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『大人の雑学!』NVIDIA(エヌビディア)のGPUがこれからの世界を変える!『上がり続ける株価の秘密』

パソコン博士TAIKI21:36

Transcription

[音楽] はい、こんばんは、こんにちは、たきです。今回は、創業たった30年で世界一の大企業にまで登り詰め、さらには生成AIの裏の覇者とまで言われるようになったNVIDIAの真の姿と、彼らの作り出すGPU、この能力と可能性について紹介していこうと思います。皆さんのパソコンにはNVIDIAのGPU入っていますか?パソコンにGPUが搭載されているかどうかで、できること、できる範囲がググっと変わってきますからね。この辺りのことも後でしっかりと紹介していこうと思いますが、まずその前にですね、今回はこのNVIDIAという会社が一体何をしている会社なのか、なぜたった30年で時価総額世界1位の大企業にまでのし上がることができたのか、こういうことを紹介していきます。これね、めちゃくちゃ面白いですからね。

これがNVIDIAの株価なんですが、後半すごい勢いでしょう。AIブームに乗って、2023年あたりから8倍の勢いで伸びていってます。え、そしてここを拡大してみてください。ここ、今年の6月にはなんとAppleを超え、あのMicrosoftを超え、時価総額世界1位に輝きました。この時の時価総額はなんと日本円にして530兆円です。530兆ってどれぐらいの額かピンときますか?ちょっとイメージできませんよね。ま、比較をしますと、日本の時価総額ナンバーワンの会社があのトヨタですが、トヨタの時価総額はこの時でなんと5兆円なんですね。つまり、あのトヨタの10倍以上の価値のある会社だということです。もう規模がすごすぎて想像できません。ま、株価はね、その後は調整が入ったりと乱高下しておりますので、今も世界1位というわけではないんですが、たった30年でこの成長はすごすぎますよね。ま、言い換えると、それほどまでにこのNVIDIAが作り出すGPUがすごいということなんですが、じゃあGPUって一体何だよっていうことですよね。ゲームをする方なんかが最初に思うのがあれでしょ、「ゲームをするためのパーツだよね」そう認識されることが多いんですが、もちろんそれだけではありません。ゲームのパーツを作る会社が、パソコン業界そのものを管理するMicrosoftやあのAppleを超えるわけがないですからね。じゃあこのGPUとは一体何なのか?そしてパソコンに初めから搭載されているCPUとこのGPUでは一体何が違ってくるのか?この辺りが分かってくると、なぜNVIDIAが世界一になれたのか、この先我々人類とAIがどのような未来を作り出していくのか、さらにはこれからのNVIDIAの未来や株価の予想など様々なものが見えてきますので、このNVIDIAの歴史を振り返りながら一緒に学んでいきましょう。

NVIDIAを語るにあたって欠かせない人物がCEOのジェンスン・フアンさんです。彼はアメリカの大学を出た後、元々は半導体メーカーのLSILogicでCPUの高速化に携わる仕事をしていたんですが、研究を進めれば進めるほどCPUの構造上、どれだけ頑張っても限界があることに気づくんですね。そこで「もっともっと効率的なものを作りたい」そう考えたジェンスンは、1993年、友人のエンジニア2人を誘い、たった3人でシリコンバレーにて起業をするんですよ。そう、それこそがNVIDIAです。彼らが目指したのが、CPUにはできない分野の開拓。簡単に言うと、CPUが最も苦手な分野の画像処理、これを得意とするパーツを作れないかと研究を進めたんですよ。当時のゲームは2Dゲームが主体。今みたいな3Dゲームの表現っていうのは、とてもじゃないけどできなかったんですね。これを可能にする装置を作れたら世界は変わるんじゃないか、そういう思いから試行錯誤を重ね、幾度もの失敗を乗り越えながら、ついに完成したのがこのGPUです。この発明は世界を大きく驚かせました。このGPUを使うことで3Dゲームが魔法のように動くということで、MicrosoftのXboxに搭載されるなど、世界中で大ヒットするんですね。パソコンで言うと、CPUしか搭載されていないパソコンにこのGPUを追加搭載することで、画像処理能力、つまりゲーム性能や3D処理能力が一気に増える。こういった付属のパーツを作り出したわけなんです。

