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第6回がん専門医ダイレクトライブ(前立腺・腎・尿管・食道・胃・大腸がん、遺伝子パネル検査編)20250420

一般社団法人日本癌治療学会2:03:45

Transcription

こんにちは、こんばんは。聞こえてますか?あ、聞こえてます。大丈夫です。はい、ありがとうございます。え、ちょっと視聴者の皆様方、大丈夫ですか?聞こえますか?はい。えっと、こちら日本中学会の公式YouTubeチャンネルで、2週連続のがん専門ダイレクトライブを開催させていただきます。

このチャンネルはですね、この日本中学会が、やはりもっと一般の方に密接にがんの相談、いろんな知識を提供できるようにということで、昨年12月から始めさせていただいてます。で、簡単にあの紹介させてもらいますと、ここにいる奥先生はですね、元日本中学会のがん対策委員会の委員長でありまして、で、今日は吉野先生でちょっと来れないみたいなんですけども、あの、はい、あの、がん対策委員会のえっと、委員長かな?で、今日は期待しましょう。はい、すみません。

あの、今回はですね、泌尿器のがん薬物情報専門家の三浦裕二先生に来ていただいてます。で、最初にあの奥先生の方から簡単な自己紹介、よろしくお願いします。先生、聞こえてますか?今聞こえてないのかな?そう、ちょっと僕、こ、あ、すみません、急所の事です。あの、今日もよろしくお願いします。ちょっと声の調子が悪いので、あの、音だけ別のでちょっと途中入り直すかもしれません、すみません。音の調子がちょっと悪いんで、今日は。はい、こちら聞こえてる分全然問題ないです。ありがとうございます。じゃあ、三浦裕二先生、簡単な自己紹介よろしくお願いします。

はい、えっと皆さん、こんばんは。あの、今日は本当にこのようなあの機会を与えていただきまして、ありがとうございます。えっと、あの、元国立がんセンター病院のあの総合診療科の三浦裕二です。えっと、私はですね、泌尿器内科なんですけれども、えっと、泌尿器腫瘍を専門に、え、診療研究とですね、あの、行っております。えっと、今日はよろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。今日の流れですけども、最初に三浦先生に基調講演していただくと。今日のテーマも前立腺がん、尿路が、あるいは全身がんとあってですね、これがなかなかこの範囲が広いので、今日は前立腺がんについての基調講演をしていただくということになってます。その後で、チャットを読み上げて、で、皆さんのこの、えっと、事前質問にこの3人で一緒に回答していくという形になってます。その後で、ま、チャットに来た質問、余裕があれば回答していくということで、今から2時間ぐらい、22時までよろしくお願いします。

じゃあ、えっとですね、あ、そうだ、最初に、えっと、こっちだけ読みましょうかね。うん、とはるみチャンネルさんでこんばんは。質問する薬剤に関する対象薬について、妨害ドライではサインバレテ以外に推奨なしとなってます。えっと、はるみちゃんさんは、えっと、ポルフォクシーとアバシの奥の渋れで最後まで残ったと。この辺は地蔵感染とのサバイバーホームページに詳しく載ってますということで、皆さん、ま、患者さんにどう説明されてますか?ということで、ま、これについてまた後で回答させていただきます。

さ高さん、先生方、貴重な時間ありがとうございます。えっと、日本中学会の事務局の方からですね、本日もガチYouTubeライブ配信にご参加いただきありがとうございます。チャンネル登録者のみのチャット可能で、是非ともチャンネル登録お願いします。で、質問の締め切りは21時30分まで。それ以降は、ま、あの、回答できません。チャットはできますけども、この辺はちょっと注意してくださいということです。ね。はい、じゃあ、三浦先生の基調講演をちょっと拝聴させていただきましょうか。よろしくお願いします。お願いします。じゃあ、ちょっと画面共有させてもらいます。えっと、さっき奥先生に教えてもらいましたので、えっと、よいしょ。はい、今映ってますでしょうか?はい、オッケーです。あ、じゃあ始めさせてもらいます。あの、私の方からですね、今日、あの、前立腺がんに関して、少しあの、ま、気になるトピックっていう風に書いてますけれど、ま、よく最近、あの、皆さんから、あの、質問されるようなこととかをですね、中心にお話しさせてもらえたらと思います。よろしくお願いします。

まず、前立腺ってどんな臓器かっていうことなんですけど、前立腺って英語だとですね、プロステイトっていう風に言います。で、これはですね、ギリシャ語のなんかプロヒスタニーっていうのが語源みたいなんですけれども、この前に立つものっていう意味みたいですね。で、何の前に立ってるのかって言うと、これ、あの、膀胱のの前に立ってるように見えるからっていうことで、あの、えっとですね、レーザーポイント、あの、このあの、名前がついたみたいですね。膀胱のもう前のところにこう立ってるような、そういうような臓器っていうことです。で、ま、前立腺の役割はですね、前立腺液っていうものを分泌して、この精液ですねを保護して、活動運動を活発化するっていう、そういうなもので、前立腺自身はですね、男性ホルモンによりこの制御、あの、コントロールされているっていう、あの、そういうような動きになります。

