に対地攻撃機A点が投入されましたが、今日はその続報です。

この映像は2026年3月25日、イランの隣国イラクの高田航空基地の近くで撮影されました。太地攻撃A10点が、イランが支援する武装組織に対して30mm機関砲で機銃掃射を行っている様子です。

先日本チャンネルで、アメリカ統合参謀本部議長の団員対象が2026年3月19日、ワシントンDCのペンタゴンで記者会見を行い、太地攻撃機A10サンダーボルトがイランの南部ホルムズ海峡周辺の戦線に投入され、イランの高速艇を掃討していると発表したことをお伝えしました。ホルムズ海峡でのA10の姿はまだ出てきていませんが、イランのお隣での、イランが支援する武装組織に対するA10の攻撃映像はその後SNSに次々とアップされてきました。今日はこのことについてお話しします。

攻撃機A10サンダーボルトIIウォートホークがイラン戦争に投入されたのはイラン南部ホルムズ海峡周辺です。そしてA10はイランのお隣のイラクでも、イラン革命防衛隊IRGC小部隊の代理勢力である民兵武装勢力に対しても攻撃を行っているようです。

アメリカ統合参謀本部議長の団員対象です。団長は2026年3月18日、ワシントンDCのアメリカ戦争省で次のように述べました。「ウォートホークは現在イラン南部側面で戦闘に参加しており、ホルムズ海峡でイランの高速攻撃艇を捜索し撃破しています。さらに、攻撃ヘリAH64アパッチも南部方面での戦闘に加わっています。同盟国と共に作戦を継続しており、片道攻撃ドローンへの対処任務も含みます。」

議長はワシントンDCのアメリカ戦争省でこのように述べました。

この映像は2026年3月18日のキルクで撮影された太地攻撃機A10が地上目標に30mm弾で機銃掃射を行っている様子です。先日本チャンネルで、イランのお隣のイラクで在バグダッドのアメリカ大使館がイランのIRGC傘下の武装勢力が飛ばしてきたシャド型ドローンを大使館屋上に設置された対空機関砲シーラムで迎撃する様子をお伝えしましたが、アメリカ軍はイラクの武装勢力相当にA10を投入した模様です。ファストア。

こちらの映像は2026年3月24日、イランのお隣のイラクでイランのイスラム革命防衛隊のコッズ部隊が育成支援してきた武装組織PMFハシュドアルシャビの拠点に対して機銃掃射を行っている様子です。

こちらの映像は2026年3月24日のモスルで撮影されました。イランの代理勢力PMFの拠点をA10が攻撃している様子です。

こちらの映像も3月24日のモスル近郊で撮影されました。A10がイラン支援民兵の陣地を攻撃している様子です。

こちらの映像も3月24日、イラクのモスル近郊で撮影されました。A10がイランの代理勢力の陣地を攻撃している様子だと言います。

こちらの映像は3月25日、イラクのハッバニーア高原にある高田航空基地の近辺で撮影されました。イランの代理勢力PMFの拠点を攻撃している様子だと言います。

イラクのハッバニーア高原にある高田航空基地はイラク軍が運用していますが、その周辺にはイランの代理勢力の拠点があるとされています。アメリカ軍は航空機も地上部隊もイラクには今はほぼ置いていないので、地上攻撃機A10はイラクのお隣のヨルダン王国のムアファクサルティ空軍基地から飛んできています。

こちらの映像は2026年3月25日にイラクのハッバニーア高原で撮影されました。イランの代理勢力PMFの民兵が旧ソ連製23mm対空機関砲ZSU-23-2でハッバニーア上空を旋回しているアメリカ軍のA10を打ち落とそうと目視で狙って射撃している様子です。しかしA10は実は、これらの対空機関砲の23mm榴弾に耐えられるように設計されています。A10はたとえ外殻を打ち抜かれたとしても、コックピットと重要系統は544kgのチタン装甲で覆われています。ですからZSU-23-2でA10サンダーボルトIIウォートホークを撃墜できる可能性は極めて低いと私は想像します。

こちらの写真はアメリカ空軍公式アーカイブの写真です。今から23年前、2003年のイラク戦争でアメリカ空軍の当時対空砲だった女性操縦士キム・キャンベルのA10がバグダッド上空で近接航空支援任務中に対空砲を受けました。地対空ミサイルが至近で爆発して、ミサイルの破片数百個がA10の機体に穴を開けました。チタン装甲に覆われたコックピットのキム・キャンベル隊員は怪我はありませんでしたが、A10の操縦に必要な油圧が全て失われました。しかしA10は、メイン油圧系統が破壊された時にもフェイルセーフとして機械式のバックアップ操縦系が存在し、キム・キャンベル隊員は機械式操縦系に切り替えて避弾後1時間ほど飛行して、クウェートのアハマド・アル・ジャベル空軍基地に無事帰投しました。女性操縦士キム・キャンベル隊員はこの功績により、殊勲飛行十字章を受賞しました。

A10が運用され始めたのは今から54年前の1972年のことです。この映像は1991年の湾岸戦争オペレーション・デザートストーム砂漠の嵐作戦でのA10のガンカメラ映像です。空軍の攻撃機A10サンダーボルトIIはイラク軍の戦車を987両撃破し、装甲車およそ1200両、そして大砲およそ2000門を撃破するという実に驚異的な戦果を上げました。

またこちらの映像は2007年のアフガニスタン戦争におけるA10のガンカメラ映像です。アメリカ軍では運用開始から半世紀が立ったA10を退役させるという意見がこれまで何度も上がっていましたが、その攻撃性能の優秀さと、敵の対空砲や地対空ミサイルに見舞われても機体の一部が破損してもA10は必ず基地に戻ってくると言われた奇跡的な生存性の高さから根強い存続論があり、これまで延命の改修とアップグレードがなされてきていました。

今から23年前、2003年のイラク戦争で近接航空支援任務に活躍した太地攻撃機A10点が、23年経った今、また因縁のイラクの地でイランの代理勢力を相手に戦わなければならない現状に私は因果の繰り返しのような何か不条理を感じます。歴史のアイロニー、歴史の皮肉といったような一言では決して言い表せない戦いの歴史の繰り返しです。

今日はここまでとし、最後までご視聴ありがとうございました。チャンネル登録といいねボタンもお願いいたします。それではまた。