この当初はゲームのために作られたGPUこそが、後に大化けをしてAIの成長を急加速させたり、我々の未来までも変えてしまう鍵となってくるわけなんですが、それを理解する前に、皆さんご存知のCPUとこのGPUでは一体何が違うのか?これ、面白いので理解しておいて[音楽]ください。CPUというのはパソコンの頭脳ですよね。中央演算装置と言って、これがないとパソコンは動かないわけですが、このCPUはすごく賢くて難しい計算をすることができるんだけれども、欠点があってですね、1つのことしか同時に処理することができないんですよ。ま、簡単なイメージはスーパーマンです。何でもできる代わりに、多くのことは同時にできない。その分GPUはどうかと言うと、1人1人はあまり難しい計算をすることはできないんだけれども、ものすごい数の兵隊がいて、数の力を使って簡単な計算を一斉に行うことができる。つまり、たくさんのことを同時にできるという違いがあるんですね。これがゲームの画像処理能力にどう関係あるんだよってことですが、ま、ゲームってね、主人公が動くたびに背景が変わりますよね。この背景のピクセル1つ1つに色をつけていく必要があるわけですが、これをCPUにやらせると1個1個色をつけていくのでめちゃくちゃ時間がかかりますが、GPUにやらせると数の暴力で一気に色を塗れるわけです。CPUしかないパソコンでゲームをするのと、GPU搭載パソコンでゲームをするのでは、すごい差でしょ。ま、ここでですね、「CPUだってコアがたくさんあるんだから同時に複数のことができるんじゃないの?」って思った方もいるかもしれませんが、CPUのコア数っていうのはせいぜい20個前後なんですよ。それに比べてGPUは1万コアとかになりますから、桁が違うわけですね。ということで皆さん、CPUとGPUの得意分野の差、何となくお分かりいただけましたでしょうか?このGPUの得意な並列計算、この発明こそが後の世界を大きく変えることになるんです。

NVIDIAの株価に戻りましょう。ゲーム用のパーツの開発だけでは世界一になることはできません。今がこの辺りなんですね。その後に来た1つ目の大きな追い風が仮想通貨ブームです。仮想通貨にはマイニングといって、取引が行われるたびにブロックチェーンを計算によってつないでいく必要があるんですが、その計算に1番早く成功した人には報酬が支払われる、こういう仕組みになってるんですね。つまり、たくさんの計算を同時に行えると有利なわけですよ。これを得意とするのはCPUでしょうか?GPUでしょうか?並列計算ができるのはGPUでしたね。ですから、世界中の個人や企業がマイニングのためにGPUを買い漁って、あっという間に在庫がなくなり、GPUの価格は高騰。それに伴い株価もドーンと上がったわけですが、その後はすぐに仮想通貨ブームの低迷とマイニング報酬の半減に伴い、株価も下がってしまうんですね。しかし、その後すぐに来たのが2つ目の追い風、生成AIブームです。ChatGPTの登場には世界中が驚きました。皆さんご存知の通り、質問をすると何でも答えてくれるスーパー頭脳を持った大規模言語モデルですが、この学習にはディープラーニングといって膨大な数の計算が必要になるわけです。この計算にもまたGPUの並列計算が最も適していたわけですよ。これらに使われるGPUはNVIDIAのH100テンサーコアと言って、1つのモジュールが500万円もするチップを何千個と組み合わせてサーバーを作るので、数10億円とかかかってしまうんですが、このものすごいGPUで永遠に学習させているわけですよ。そして、さらにAIといえば大規模言語モデルだけではありません。画像生成AIや今では動画や音楽までも簡単にAIで作れてしまう時代になりました。さらには中国やアメリカの一部ではすでにAIを使った自動運転が実装されていまして、街中では無人タクシーが実際に走っているわけです。実はこれらの全てのAIはこのGPUの上で動いているんです。この自動運転の処理1つを見ても、画面に映し出される大量の情報を瞬時に計算して分析する必要があるわけで、大量の同時計算、つまりGPUなしでは成り立ちませんというか、GPUの性能=自動運転の性能と言ってもいいくらいなんですよ。こういった自動運転は近い将来世界中に広がって、当たり前のように見る光景になるでしょうし、車だけじゃなくて飛行機や船や電車など、ほぼ全ての乗り物にAIが組み込まれるようになるでしょう。それだけを見てもGPUの需要というのがこれから爆発的に増えるっていうことが分かっていますし、例えばこれ何をしてるか分かりますか?これ、人型ロボットを仮想空間で色々な体験をさせて無限学習させているんですよ。すごくないですか?学習もバーチャルで行えるんです。そして、ある程度学習が終わった後はその頭脳をロボットに実装するわけですね。こういった人型ロボットはもうすでにNVIDIAやテスラ社内では実運用テストが始まっております。もうAIはここまで来ているんですね。この感じでいけば、想像以上に早く我々人型ロボットが登場し、「一家に一台ロボット」これが当たり前になる日も来ると思うんですよ。このようにAIの進歩というのはこれから指数関数的に伸びていくことが予想されています。つまり、それらに使われるNVIDIAのGPUも同様に需要が高まりますので、NVIDIAはこれからももっともっと成長していくということが予想されているわけですよ。