で、じゃあ、実際日本でですね、どのぐらいの人が前立腺がんになってるのかっていうとこなんですけど、ま、ここ2019年、2020年ぐらいのちょっとデータをですね、出させてもらったんですけど、ちょっと分かりにくいかもしれないんですけど、左側がこの総罹患数っていうものを出していて、右側が年齢調整の罹患数っていうものを出しています。で、これどう違うかって言うと、ま、総罹患数っていうのはですね、もうそのまま、あの、絶対数ですね。日本人であ何人ぐらいこの病気になってますかっていうのを示しています。で、えっと、こうやって見るとですね、2000年ぐらいからぐっと前立腺がんこう増えてるのが分かります。で、ただ、ま、他の癌も一緒なんですけど、ま、前立腺がんもですね、えっと、高齢になればなるほどなる人が増えますので、前立腺がんにかかる人が増えるので、ま、今のですね、これ1975年から2020年までのデータ出してますけれども、高齢化社会が進んでくると、あの、ま、がんになる人増えますので、普通にがんが増えたんじゃなくて、高齢者が増えたからこのがんが増えましたよっていう可能性もあるわけですね。で、まあ、なので、この年齢調整をして、本当にこうその割合として増えてるのかどうかっていうのを見たのがこっち側、右側の図になります。いろんながんを見てるとですね、実はこの総罹患数は増えているんだけど、年齢調整にするとあんまり変わらないんだよみたいな、えっと、がんは結構多いんですけれども、この前立腺がんに関してはですね、この年齢調整をしてもやっぱこの2000年ぐらいからグーンとこう一気に増えているんですね。うん。

で、これはじゃあ前立腺がんになる人が増えたっていう可能性も、ま、0ではないんだけれども、前立腺がんになる人が増えた、前立腺がんになる人が増えたっていうのも可能性あるんですけど、実はこれ前立腺がんが見つかりやすくなったっていうことの方がこう大きいんですね、影響は。大体2000年ぐらいからPSAっていう、後からちょっとお話しますけれども、PSAっていう検査が簡単に採決でできるようにあのなって、ここがかなり普及してきたと。それで見つかる人がドンと増えたで、こういう風にあの、一気に増えてるんですね。で、ただ、じゃあ見つかる人が増えたら、その前立腺がんで亡くなってる人が多いかっていうと、逆にこっち死亡率がですね、下がるんですね。うんなので、ま、早めに見つかって治療できる人が増えたから、あの、少し下がってきてる可能性もあるっていう、そういうような状況です。ま、なので、罹患数は増えたけれども、見つかる人が増えただけ、あの、ことが原因で、死亡率はわずかに低下してきてますよってのが今の日本の状況です。

で、前立腺がんのリスク因は何ですかっていう話、どんな人が前立腺がんになりやすいですかっていうことですけど、ま、先ほども出てきましたけど、高齢ですね。まずは年齢です。高齢になればなるほど前立腺がんのリスクは上がります。で、50歳を超えた辺りからですね、えっと、一気にこう、あの、前立腺がんになる人の割合がこう増えてくるわけですけれども、逆に言うと、50歳未満の人はほとんどならないですね。また、だ、稀にになる人がいます、稀にになる人がいますけれども、多くの人は50歳以上から起きてくる病気で、75歳ぐらいをピークになってますよっていうことですね。で、次のリスクが、この前立腺がんの家族歴っていうものですね。これ、前立腺がんはですね、全てじゃないんですけど、ま、遺伝性の1つっていうことが知られています。なので、ま、先ほど言いましたけれども、若くしてなる人は、この遺伝性でなる方が、あの、ちょっと割合が多くなりますね。で、なので、ま、結局家族や喫煙者に前立腺がんの人が結構多いですよみたいな人はですね、やっぱりちょっと注意した方がいいと。うんで、あとは生活習慣とか、食品カルシウムの過剰摂取ですね、と喫煙とかの報告一応ありますけれども、明確に、えっと、それでなりますよっていうそんな明らかなものはまだ見つかっていないということです。

