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今回は甘くて濃厚な焼き芋の作り方をご紹介します。
これまでも焼き芋の作り方をご紹介してきましたが、今回はその改良版です。美味しく仕上げるためのコツや楽しみ方のアレンジもお伝えしますので、是非最後までご覧ください。
まずねっとりした焼き芋を作る上で1番大切なのは品種選びです。以前アンケートを取った際にはねっとり食感がお好きな方もほくほく食感がお好きな方も多くいらっしゃいました。今回ご紹介する作り方ならその両方を楽しんでいただけます。
しっとりした仕上がりにしたい場合は品種を選んで購入するようにしましょう。代表的なねっとり系の品種はこちらです。
一方でほくほく食感を楽しみたい場合はこちらの品種がおすすめです。今回はアンケートで人気だった4つの品種を揃えてみました。最後に仕上がりの違いも比べてみます。
次に大切なポイントは熟成されたさつまいもを選ぶことです。秋になるとスーパーには新物のさつまいもが並び始めます。ですが、掘り立てのさつまいもはねっとり系の品種であっても焼き上がりがほくほくになりやすいんです。
その理由は掘り立てのさつまいもには生デンプンが多く含まれているため、まだ糖化が進んでいないので甘さが控えめでねっとりしづらいです。一方、収穫後に熟成させることでデンプンが酵素の働きによって糖に変わり、焼いた時にねっとり甘くしっとりした食感になるのです。
スーパーで購入する際は熟成と表示されているもの、または新物と書かれていないものを選ぶと良いでしょう。また断面に黒く固まっている蜜が見える場合も糖度が上がっている証拠です。パソコンやスマートフォンからご購入の際は熟成さつまいもや令和6年と検索すると該当商品が見つかりやすいと思います。
もしお芋掘りでさつまいもを手に入れた場合は自宅で熟成させることもできます。土付きのまま新聞紙で包むか小さめの段ボールに入れて乾燥を防ぎ涼しい場所に1ヶ月くらい置いておきましょう。
最後に焼き芋にする際は大きめのものよりも小さめの方がおすすめです。
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作り方はとても簡単です。
さつまいもをよく洗いましょう。皮ごと焼いて食べるので、土汚れが残らないように丁寧に洗うのがポイントです。焼いている時に蜜が垂れて固まることがあるので、オーブンの天板にはオーブンシートやアルミホイルなどを敷いておくと掃除が楽になります。今回はシリコン製のオーブンシートを使用しています。
つまようじやフォークなどで表面に穴を開けます。中まで火が通りやすくなり、加熱中の破裂を防ぎます。
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2段式のオーブンをお使いでしたら2段分まとめて作れます。1度にまとめて作った方が高熱費の節約にもなるので私はいつもたくさん仕込みます。
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オーブンの余熱は不要です。オーブンの設定温度は160度。小さめのさつまいもの場合は60分、大きめのものは90分を目安に焼きます。
この低温でじっくり焼くことが1番大切なポイントです。さつまいもに含まれるベータアミラーゼという酵素がデンプンを爆画糖に分解して甘みを引き出します。この酵素がよく働くのは70度前後と言われています。なるべくこの温度帯を長く通過させることでしっとり甘い焼き芋になります。
60分経ったら一度様子を見てみましょう。蜜が出ています。
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美味しそうです。
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つまようじを数箇所にさして全体が柔らかくなっているか確認します。まだ硬さが残っている場合は10分ずつ焼き時間を追加してください。柔らかくなったらそのままオーブンに入れ、粗熱が取れるまで放置します。余熱でさらに火が入り甘みが増していきます。完全に冷めるまで約5時間ほど置いておきました。蜜が馴染んでしんなりしています。
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これは紅はるかです。持つと潰れてしまいそうなくらい柔らかいです。
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トロトロ。
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他の紅はるかも蜜が溢れてしっとりねっとりとした感じに仕上がりました。安納芋は外側に蜜が溢れてきませんでしたが、しっとり柔らかくできました。
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シルクスイートは紅はるかと比べると少しほくほくしています。中が小金色でとても美味しそうです。しっとり感も残っています。
