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FIRE直後に暴落が来ても大丈夫!

ナスビのマネー講座15:10

Transcription

はい、皆さんこんにちは。なびです。

今回の動画は、ファイヤー直後に暴落が来ても大丈夫ということについてやっていきたいと思います。ファイヤー直後に大暴落が来ると資金が枯渇しやすいとか言われていますが、守りの投資を入れて乗り切れるのかを検証していきたいと思います。

ナスビのプロフィールです。投資歴は18年で、現在の総資産は3億円ほどになり、念願だった本も出版しました。また、投資仲間が集まるコミュニティもやっています。みんなで投資について意見交換したりしています。不動産投資、株式投資の動画を月刊56本くらいアップしておりますので、本気で自己投資もできます。オフ会も定期的に開催していますので、是非ご参加をお待ちしております。このコミュニティの申し込みは概要欄にリンクを貼っておきます。

ついに念願経った資産5000万に到達したぞ。毎日寝る間を惜しんで労働を重ねて全て投資に回してきたおかげだな。とりあえず4%ルールで年間200万円取り崩せるから、あと100万円くらいは労働で稼げばいいか。よし、退職してサイドファイヤーしよう。月に8万円稼げばいいなら週に2回の労働でいいから。週に5回は自由時間だ。今は株99%だけど、守りの投資なんて利益を生まないからそのままでいいか。

うう。なんだか眠くなってきた。うう。今日のニュースをお伝えします。アメリカの労働市場が急速に悪化し、失業率が10%に跳ね上がりました。これを受けてFRBが0.75%の緊急利下げを決めました。ただ、FRBの制作が後手に回っているとの思惑から株式市場は急落。なんと1週間で50%下落。とんでもないことが起こりました。おお、ファイヤーした直後に大暴落。2500万円になってしまった。仕事もやめちゃったし、どうしよう。やっぱり株99%なんてリスクを取りすぎてたよ。守りの投資ってやっぱ必要だな。

は、なんだ夢か。焦った、焦った。やっぱりファイヤー直後は株だけだと怖いな。そういえば世界恐慌や1970年代の株式の死、ITバブルの直前でファイヤーしたらどうなるのかを検証してみようかな。案外株100%でもいけるかもしれないし。皆さん、検証してみたので一緒に見ていきましょう。

100年以内に停滞は3回あった。通常の右肩上がりの相場であれば、ファイヤー後も資金は枯渇しなく、むしろ資産は増えていきます。しかし、世界恐慌の時はS&P500は85%安になった上に25年間も最高値を超えられませんでしたし、1970年代は株式の死と言われており、2度も暴落がありました。停滞も12年間あります。直近では2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックなど、ここも2度の暴落を起こし、12年から13年ほど停滞しました。ファイヤーして資金が枯渇するリスクは大体この低迷期です。こういった上昇相場で資金が枯渇するリスクは限りなく低いので、暴落する直前のここでファイアしたとして資金が枯渇するのかを検証していきたいと思います。

取り崩しは4%ルールで行う。4%ルールとは、引退時の資産×4%を毎年取り崩していく方法です。例えば5000万円で引退したら、毎年200万円ずつ取り崩していきます。しかし、世の中にはインフレがありますから、インフレ率分余分に取り崩していきます。投資のリターンを6から7%、インフレが2%であれば、実質リターンは4から5%になりますから、資産は枯渇しにくいということです。しかし、ファイヤー直後に暴落が来て反転しても、引退値の資産×4%で取り崩すため、資産に対して取り崩す量が多くなってしまい、その後の資金が枯渇しやすくなります。もし株価が元に戻ったとしても、引退時の資産には戻らなく、それでも引退時の資産で取り崩しをしないといけなく、取り崩し率が大きくなってしまい、例え今後7%から9%のリターンを出したとしても資金が枯渇するということです。