次に、先ほどちょっとお話ししましたPSA。ま、このPSAですね、前立腺特異抗原って言って、採決で検査できますけれども、ま、このPSAの存在っていうのはやっぱ前立腺がんの特徴の1つなんですね。なんでかっていうと、これ主要、いわゆる主要マーカーですけれども、ま、このPSAほどですね、その診断、見つけるところともそうですし、あとは治療の効果もそうですし、あの、非常に優秀なこの主要マーカーなんですね。これだけ優秀な主要マーカー、他の種では多分あんまりそこまで多くないのかなっていう風に思います。うん。で、ま、元々は前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパク質っていう風に言われていて、これがごく微量にですね、血液中にこの漏れ出てくるので、ま、PSAの検査が血液で分かるわけですね。また、だ、それだけすごく優秀なこの血液のマーカーなんだけれども、ま、あの、大事なことはですね、これ完璧ではないってことですね。で、このPSAが高い場合に考えられる疾患、前立腺がんもそうなんですけれども、ま、前立腺肥大とかですね、炎症が起きたり、感染が起きたり、あとは前立腺被膜でもやっぱりちょっと上がってきちゃうんですよね。ここがちょっと難しいところではあります。

ここにちょっとこうデータ書いてますけれども、PSA、一般的には4未満が正常値ですよって言われますけれども、えっと、大体ですね、4を超えていくとその前立腺がんである割合っていうのがどんどんどんどん上がっていくと、あの、数値に比例して上がっていきますよってことなので、ま、前立腺、じゃないやPSAの値がもう本当に何十ってあの値になってくると、ま、かなりの確率で、え、P、え、前立腺がんの診断に役立つわけですけれども、ま、非常に少ない、ちっちゃな値ですね。例えば4から、うん、6とかですね、この値ぐらいだと、あの、場合によっては前立腺肥大とかですね、前立腺炎という癌じゃないっていう場合もあり得ますということになります。

で、えっと、次が、ま、これにあの、同伴です。この検査、これ、ほん、あの、ま、僕の親からもあの、あの、こないだ、あの、質問が来たんですけれど、ま、PSA検査を受けた方がいいの?みたいなことですけれども、こう下の方にちょっと書いてますけれども、国内外のガイドラインを参考に作成って書いてますけど、あの、国内のガイドラインと国外のガイドラインで大体方向性は合ってるんですけれども、微妙な違いがですね、やっぱりちょっとずつあるんですね。うんで、ま、この50歳未満は推奨されないっていうのは大体のガイドラインで書いてあります。あの、同じような形ですけど、これが55歳だったりっていうガイドラインもあります。で、それはですね、先ほど言ったみたいに、50歳未満の発症は非常に稀なので、ま、50歳未満でPSAの検診をしてもですね、あんまりメリットが多くないでしょうっていう、あの、ことです。で、50歳から70歳ぐらいの人たちは大体推奨されますよっていう風に書いてありますけど、じゃ、これ70歳でいいの?っていうのはやっぱりまた議論があって、ガイドラインによっては、この期待寿命が15年未満みたいな、ま、今から大体15年ぐらいは普通に考えても、平均寿命考えても行きますよねっていう、ま、そういったところで、あの、カットされてるガイドラインもあれあります。なので、大体70歳だったら85歳、15年後85歳なので、ま、その辺りが平均寿命でしょうっていうことで70って書かれてるものもありますけれども、何が言いたいかと、あんまり高齢になってくると推奨されないですよっていうことです。で、なぜかって言うと、前立腺がんは一般的には比較的ゆっくりな経過を取るって言われてます。で、あの、例えば前立腺がん以外で、がん以外で亡くなった人とか、前立腺がん以外で亡くなった人のその解剖とかをするとですね、あの、前立腺がん、前立腺がんあるじゃないみたいな人がですね、2、3割いるんじゃないかっていう、そういうデータもあるんですね。なので、他の病気で亡くなったんだけれども、前立腺がんがありましたってことは、前立腺がん見つかってても別に寿命も、天命を全うするまで全く悪さをしませんでした、しませんでしたみたいな人たちがやっぱりあの、結構いるんですね。うん。なので、もうあんまり年になってからPSA検査は必要ないんじゃないですかっていうことです。