これは鳴門金時と割った感触も以前のものとは違いほくほくしています。しかしパサパサしてしまっている感じはなく、ほくほく好きの方にはたまらないかもしれません。
4種類の焼き芋を食べ比べしてみます。
鳴門金時は優しい甘味のほくほくとした食感。まるで栗のような風味があり、昔ながらの焼き芋といった味わいです。
安納芋はねっとり食感。スイートポテトのような甘さが口いっぱいに広がります。
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シルクスイートはほくほくとねっとりのいいとこ取りをしたような食感です。上品な甘さと名前の通りシルクのような滑らかさを感じられる焼き芋です。
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紅はるかは断面まで蜜でつやつやしていて、4種類の中でも特にねっとり感が強く甘さも際立っていました。1番蜜が出てきた品種なので糖度も1番高そうですね。
どの品種にも個性があり、それぞれの味わいを比べるのはとても楽しいです。
焼き芋は冷蔵保存で1週間ほど、冷凍で1ヶ月くらい日持ちします。ラップに包んでから保存袋に入れて冷凍しましょう。天板にこぼれた蜜はしばらく水につけておくと溶けて落ちやすくなり綺麗に取れます。
焼き芋はこのまま食べても美味しいですが、私がよく作るアレンジレシピもご紹介します。
まずは干し芋。焼き芋を薄くスライスします。干し芋は12月から2月頃なら天日で3日間くらい乾燥させるだけで作れますが、今の時期はまだ温かくカビが生えてしまう可能性があるのでオーブンで仕上げた方が安全です。
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切った焼き芋を天板に並べたら余熱なしの100度のオーブンで60分焼きます。
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60分乾燥させたら裏表を返してさらに60分乾燥させます。
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両面が程よく乾いたら完成です。水分が抜けてキュっと凝縮しています。水分が抜けて硬くなった分よく噛むので少量でも満足感が得られるおやつです。持ち運びのおやつとしても重宝します。
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しっかり乾燥させてあるので冷蔵保存で2〜3週間ほど日持ちします。冷凍すれば約2ヶ月保存できるので多めに作ってストックしておくと便利です。
2つ目は和風さつまいもポタージュ。酒粕を使ったポタージュですのでアルコールが気になる方はあらかじめ酒粕に水を加えて煮立てアルコール分を飛ばしてからお使いください。酒粕のアルコールが気にならない方はこの手順を省いていただいて大丈夫です。また酒粕の風味が苦手な方は酒粕を使わずに作っても美味しく仕上がります。
3分ほど加熱しましょう。水分がなくなってしまったらお水を足しても問題ありません。
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焼き芋は皮ごとミキサーにかけやすい大きさに切ります。
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ミキサーやブレンダーカップの中に切ったさつまいもを入れたら、先ほどアルコールを飛ばした酒粕を大さじ2。
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味噌大さじ1。
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白だし大さじ1。白だしがなければ醤油大さじ1もしくは粉末の和風だし小さじ1で代用してください。
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水を200ml入れたらブレンダーで混ぜます。確反したらお鍋に移し、牛乳もしくは豆乳を加え、沸騰しないように弱火で温めます。
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ミルク系のスープは沸騰させると分離してしまうので、弱火でゆっくり温めましょう。濃度が濃い場合は牛乳を追加して好みの濃度になるまで伸ばしてください。
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味を見て必要であれば塩を足してください。カロリーが気にならなければバターや生クリームをプラスするとコクが増して美味しくなるのでお好みでプラスしてください。最後にパセリを振りかければ完成です。
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酒粕と味噌のコクでまろやかなポタージュ。寒い日に体がポカポカ温まります。
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どのレシピも旬のさつまいもを存分に楽しめるレシピです。是非作ってみてくださいね。
最後までご視聴いただきありがとうございました。