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【片付け コツ】脳科学で片付けのヤル気をアップする方法4選統合版

お片付け研究室チャンネル12:13

Transcription

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こんにちは、お片付け研究室チャンネルのわかぽんです。今回は脳を理解して片付け力をアップさせる方法というテーマについて、菅原道人さん著「めんどくさいがなくなる100の科学的な方法」を元に考察していきます。

例えば、「よし、やるぞ!」といきごんでも、結局やらずに物事を放置してしまう。そんなお悩みに心当たりはありませんか? 今回の方法を知らないと、行動できない自分を責めてしまい、自信を失ってしまいます。しかし、この動画の内容を実践していただくと、脳の仕組みが分かり、行動に移せるようになるでしょう。

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今回取り上げるのは、菅原さんの著書「めんどくさいがなくなる100の科学的な方法」。勉強や掃除など、面倒くさいことは後回しにしがち。すぐに行動に移せないのは当然だと思いますよね。しかし、脳神経外科の菅原さん曰く、それはうまく脳を使えていないからだと言います。行動力をアップさせるための脳の使い方について、本書で学んでみたいと思います。

一言で言うと、「意識して脳を使い、無意識に落とし込む」です。

菅原さんは、学生時代、試験勉強をしなくてはならない状況になった時、二度寝をしてしまったり、テレビをつけてしまったりと、何かしらの言い訳をして結局は一夜漬けになってしまうことが多かったと言います。親や先生たちは「意思が弱い」「たるんでいる」と非難しますが、意思の力や根性だけでは、最初は良くても中途に終わってしまいがちです。

菅原さん曰く、行動を起こす力は脳を上手に使うことにあると言います。私たちは、無意識で何もできない状態から、「意識はしているができない」状態、「次に意識してできる」状態、「無意識でもできる」状態へと、徐々に変化させているそう。つまり、何事もパッとできているわけではなく、意識づけを行い、無意識でもできる状態にまで落とし込むことで、すぐに動ける行動力を手に入れることができるのだと菅原さんは述べています。自然と行動することができれば、動きやすくなり、心にも負担なく行えるようになるのです。

脳の面白い仕組みを知るとともに、日頃のお片付けにも応用できるメソッドを詳しく見ていきたいと思います。

本日のお品書きはこのようになっております。脳を理解して片付け力をアップさせる方法について、4つにまとめてみました。

1. だんだんやる気になる作業興奮

2. ミラーニューロンを活用して綺麗を保つ

3. 未来予測をして行動するフィードフォワード

4. ストレスをうまく使って集中力アップ

それでは参りましょう。

まず始めに、1. だんだんやる気になる作業興奮について解説していきます。

菅原さん曰く、やる気とは、じっとしていれば自然に溜まっていくものではないと述べています。例えば、起床する時を思い出してみてください。朝日が差し込み、目覚まし時計が鳴り響き、ベッドから立ち上がり、歯を磨いたり、シャワーを浴びたり、ご飯を食べて、徐々に目覚めていっているはずです。つまり、私たちの脳の仕組みは、やる気が溜まって起きるのではなく、体を動かしていくにつれて、やる気になって起きてくるのだと菅原さんは説明しています。このことを精神科医エミール・クレペリンが「作業興奮」と名付けています。

では、部屋の掃除はどうでしょうか。普段はなかなか手をつけられず、後回しになってしまう片付けなのに、やり始めたら「あれもこれも」と手をつけたくなってしまった。気がついたらご飯も食べずに3時間もやっていた。こういった経験はありませんか? やる気がない普通の状態から、やり始めるとやる気が出てくる脳の仕組み、作業興奮。これをうまく使うためには、まず体を動かして作業を始めてしまうことです。休みの日でも、決められた時間にとりあえず掃除機をかける。布巾やウェットティッシュを手に取ったら、机の上を拭いてみるなど、あれこれ考える前に体を動かすことです。掃除や片付けも、とりあえずやってみようと手を動かしてみてください。以前紹介した習慣化についての動画も合わせて活用してみてください。やる気は自然とやってきてくれませんが、迎えに行けばやってきてくれるものだと、覚えておくといいですね。

続いて、2. ミラーニューロンを活用して綺麗を保つについて解説していきます。

職人やスポーツで、人の技術を見て覚えるというのは、皆さんも聞いたことや実際に体験したことがあると思います。菅原さんは、この「見て盗む」というのは、科学的に正しく証明されたものだと言います。これは、ジャコモ・リゾラッティが1996年に発見した「ミラーニューロン」という細胞の働きで、簡単に言えば「ものまね神経細胞」です。この仕組みは、猿の実験によって発見されました。まず、猿が餌を取ろうとする時に活発になる脳の領域の神経細胞があります。次に、実験者が餌を取るのを猿に見せた時、猿の脳を観察すると、実際には餌を取る行動をしていないにもかかわらず、同じ細胞が活発になったという実験結果だったそうです。つまり、見ただけで、その行為をした時のように行動を学習していると考えられます。