あと、家族歴があるとか、このBRCA遺伝子異常ってのは、先ほど言ったその、ま、遺伝性の原因になる遺伝子ですけれども、こういったのが分かってる人はですね、若い時に前立腺がんになることがあるので、まあ、45歳とか40歳とか、そのぐらいからですね、PSAの検診してもいいんですかっていうような、あの、ことが言われてます。また、だ、あの、これ、ちょっと質問がありますか?あの、一般の方が分かりにくい部分っていうのはですね、推奨されるのは分かるんですけども、推奨されないってのは一体なぜ推奨されないっていう表現なのかっていうのが多分分かりにくいと思うんですよね。いかが?あの、それがですね、この赤で囲った部分なんですね。推奨されないっていうのは結局検査すればいいだけの話なので、そんなデメリットないじゃないですかって皆さん思いがちなんですが、先ほど言ったみたいに、PSAの検査っていうのは完璧ではないので、過剰診断とか過剰治療のリスクがあるんですね。なので、例えばその50歳未満で前立腺がんになる人ほとんどいないのにも関わらず、PSAが例えば7とか8とかでちょっと怪しいね、いろんな検査をするけどちょっと分からないから、じゃあ、ちょっとその、えっと、生検しましょうかって、生検もやっぱり生検って針を刺して前立腺に針を刺す検査なので、ま、痛いこともあるし、ま、それの合併症もあるし、そういったようなことで結局その患者さんにとってデメリットになる部分もあるんですよね。なので、むしろやらない方が、この、もちろんPSA検査をすることによって前立腺がんによる死亡率を低下させるっていうメリットももちろんあるんですけど、あまりそのPSAのその検査の制度が高くない、もしくはそれで前立腺がん分かったとしても、それが命に関わる状況になるかどうか分からないような人に対して過剰な治療をしたり、過剰な診断になったりするっていうデメリットもあるので、あんまり推奨されないんじゃないかってことですね。これ、あれ、答えになってますかね?あ、ありがとうございます。あとはあれですね、その、えっと、いわゆるそれが心理的負担になるというのも当然あるからということですね。はい、そういうことになりますね。はい、ありがとうございます。あの、何かあの、ちょっと分かりにくいとこがあったら、いつでもまた、今みたいな形でご質問いただけるとありがたいです。

はい。こっからちょっと治療の話になっていきますけれども、ちょっと原発性の前立腺がんの治療ってことで、僕、ちょっとその薬物療法が専門なので、あんまりこの辺り実は得意ではないんですけれども、一応ですね、原発性の前立腺がんって、あの、まえっと、転移してないってことですね。人に対してはこの治療法があります。監視療法って、ちょっとあんまり聞かないと思うんですけれども、ま、そもそもこの生検をして、すごくですね、リスクの低い、超低リスクとか低リスクの患者さん、先ほど言ったみたいに、その寿命がその天命を全うする間に前立腺がんが治療しなくても結局悪さしないよみたいな可能性がある人に関しては、もう最初からこの手術とかにすぐ行くんじゃなくて、ちょっとしっかりとあの経過を見ましょうと、PSAとかをフォローしたりとかですね、場合によっては何年か置きに生検をして悪くなってないか見ましょうとか、そういうような監視療法っていうのも1つの方法になります。

で、ま、手術、両方、放射線治療。放射線治療もよくですね、この陽子線とか重粒子線どうですかって言われるんですけど、今エビデンスとしてはですね、実はこのIMRT、通常の放射線を少しこう、あの、なんて言うんですかね、正確にしたようなものですけれども、これに対してこの陽子線とか重粒子線の方がより生存期間とかですね、奏功率が高いですよっていうデータは実はないんですけれども、ま、一応こういったようなものがですね、種類の放射線治療が今、あの、使えることになってるので、ま、この辺りはですね、しっかりと放射線治療の先生にですね、あの、相談しながら決めていくのがいいのかなと思います。あとは、ま、この凍結療法とかですね、高密度、えっと、焦点式超音波療法とか、いろんな小線源療法とか、いろんなこういうような治療もあります。

で、ここにちょっと書いてあるようにですね、これちょっと赤の濃さがより推奨で、薄い赤がですね、ちょっとあの、少しあの、まだ議論が残るとこですよってとこなんですけれども、こうやって見るとですね、これガイドラインから持ってきたんですけれども、結局この原発性前立腺がんの治療っていうのはすごくかぶってるんです。この低リスクの人とか、どれもどれでもいいよみたいなどれも選択肢がありますよっていう状況なので、もうこれはもう本当に泌尿器科の先生とか放射線科の先生とかですね、先生たちとしっかりとこそれぞれの治療のメリットデメリットをですね、あの、聞いた上で、あの、話し合って決めていく必要があるのかなという風に思います。うんで、こっから薬物療法の話ちょっとあの、進めていきますけれども、ま、ここに書いてあるようにですね、ま、いろんなお薬が、あの、今使えます。このホルモン療法もあれば、その新規のホルモン療法ってのが出てきたり、抗がん剤の治療が出てきたり、あとは分子標的薬が出てきたりですね。で、それらのこの組み合わせが出てきたりとか様々あるんですが、実は2006年ぐらいにですね、僕がこの泌尿器腫瘍を専門に始めたって書いてますけれども、ま、そのトレーニングを始めた頃なんですけれども、この頃はですね、実はこれぐらいしかなかったんですね。えっと、結局ホルモン療法が、ま、その、えっと、2種類、2種類とかですね、ま、メカニズム2つのメカニズムのお薬があって、それが効かなくなったら抗がん剤のドセタキセルっていうお薬が使われても、それ以外はもうありませんっていうような、そんな状況だったんですけれども、ま、先ほど言ったみたいに、今これだけ、この大体20年近くでこれだけお薬が増えてきましたっていうことです。