ですが、攻め50%、守り50%で運用すれば、暴落時もそこまで資産は減らないですし、停滞で資産を増やすことができますから、半分くらい守りを入れるといいでしょう。この守りとは債券のことですが、TLTが2002年からしかないのと、債券の詳細なデータが見つからなかったので、今回は株100%と株70%現金30%と株50%、現金50%のシンプルなポートフォリオでの比較をしていきたいと思います。現金だと債券のポートフォリオよりも弱いですが、これで検証していきます。

世界恐慌での検証。こちらは世界恐慌があった頃からのS&P500のチャートになりますが、最大85%安落し、その後最高値を超えるのに25年もかかっています。この相場はファイヤーしても資金が枯渇しそうな気がします。こちらは追加投資もせず、取り崩しもしなかった場合の資産水です。オレンジが株100%、グレーが株70%現金30%、青が株50%現金50%です。大暴落&停滞場が長いと、株50%現金50%のポートフォリオの方が資産が多い状態が長いです。株70%現金30%も守りも強いし、体相場にも強そうですね。どこかの文献で世界恐慌でも株50%、債券50%なら6年で回復したと書いてあったので、債券を入れていたらおそらく緑の資産水あたりになると想像しています。

では、4%ルールで取り崩していくとどのような資産水になったかを示します。4%ルールで取り崩しをしていくと、株100%の場合は23年後に資金が枯渇してしまいますが、株50%現金50%と株70%現金30%の方は30年後も資金が残っています。歴史上1番最悪な相場でも30年以上資金が枯渇しなかったという事実は、かなり安心ができるのではないでしょうか。よく見ると、株70%現金30%と株50%現金50%の下落体制は似たような感じで、上昇時は株70%現金30%の方が大きくなっている気がします。もしかしたら株70%現金30%の方が効率がいいのかもしれません。しかもこれは現金だけなので、債券も混ぜるともっと良くなると思います。これも勝手な想像ですが、緑の資産水あたりになったかと思います。世界恐慌は85%の大暴落とその後25年にもわたって長期停局面を迎えた、歴史上最も最悪な相場でした。それにも関わらず、資産が30年以上持ったのは安心できますよね。

1970年代での検証。では、1970年代のチャートを見てみます。12年だけで見ると停滞していますが、長期的に見ると少し右肩上がりの相場にも見えます。なので、おそらく株の割合を多くしている方がいいような気がします。1969年頃から追加投資も取り崩しもしなかった場合の資産水です。1970年代はそこまで大きな暴落もなかったですし、停滞も世界恐慌よりも少ない12年くらいでしたから、一時的に株100%の方が資産が少なくなる場面もありましたが、ほとんどの期間で株100%の方が資産が多かったです。

では今度は4%ルールで取り崩した場合の資産水を見ていきます。株100%の方は、引退時の資産から最大で約20%を失いましたが、停滞場ではどのポートフォリオも引退時の資産をほぼキープしていました。そして停滞場を抜けると、どのポートフォリオも大きく資産を増やしていきました。こちらも株70%、現金30%と株50%、現金50%の下落体制は同じくらいで、上昇時は株70%、現金30%の方が大きく差を開いています。やはり株50%、現金50%よりも株70%、現金30%の方が効率が良さそうですね。

ITバブル崩壊の検証。こちらはITバブルの崩壊があった2000年前後からのチャートになります。この時期は50%下落する相場が2度もあり、さらに12年から13年停滞と、この100年の歴史上2番目に悪い相場でした。では、暴落前の1999年頃にファイアーした場合で見ていきます。こちらは追加投資も取り崩しもしなかった場合の資産水です。つまり、これはコースファイヤーと同じ状態です。どれも取り崩しをしなければ、引退時の資産をキープしています。株100%はこう見るとあんまり減っていないように見えますが、株70%と比べると資産の10%以上差があります。