このミラーニューロンは、運動に関してだけでなく、目標と意図を理解したり、他者との共感や言語獲得にも関わっているそうです。私たち人間という生き物は、ある意味、ゼロから自分の頭のひらめきで成長するのではなく、ものまねにより成長する生き物だと菅原さんは述べています。このミラーニューロンを活用すれば、例えば禁煙したい、朝寝坊をやめたい、痩せたい、部屋を綺麗に保ちたいなど、自分が変えたいと思っている行動を変えることができるようになると菅原さんは言います。真似したい人、理想とする人物の情報を定期的に得ることで、その人に近づけていけると菅原さんは述べています。是非、片付けや掃除の習慣に応用してみてください。綺麗を実践している動画を視聴し続ければ、綺麗を保つコツを学習して、綺麗を保てるようになるでしょう。

次に、3. 未来予測をして行動するフィードフォワードについて解説していきます。

私たちの成長に欠かせないのは、過去の行動の反省と現状の修正です。この過去の経験に基づいて行動を決めることをフィードバックと言います。このフィードバック機能は、失敗や良くなかったことの反省をすることなので、ネガティブな事柄に再度触れることになります。そのため、フィードバックを遮断してしまい、同じ失敗を繰り返すということにつながるのだと菅原さんは述べています。

現状を変えることに積極的になるには、過去のことを起点とするフィードバックより、未来に視点を移し行動する方が効果的だという菅さん。この「最悪の未来をあらかじめ考えて行動すること」をフィードフォワードと言います。人が揺れる電車内で立っていられるのは、揺れに対するフィードバック機構だけでなく、このフィードフォワード機構が働いているからです。電車の揺れをあらかじめ予測し、筋肉の動きや力の強さを頭の中で予測しているのだそうです。このシステムは、体の動きだけではなく、現状を変えることも同じだと菅原さんは述べています。

これを応用すると、例えば海に行くのが決まってからダイエットするのではなく、「いつ見られてもいいように」ダイエットする。貯金したいのであれば、収入から先に貯金する分を取り分けておく。お客さんが家に来るから片付けるのではなく、「いつ誰が来てもいいように」片付けておくなどです。現状を変えるためのモチベーションアップ方法として覚えておいてください。

最後に、4. ストレスをうまく使って集中力アップについて解説していきます。

スポーツの世界では、集中して時間を忘れることを「ゾーンに入る」と言います。そのことを心理学でフロー状態と言い、このフロー状態に入るためには、リラックスとストレスを合わせ持つことが必要なのだと菅原さんは言います。人は集中力を必要とすればするほど緊張してしまい、「失敗したらどうしよう」と後ろ向きに考えてしまいがちです。ですから、なるべくリラックスして動ける状態を作ることが重要なのだそう。緊張や「やらなければいけない」と焦った時は、「できるところからやろう」とか「うまくいったらラッキー」など、自分自身にリラックスできる言葉をかけることから始めてみましょう。

さらに、適度なストレスがあると、人は集中力が増すと菅原さんは述べています。テストを例に上げると、「今回のテストは評価に入れません」と言われた場合と、「成績表に反映します」と言われた場合では、後者の方が集中して取り組むはず、という菅原さん。過度なプレッシャーのストレスはよくありませんが、適度なストレスがかかる緊張感でやる気がアップするということです。片付けや資格の勉強など、様々な物事に集中して取り組みたい時は、仲の良い友人に宣言をして、軽いプレッシャーを自分にかけると挫折せず行うことができるでしょう。

では最後に、この動画の考え方をまとめて振り返っていきます。

1つ目は、やる気はやり始めれば出てくるということでした。

2つ目は、真似をしていれば綺麗が保てるということでした。

3つ目は、行動の反省より、あらかじめ最悪を想定して現状を動かそうということでした。

4つ目は、リラックスと適度なストレスで行動力と集中力アップを狙おうということでした。

私たちの脳には、ものすごい機能があらかじめ備えられています。脳の仕組みをぜひ活用して実践してみてくださいね。この動画を見ているだけでも、お片付けへの意識は十分高いです。是非自信を持って片付けを進めてみてくださいね。

以上で、脳を理解して片付け力をアップさせる方法の解説は終わりです。概要欄に今回ご紹介した本のリンクを貼ってありますので、チェックしてみてください。お付き合いいただきありがとうございました。

このチャンネルでは、片付け、掃除、家計に関する本を紹介しながら、暮らしを良くするためのお役立ち情報を配信していきます。気に入っていただけたら、チャンネル登録や「いいね」をいただけると嬉しいです。コメントもお待ちしております。それではまた次回の研究動画でお会いしましょう。バイバイ。