はい、ということで、ここまでの説明を聞いた方で「GPUの需要がどんどん増えるっていうことは分かったんだけれども、GPUを作っているのはNVIDIAだけじゃないよね。AMDやIntelも出してるし、AI学習用にはGoogleのTPUとかMicrosoft、Qualcommなどたくさんの会社が作っているわけだから、これからもNVIDIA一強とは限らないよね」そう思った方も多いと思うんですが、おそらくはこれからもNVIDIAが一強です。なぜかと言うと、ひっくり返すことが難しい土台の部分をNVIDIAは長い年月をかけて支配することに成功しているんですね。ちなみに現時点でのGPUのシェアを見ておきましょう。もう圧倒的にNVIDIAが強く、特にAI向けのシェアではNVIDIAが90%以上も持ってるんですよ。これがなぜかと言うと、もちろん性能が1番いいというのが理由ではあるんですが、実はNVIDIAの作戦勝ちによるところが大きいんですね。どういうことかと言うと、NVIDIAのGPUは当初は確かにゲーム目的で作られたものなんですが、このGPUが得意な並列計算、グラフィック以外にも使い道絶対あるよね、そう当初からジェンスンは睨んでいて、2007年頃にCUDAという、このGPUを自由に操ることができる開発ソフトを無料で配布したんですよ。つまり、プログラマーやエンジニアがアプリを開発した際、このCUDAを使うことでGPUに処理を割れるようになるわけですね。ま、言い換えれば、NVIDIAがCUDAを配布したことで、仮想通貨のマイニングやAIの学習にGPUが使われるようになった、こういうことなんですよ。すごいなと思った戦略が、NVIDIAは随分と昔からいろんな工学系の大学や研究機関にGPUをたくさん寄付していて、さらにはアプリ開発のための研究資金まで提供しまくって、学生たちにこのCUDAの使い方を教えていたんですね。するとどうなるか分かりますか?学生時代CUDAを使って研究していた学生たちは卒業後、アプリ開発の仕事につくわけですが、当然このCUDAの使い方に慣れているわけですので、仕事についた後もこのCUDAを使ってアプリ開発を始める、そういった可能性が高いわけです。そしてこのCUDAはNVIDIAが提供している開発アプリですので、これで作られたアプリで動くGPUっていうのはNVIDIAのGPUだけなんですよ。他のメーカーのGPUじゃアプリは動かない。もし他のメーカーのGPUを使いたければ、アプリの開発環境を1から勉強し直す必要があるわけで、時間も労力も余計にかかるわけなんです。だから一斉にみんながCUDAを使う。これがNVIDIAのGPUのシェアが圧倒的に高いもう1つの理由なんですね。世界中の開発環境は土台からNVIDIAが占領してしまっている、こういう状態なんです。おそらくですが、この先これがひっくり返るってことはなかなか難しいと思うんですよ。ですから、これから無限に需要が伸びるであろうGPUの世界では、これからもNVIDIAがダントツに強いんじゃないか、そう予想され、株価もこんなに上がったわけなんですね。

はい、ということで、NVIDIAの姿とGPUの可能性についてご理解いただけましたでしょうか?そして、ここからはこの動画のもう1つのテーマなんですが、このNVIDIAのRTXというGPUが搭載されたパソコンでは一体何ができるようになるのか、こういうものを簡単に紹介していきます。おさらいをすると、大きく分けて2つ、画像処理能力の向上とAI処理ですね。画像処理の方はもはや言うまでもありませんが、もちろん3Dゲームや3Dソフトを活用したいゲーマー、クリエイターはRTXというGPUが搭載されていないとまともに動くことはありません。特にメイン用途をゲームで考えるようなパソコンであれば、「CPUの性能を1つ落としてもいいからGPUが搭載されたものを買え」こう言われているぐらい、GPUの性能勝負になっています。ゲームにおすすめのラインナップとしては、NVIDIAのRTX4000シリーズ以上のGPUが搭載されたパソコンを買うことを強くお勧めします。ま、ここまでは従来のGPUの使い方なので、すでにご存知の方が多いと思いますが、最近ではそれに加え、AIの機能も随分と実用的になっているんですね。例えば、Web会議を行う時って、理論的にはカメラを見て喋ると、相手の画面には目を見て喋ってくれているように映るので印象がいいわけですが、実際にやると手元のモニターを見たり、手元の紙資料を見ながら喋ってしまうので、なかなかこうモニターを見ながら喋るっていうのは難しいですよね。例えば、皆さんが今この女性と会議をしていると仮定したら、どちらが好印象ですか?もちろんこっちですよね。目を見て喋ってくれています。実はこれAIを使ってるんですよ。本来は左に映ってるのが実物なんですね。この顔をAIが認識して、目線だけをカメラの方に向けてくれているんです。これかなり自然でしょう?版はこちらでメガネをかけていると少し不自然になってしまいますが、これも言われないと分かりませんよね。これはNVIDIAが提供してるNVIDIA Broadcastという無料のAIアプリを入れると使えるようになります。さらにはWeb会議って静かな環境で行いたいものですが、カフェの雑音の中で会議するしかなかったり、家の中だと犬が吠えたり子供がはしゃいでいたりと、相手に聞かせたくない騒音っていうのが混ざることってあるじゃないですか。これもAIが自動認識して、自分の声以外の雑音を自動でカットしてくれるんですよ。で、さらにはAIが自分の位置を認識して、人物が動けばカメラの中心を人物に動かせてくれたりと、ま、こんな感じでビジネス用途としてもGPUを使ったAIが役に立つようになってきてるんですね。