で、この1つだけですね、皆さんにちょっとお話ししておきたいこととしてはですね、このだけお薬が増えてきたのはものすごくいいことで、そのいわゆる生存期間っていうのもですね、ぐっとこの20年で伸びてはきてるんです。で、ただ、この転移性の前立腺がんっていうのはやっぱりその今のところですね、まだ治癒するのは難しいって言われてます。なので、つか、この前立腺がんが命に関わるような状態になるっていうのが、あの、やっぱり予想、予想というかですね、そういう風になること、なるわけですね。うん。で、また、だ、それまでの期間っていうのが、この幸いなことに前立腺がんってのは、人によっては、ま、本当にものすごい長い期間、もう本当に10年とか15年とかっていう人も中には、あの、僕の患者さんにいますけど、そういう風にすごく長い期間をうまくこういうお薬と付き合いながらやっていけてる人もですね、実際にあの、います。ま、もちろん思った以上にこうですね、思ったよりもですね、早く病気が進行してしまって命に関わる方もやっぱり中にはいるんですけれども、あの、多くの方ですね、あの、付き合っていけるようになってきてるっていう、ま、そういうような状況っていうのはちょっと知っててもらえたらなと思います。

で、ま、色々お薬ありますけれども、ま、このホルモン感受性って言って、ま、ホルモン感受性ってことですね。ホルモン療法がまだ効きますよ、あの、よく効きますよっていうような、え、状況ですね。そういうような時には、ま、このホルモン薬とホルモン剤とですね、新規のホルモン剤と、あとは、ま、昔から使ってるこのアンドロ、えっと、アンドロゲン拮抗、アンドロゲン薬っていうのをこう混ぜながらですね、あ、アンドロゲン遮断療法ってのを混ぜながらやっていくとか、もしくはこれに抗がん剤足して、えっと、3つお薬をですね、併用してやっていくっていうやり方も最近は出てきています。で、ま、抗がん剤、後ろの方ですね。抗がん剤、ま、今このドセタキセルとカバジタキセルってこの2剤しかちょっとね、なかなか使えるお薬はないんですけれども、ま、こういったお薬のあの、発展っていうのもですね、あの、開発ってのもすごくあの、重要だったかなとは思います。今も、あの、ここでちょっと質問していいですか?はい、はい、はい、どうぞ。あの、えっと、一般の方が不思議に思うのは、なぜホルモン療法って効果があるんですか?あるいはホルモン療法がなぜ効かなくなるのか、どうして抗がん剤は先にやらないのかとかいう風な質問に関しては先生はなんとおっしゃる風に?なるほど、ありがとうございます。えっとですね、先ほどホルモン感受性って言いましたけれども、前立腺がんっていうのはその発症した時にはですね、ほぼほぼ、ま、95%以上ぐらいは、えっと、このホルモン感受性って呼ばれる状態なんですね。で、このホルモン感受性っていうのはどういうことなのかっていうと、1番最初に前立腺は、えっと、男性ホルモンで制御されてますよって言いましたけれども、えっと、男性ホルモンを餌にしてこう成長するようながんなんですね。なので、その餌をこう減らしてあげると、あの、ま、飢餓みたいになって、え、前立腺が小さくなっていってしまうっていう、そういうような状況なんです。ただ、がん細胞頭がいいので、えっと、餌がなくなったら別のものを餌にしてですね、こう成長しようとするんですね。で、そういうような前立腺がんが増えてくると、その、え、ホルモン抵抗性になってくるわけですね。ただ、ま、あの、先ほどちょっと出してる新規ホルモン薬っていうのは、そのホルモン抵抗性になってもさらにちょっと強いホルモン剤を使ってですね、それでもまだ効くみたいな状況が、えっと、ま、2010年ぐらいからそういうお薬が使えるようになったんですけれども、また、だ、そういうのも使えなくなくると、今度はやっぱり抗がん剤、ホルモンにはもう全く効かないっていうことになるので、抗がん剤でがん細胞を殺していくっていうような状況です。で、最初にこの抗がん剤を先に使うとどうかっていう話もあるんですけど、結局その細胞っていうのは、がんっていうのはいろんながん細胞が混じって1つの癌を作り上げているので、ま、最初からそのホルモン剤が効かない部分のがん細胞っていうのも含まれてるんじゃないかっていう理論があって、そういうことでもうそれも最初から全部まとめて攻撃しちゃった方がいいんじゃないかっていうことで、最近は、このもう散々併用って言いますけれども、抗がん剤と新規ホルモン剤と旧来のホルモン剤を、えっと、混ぜたような、あの、えっと、複合したような治療が使われるようになってきてるっていうそんな状況です。うん、うん、うん。なるほど。あの、まだもう1つでちょっと質問があってですね、これ転移性の前立腺がんじゃないですか。はい。がんがんあるとかっててでもしたくないという人が、例えばホルモン療法でその局所進行しそうな前立腺がんをコントロールしたいとかいう風な要望とか、そういうのはないんですか?