では4%ルールで取り崩していくとどうなるかを見ていきます。どのポートフォリオも停滞した13年は少しずつ資金を失いましたが、26年経った今でも資金が枯渇していません。株100%だと一時的に資産は半分以下になりましたが、最終的には2倍になっています。今回も株70%現金30%と株50%、現金50%の下落体制は同じくらいで、上昇時だけ株70%、現金30%の方が大きく差を開いています。やはり株70%、現金30%の方が効率がいいですね。

今回は債券の検証ができなかったので現金にしていますが、もし債券を導入していれば、正確ではありませんが、緑の線ののような資産水になっていたと思います。債券のTLTが2002年からなので、今回は検証ができませんでした。

ファイヤー後の理想のポートフォリオ。今回の検証を見ると、現金50%だとリターンが低くなりすぎて取り崩すと資産があんまり増えませんでした。ですが、世界恐慌のような大暴落と停滞が長く来た場合は威力を発揮しました。現金だとリターンがなく、債券だと少しリターンがあるので、これを債券にしてたら違ってくると思います。リーマンショックの時は債券を導入することで大暴落の時に価格が急騰していますし、通常時も年間%のリターンが得られます。黄色の線になりますが、株と債券を半々で持てばご覧のようにまるまるショックが来ても資産減少が防げますし、リーマンショック前の資産よりも少なかった時期はわずか10から13ヶ月ほどです。その後も資産は増えていきましたからね。

以上のことから、守りは現金だけでなく債券も持つ方がいいです。でも日本人は為替リスクもあるので現金も保持。さらに現金を債券に変えたことで防御力とリターンが上がりますから、世界恐慌の時でも耐えれそうなことから株60%にしても良さそうです。

さらに、世界恐慌、1970年代、2000年代では株70%現金30%の下落体制が強く、株現金半々のポートフォリオとあんまり変わらなかったこと。株70%現金30%のポートフォリオは株価上昇時は大きく上昇したことから、株多めの70%にするのが一番コスパがいいと思います。そして株100%の場合は下落をもろに食らい、大暴落が来ると一時的に資産を多く減らしてしまい、世界恐慌の時は最短で13年で資金が枯渇。ちょっと前から取り崩しをしても23年で資金が枯渇しました。でも1970年代、2000年代は株100%でもなんとかなりました。ですが、一時的とはいえ半分近くになるのは精神的にかなり来ると思います。

資産をこれ以上増やさなくてもいいからとにかく資産を守りたい方は、株50%現金50%もしくはもう少しリターンも防御力も強い債券も入れて株50%債券25%現金25%にするのがいいでしょう。このポートフォリオだと大暴落が来ても資産減少もマイルドになりますし、相場が長いとリターンが大きくなります。世界恐慌、1970年代、2000年代のいずれも株70%現金30%は下落体制も強かったし、上昇相場でもまあまあ資産が上昇したので、株70%現金プラス債券30%が一番コスパがいいと思います。

1970年代の株式の死も2000年代の2度の暴落も株100%でも資産は枯渇しなかったし、世界恐慌の時は最悪期にファイアーすると13年で資金が枯渇するけど、暴落周辺なら13年から23年くらい資産が持ちました。今は金融やネットが発達しているから世界恐慌並みの相場はもう来ない。ファイヤー後も資産を増やしたい。一時的な損に絶対耐えられるということであれば、株90%以上でもいいと思います。ですが、下落するのは一時的とはいえ数年間は苦しい場面もあります。後から振り返ると一時的に見えても、実際その場で経験すると数年間は長いです。その間精神状態が持つとは思えません。それに世界恐慌並みが絶対来ないとは言えないので、やはり最低でも守り30%を入れるのが最適解だと思います。

今回も色々調べたり計算が結構大変で目が疲れたので、いいねを押してもらえると疲れが吹き飛びます。このチャンネルは視聴者様に寄り添ったチャンネルです。もしこんな内容を動画にして欲しいとか、質問を動画で取り上げて欲しいとかがあれば、是非コメントまでお願いいたします。これからもいい動画を作成頑張っていきますので、忘れずにグッドボタンを押してください。

では、今回の動画は以上になります。