さらに他に、冒頭でもお見せしましたが、左の画面にこうやって簡単な絵を書くだけで超解像という画像を生成してくれるんですよ。このクオリティすごくないですか?本当の写真みたいですよね。ついでに皆さん、今話題のAI PCって聞いたことありますよね。1番有名なののがCopilot PCです。ま、これにも実はよく似たAI機能が搭載されていて、以前僕の動画でも実際に試してみたんですけど、こっちはね、全く使い物になりませんでした。ま、その時の動画がこれなんですが、ま、確かに書いた絵に対して反応はしてくれているんですが、まだまだ実用的ではないですよね。ま、それもそのはずで、このCopilot PCは現時点ではAIの処理をGPUではなくてNPUというチップを使って処理させているんですが、このNPUで処理できるAI能力っていうのはGPUの1/5程度の処理能力しかないんですよ。ですから、同じようなアプリでも出来上がりにこれだけの性能差が出るんです。これがNVIDIAのRTX GPUと他社のAI PCとのAI処理能力の差なんです。これだけAIの処理能力が高いと、専用ソフトをダウンロードしてくることで、ローカル環境でのAI処理っていうのもできちゃうんですよ。例えば、例をあげますと、他人の声をAIに分析させて学習させると、物の10分程度でその人の声を手に入れることもできるんですね。手に入れた後はマイクに向かって喋るだけで、その人の声で喋ることができる、こんなAIもあるんですが、ま、僕の過去の動画でね、実際にやってみたことがあります。こういったAI学習っていうのも、NVIDIAのGPUがパソコンに搭載されているからこそ学習ができるんですね。その他にも画像生成系で言えばStable Diffusionという有名なソフトがあるんですが、これも開発環境をダウンロードしてくると、自分のパソコンのGPUを使って画像を無限に作り出すこともできるようになるんですね。ですので、アプリ次第では可能性が無限なんですね。

さらに、NVIDIAが開発してるAIで少し面白いなと思ったのがありますので、紹介させていただきますと、ChatGPTの完全ローカル版、NVIDIA Canvas RTXというアプリがあってですね、ま、これまだ開発中でデモ段階ではあるんですが、コンセプトが面白いんですよ。ChatGPTってネットに繋いで相手のサーバーに情報を送るので、情報漏洩の観点から会社の機密情報とかは入力できません。学習されてしまいますからね。これを根本的に解決しようと頑張っているのがこのNVIDIA Canvas RTXなんです。これは完全ローカル、つまりパソコンの中にChatGPTのサーバーのようなものを置く感じになりますので、一切インターネットを使わず、パソコンのGPUの能力だけで言語モデルを利用できるようになるんですよ。またね、現状ではデモということもあり、先に自分の持つ資料を読み込ませて勉強させてから使う感じなんですね。例えば、会社の収益や業務実績なんかを10年分とか入れてやれば分析してくれて、今どんな感じなのか、今後どうすればいいのかなど、アドバイスをしてくれる、こういうサポートを目指して開発しているらしいですよ。ですので、これから先に期待したいなと思いました。はい、ということで、もうすぐですね、NVIDIAさんから最強GPUが搭載された最高峰のノートPCというのをお借りできる予定になっておりますので、そちらが届きましたら、「世界最高峰PCとは一体どんなものなのか」こういう内容に加えて、今日お伝えしたNVIDIAのAI機能なんかを実際試してレビューしていこうと考えております。ま、おそらくね、10月中には出せるんじゃないかなと思いますので、そちらも是非楽しみにしておいてください。

はい、ということで、今回は大人の雑学として、これからのAIの世界を支えるNVIDIAの真の姿というものを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?もしこの動画が役に立ったと思っていただけた方は、いいねボタンよろしくお願いします。それでは、また次回の動画でお会いしましょう。バイバイ。