えっと、ありますね。あの、ただ、先ほど、ま、あの先生がそのホルモン療法がなんで効かなくなるのかっていう話をしたと思うんですけど、結局その原発性の、ま、転移してない状況でホルモン療法をやって最初はすごくよく効くんですけれど、やっぱりいつかは効かなくなって、これが今度は転移してくるってことになると、ま、先ほどもちょっとお話したみたいに、転移してくるとやっぱり治癒は難しくなってくるんですね。で、やっぱり治癒を目指せるのは原発局所してる時だけであって、そこに対してその治癒を目指せる治療っていうのがやっぱり手術だったり放射線治療だったりっていうようなことになるんですね。なので、ま、例えばものすごく高齢でおそらくそのホルモン療法、先ほどホルモン療法で10年ぐらい効く人がいますよみたいな話しましたけれども、まあ、10年ぐらいで、ま、平均寿命も超えて、もしかしたらもうその天命を全うする間にホルモン療法だけで抑えれるかもしれないみたいな人は手術せずにですね、ホルモン療法やることもありますけど、そうでない方に関してはやっぱりその手術とか放射線治療をしっかりやるっていうことが進められるっていうそんな状況ですかね。なるほど、ありがとうございます。よく分かりました。はい、ありがとうございます。

えっと、じゃあ次、えっと、これもう1つ先ほど言ったBRCA遺伝子変異って言って、ま、主要あ、これあのかえっと、遺伝性、主あの、親から子にこう引き継がれるような遺伝子変異の1つではあるんですけれども、ま、ちょっと複雑になるんですけれど、BRCA、それ親から子に引き継がれるような遺伝子変異のこともあるのが細胞の中だけで親から子には引き継がれない形でBRCAの遺伝子変異があることもあるんですけど、ま、こういうようなですね、あの、ま、個別化医療みたいな形で遺伝子をこう調べて、ま、その変異があったらですね、こういうような、ま、PARP阻害薬っていう、僕らあの、言う分子標的薬ですけれども、こういうようなお薬が、え、使われてくる、あの、使うことができるそういうような、あの、場合もあります。で、まえっと、こんな風にですね、ま、いろんなお薬が使われるようになったんですけど、最近よく言われ、あの、よくですね、あの、ま、新聞とかでもたまに出てきますけれども、この放射性リガンド療法、レディオリガンド療法っていうのが、え、すごくですね、あの、なんていうのか期待されてるような、あの、治療法としてあります。で、このセラノスティクスっていう言葉もたまに使われるんですけれども、このセラノスティクスっていうのはこの治療と診断合わせたっていう意味ですね。セラピー治療で、ダイアグノーシス診断、この2つを合わせた造語になりますけれども、え、このラディオリガンド療法、放射性リガンド療法っていうのがこのセラノスティクスっていう、あの、別名みたいな形で言われることもあります。で、ま、どういう治療法かっていうと、この、ま、放射性同位元素って言って、ま、あの、いろんな放射性の物質をこう出すようなこの物質をですね、このリガンドって呼ばれる、これリガンドはですね、がん細胞を標的としてそこにこう飛んでいってこうくっつくみたいなイメージですね。えっと、こういうような、あの、物質がこれをですね、点滴で注入して、え、がんを攻撃するってそんな治療ですね。で、ま、がん細胞、前立腺がんのがん細胞の表面に、例えばこのPSMAって呼ばれるタンパク質がこう表面に出てるんですね。で、このリガンドが血液、あの、最、えっと、点滴することによってここまでこう飛んでいってですね、で、このくっつく、前立腺がんにくっつく、で、そこでこの放射性同位元素からですね、β線がわーっと出て、これ治療をするっていう、そういうような治療法になります。で、この放射性同位元素をですね、別のものでくっつけると、今度はその診断にも役立つわけですね。なので、ま、よくPET-CTって言わ、あの、今皆さんご存知かもしれないんですけど、同じような形でですね、PSMAに、あの、このガリウム放射性同位元素をくっつけると、こんな形でですね、PSMA-PETって言って、前立腺がんがある場所がこうやって映り出すと、あの、ま、こういったものが今、あの、診断と治療として、え、ま、おそらくこの1年ぐらいで承認されるんじゃないかって言われてますけれども、ま、日本でも使えるようになるかなと言われてます。これはあれですね、あの、最後、照る彦さんがオーストラリアに行ってやった治療のことですよね。この治療ですね、日本でまだ認可されてなくて、向こうに行かれたっていう話でしたからね、確かね。そういうことですね。はい。なるほど。

