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専門職は深い知識、広い知識、どちらに向かえばいいですか?

為末大学 Tamesue Academy5:52

Transcription

質問コーナーです。質問です。いつも楽しみに拝見しております。運動指導者の育成をしているものです。日本においてスポーツを支える職業を目指す場合、コーチ、トレーナー、栄養士などですね。幅広い知識技術を身につけることと、狭い分野のえ、技術深い技術や知識を身につけることと、どちらがより適していると考えでしょうか。学習の段階によっても異なると思いますが、スポーツにお金が回らない現状の日本においては、幅広く色々できる人の方が重宝されるのではないかと最近では思っています。学ぶことの方向性にとても興味があります。今後のスポーツを取り巻く環境の変化の予測も踏まえてご意見を伺えれば幸いです。

これ言としてま、素晴らしい観点で私も非常に賛同しております。どういうことかって言うとですね、ま、特に日本は、ま、日本と米国ってのはかなりスポーツでは違う立ち位置を取ってます。米国は分業化されているプラス、スポーツに対してってお金が結構回るんですね。で、そうするとストレングスを見る人、怪我をした時のなトレーナー、メディカルっぽいトレーナー、で、それからコーチみたいなえ、技術やる人、栄養士とかですね、ま、そんな風に分かれてるんですね。で、それぞれがそれぞれの領域を掘り下げて、あのお互いをコミュニケーション取ることで、1人の選手をサポートするっていう、こういうスタイルをやってます。それ何でできるかって言うと、それぞれに専門的なことをやってることに對してお金が払えるぐらい、ま、お金が回ってるからっていうことになるわけですね。

一方で日本はそこまでですね、スポーツの現場にお金が回っていないので、結果としてあの、いろんなものが重なり合ってしまうわけですね。コーチがこっちもやって、あっちもやってっていうことになって、で、むしろこれもこれもできるっていうことは、まあ、2つ3つできるんなら3人、2人3人やとよりにもいいかっていうことで、それでその人がま、雇用されやすかったり、役割が担いやすいっていう、そのことにご指摘をされてるんだろうと思います。

で、どちらがよりいいのかって言うと、ま、私はやっぱり専門を掘り下げられたら1番いいなと思うんですけど、でも現状考えてアメリカほどですね、あの充実した国もなかなかないですから、ま、各国皆さんそれを色々苦労されながら、専門領域プラス何かを足すってことでやってるのが現状かなと思います。

で、ちょっと質問に対してですね、正確に回答してるわけじゃないんですけど、実は私はこれアメリカでも感じたことなんですけど、深い専門知識があるってことは前提なんですけど、その上でものすごく重要なのはコミュニケーションだと思うんです。つまりちゃんと話せるって選手と、で、それからその聞いたことを他の人にも伝えられるってことなんです。で、これ当たり前なんですけど、分業にするとですね、このトレーナーと話してることがしっかりコーチと共有されないと、あの、その前提が入んないんですね。で、仮にみんなが分業しててもいたとしてもですね、人間の体は分業してないわけです。心だけ取り出して、心理、栄養はこっちってできなくて、全部1つの人間の体の話なので、それを便宜上ですね、分けてるだけで、でも基本的にはやっぱホリスティックなってか、全部統合された人間は体なんですね。それどうやって統合していくかってことはやっぱ相互にコミュニケーションを取ってもらったり、選手の感覚を聞くってことはとても重要になっていくと思います。良い栄養士の方はですね、え、借定義に言う栄養集は大体スポーツの場合もワークしなくて、こうすべだじゃなくて、あなたのライフスタイルから考えるとこれがいいんじゃないかしらっていうベをベターを提案していける。それがものすごく大切なことだと私は思っています。なのでコミュニケーションを取るていうこと、ま、結果としてそれが実は幅広い知識や技術に繋がっていくんじゃないかと思っています。

ま、専門も栄養もやります、フィジカルトレーナーですっていう話ではなくてですね、フィジカルトレーナーなんだけど、栄養師の方たちと3に連携を取るので、深くは知らないけど、それなりの前提は分かっているっていう、ま、そんな状態って言うんですかね。ま、よくTG型人材って言いますけど、深く掘り下げるんだけど、このTのこの字のところをもう少しこんな感じで、テスラのTみたいにですね、少しこう、あの、近い領域はそれなりに知っていて、遠くなっても、うっすら分かっていて、なんでこれができるかって言うと、違う病気の人としっかりコミュニケーション取って、選手とも話をできるっていう、これが大切なんじゃないかかと思っています。

なので私は特にAIが出てきてからですね、専門職っていうものの専門的な知識の方はかなりえ、AIでですね、カバーできるようになっていくと思うんです。もちろんそれだけでは全然あの職業としてそのあの奪われるってことはないと思うんですけど、でもかなり影響が出てくるはずなんです。で、そうなった時に結局何の役割になるかって言うと、コミュニケーションとかケアですね。やっぱりあの人と知っている感じがいいとかですね、あの人のキャラクターがいいとか、その価値が相対的に高くなると思うんです。だからあの最近でお医者さんとかもですね、診断がもしテクノロジーの方が正確に出せるようになったとしたら、お医者さんはむしろ患者さんの心が落ち着くコミュニケーションとか、もしくは本音が言えるような関係性を作るとか、そこが1番大事な価値になるんじゃないかって言われたりしてますけど、私は全ての職業がそうなるんじゃないかという風に思っています。

ですので私の回答としては、専門的な知識プラスコミュニケーション、自分なりのですね、それを覚えていくってことが大切かなという風に思っています。

これは質問コーナーでですね、皆さんの質問で成り立っていますので、ご質問がある方はどんどんお寄せください。