はい、で、これ最後のクエスチョンですけれども、ま、免疫療法ですね。もう皆さん今、あの、オプジーボとかですね、キイトルーダ、そういったのをよくあの、聞くと思うんですけれども、いろんながんに今ものすごくこう、ブレイクスルーとしてですね、使われるようになってきました。あの、ま、前立腺がんではですね、残念ながらこのPD-1阻害薬とかPD-L1阻害薬っていうものは、え、ちょっと効果不十分というような、あの、臨床試験の結果が、ま、3個、4個立て続けに出てきちゃったんですね、2023年ぐらいに。なので、ちょっと今のところ前立腺がんに免疫療法、あんまり効果ないんじゃないかって言われてます。で、ただ、やっぱりその科学技術ってのはどんどんどんどん進歩してですね、えっと、前立腺がんなんで効かないかって言うと、このがん細胞のところにこのリンパ球がこう、元々入っていけないっていうようなそんな状況があったから、こういうお薬が効かなかったみたいで、ま、これ無理やりですね、このT細胞エンゲージャーって僕ら言ってますけれども、抗体の片っぽにT細胞、片っぽにがん細胞をくっつけるような、そういうようなお薬を使ってですね、このリンパ球をガシッとくっつけ、このがん細胞のところまで持っていって攻撃するみたいな、ま、そういうようなお薬が今開発されていて、ま、臨床試験も行われてるんですけど、ちょっと次の次世代の免疫療法として期待されているってようなものもあります。うん。

で、これ、すみません、ちょっと長くなって終わりですけれども、ま、高齢化社会に伴ってですね、前立腺がん診断される人は増えてきてますよってことです。で、まえっと、中高年男性のPSA検診っていうのは基本的には受けることが推奨されてるんだけれども、えっと、過剰診断とか過剰治療のリスクっていうのもあるので、ま、しっかりですね、PSA検査を受ける前に、その、せ、あの、主治医の先生とですね、よく相談して、PSA検診のメリットとデメリットを、あの、きちんと理解した上で受けた方がいいかなと思ってます。で、原発性の前立腺がんに対してもそうですし、進行性の、先ほどの転移性の前立腺がんに対しても、もう様々な治療法が、あの、今もね、あの、進んでいます。なので、まあ、今からもですね、どんどんこう前立腺がんの患者さんにですねを、あの、よりいい生活をですね、より長く続けてもらうために、あの、我々、あの、今一生懸命頑張ってるところになります。えっと、すみません、長くなって、あの、以上になります。はい、どうもありがとうございます。非常に、なんか、充実した分かりやすい、全体がすごく掴みやすい講演だったと思います。ありがとうございます。ありがとうございます。

で、えっと、せっかくなので、えっと、奥先生、どうですか?なんか質問とかないですか?いや、分かりやすかったです。た、ですよ、本当に。うん。いや、あの、僕、あの、前立腺がん全然分かってなかったんですけど、なんですけど、本当にこれで理解できました。ありがとうございます。えっと、なんか質問ないですか?大丈夫ですか?奥先生からは?いや、質問はないんですけど、あの、免疫チェックポイント阻害薬は、ま、今から聞くようになるんですか?あ、今後?えっとですね、先日、チェックポイント阻害薬、独、っていうか、その今あるホルモン療法とかドセタキセルとかそういう抗がん剤との組み合わせはおそらくもう多分ダメだと思います。あの、うん、うん、なんて言うんですかね、ここまでネガティブかっていうぐらい効果が出なかったんですよね。あの、私も臨床試験参加させてもらったんですけれども、ま、結果見て、あま、ここまで効かないかって思ったぐらいダメだったので、多分やっぱりそのメカニズム、免疫チェックポイント阻害、なんて言うんですかね、先ほど僕、ちょっとあの、リンパ球が細胞のそばまで入っていってないって言いましたけれども、おそらくチェックポイント阻害薬って、おそらく振りかけみたいなもんなんですよね。で、ちゃんと他のしっかりしたお米があってですね、あの、美味しいお米があって、で、ま、リンパ球ですけど、そこに振りかけをかけてより美味しくなるみたいな、なんだけど、前立腺がん、そのお米がなくって、振りかけだけかけても美味しくないみたいな、そんな状況なので、ちゃんとご飯を準備してきて、振りかけをかけなきゃいけないんですよね。なので、今、先ほど話したT細胞エンゲージャーとか、ま、他にもいろんなお薬が今開発されてますけど、ま、そういったものを使ってそこの効果が出てきたらさらに追加効果としてPD-1阻害薬、PD-L1阻害薬を追加することでもしかしたらさらにいい結果になるかもしれないんですけど、ま、まずはちょっとご飯を準備しなきゃいけないなっていうのが今僕らがやってるとこです。うん。なるほど、ありがとうございます。あ、なんかミュート買ってます奥先生。あ、奥先生、まだミュートですかね?まだミュートがかまですね、奥先生。あ、今、あ、聞こえます。今聞こえます。はい。あ、今大丈夫です。はい。BRCAってどれぐらいの値するんですかね?あ、BRCAはですね、えっと、BRCA遺伝子変異なんですけれども、その先ほど言った親から子に遺伝するような、その遺伝性腫瘍としてのBRCAはですね、大体7.5%、あの、強制的抵抗性の進行性の、えっと、転移性になって7.5%ぐらいで、えっと、遺伝性ではない、その、が、まえっと、細胞変異ですけれども、がん細胞だけが持っている、え、BRCAの変異っていうのがまた7.5%ぐらいなので、合わせて大体15%ぐらいって言われてます。うんなるほど、ありがとうございます。へえ、なるほど。あの、それ、BRCAをターゲットする場合ってのは、これは生殖細胞の異常と体細胞の遺伝子両方に対してそのターゲットになるんですかね?BRCAを対象にした。あ、そうですね。どちらでも、あの、一応効果はあの、変わらないっていう風に言われてますね。はい。あ、そうですか。ほうほうほうほう。なるほど。水だったら多分それじゃなかった気がしたんで、あ、そうなんですね。ありがとうございます。えっと、あとですね、ちょっとまた僕すごい興味あるんで質問したいんですけど、あの、PSAっていうのはこの、ま、普通塩マーカーっていうのはですね、あの、いわゆるえっと、治療効果を普通の他の種で見ないんですけども、前立腺がんだけ特殊なんですかね?確か臨床試験でもPSAの値をかなりその、えっと、走行してるかどうか判断に使ってると思ってたんですけども、その辺はいかがですか?

そうですね、あの、ま、前立腺がんではその臨床試験のその、えっと、アウトカムの1つとしても、PSAが50%以上低下したとかですね、PSAが90%以上低下した人の割合とか、そういったものが、あの、アウトカムに設定されてるぐらいなので、やはり、えっと、前立腺がんは、ま、手術でもですね、手術した後に前立腺がん、じゃ、PSAがですね、0.01まで下がるかどうかとかですね、その、もう本当に、こ、あ、1/1000ぐらいのところの世界まで、あの、そういうのがあるので、やっぱりかなり治療効果をあの、反映してるっていうのは、ま、PSAのすごいところかなっていう風に思いますね。この塩マーカー、本当に塩マーカーっていう名前、負けしてないのがPSAだなと僕感じていて、あの、塩マーカーって塩マーカーと言ってもいいぐらい、なんかあんまりその、なんて言うかな、ちゃんとした走行とかいうにならないこともあってですね、やっぱこれ前立腺がんのP性がやっぱ特殊なんですね。僕の中では2つ、その特殊なマーカーがあって、1つが前立腺がんのPSA、もう1つが清掃、とかあの、肝用のHCG、AFPですね。これこの2つだけじゃないかなと思ってます。なるほど。ま、視聴者への説明としては、このPSAとその、えっと、AFP、要するに細胞、細胞腫瘍だけがこの本当にこの治療効果を反映してるんだって、他のやつはそれだけでは例えと判定できないからあんまり使用マーカーにこだわりすぎて良くないっていうことですね。はい。あと2つあって質問がですね、あの、3つかな。欧米人と日本人では前立腺がんのこの死亡率っていうか致死率っていうの差が結構あるんですかね?あの、ああ、いや、欧米人ではかなりその昔からま、ぱ、前立腺がんで死ぬ人、亡くなっ方は結構痛くて、で、結構チェックしてけども、日本の場合ってなんかあんまり前立腺がんで亡くなる人っていうのは欧米人比べた少ないような感じがしてですね、どうなんでしょうかね。1つでちょっと僕その辺りあまり実は詳しくないんですけれども、1つやっぱり違うのはその、えっと、アフリカ系の、あの方ですね、振りかけのその黒人の方はやっぱり前立腺がんのリスク、えっと、発症のリスクもそうですし、その死亡のリスクも、ま、おそらくホルモン療法は聞きにくいとか何かそういったことなのかもしれないんですけれども、一応なんかそういうようなことはそのよく言われていて、その先ほどのPSA検診に関してもやっぱり