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こんにちは、お片付け研究室チャンネルのワカポンです。今回は、「脳を理解して片付け力をアップさせる方法」というテーマについて、菅原道仁さん著「めんどくさいがなくなる100の科学的な方法」をもとに、前編・後編に分けて考察していきます。今回は前編をお送りいたします。
例えば、「よし、やるぞ!」と意気込んでも、結局やらずに物事を放置してしまう。そんなお悩みに心当たりはありませんか?今回、この方法を知らないと、行動できない自分を責めてしまい、自信を失ってしまいます。しかし、この動画の内容を実践していただく と、脳の仕組みがわかり、行動に移せるようになります。
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今回取り上げるのは、菅原道人さんの著書「面倒くさいがなくなる100の科学的な方法」です。勉強や掃除など、めんどくさいことは後回しにしがち。すぐにに行動に移せないのは性格だと思いますよね。しかし、脳神経外科の菅原さん曰く、それはうまく脳を使えていないからだと言います。行動力をアップさせるための脳の使い方について、本書で学んでみたいと思います。
一言で言うと、「意識して脳を使い、無意識に落とし込む」です。菅原さんは、学生時代、試験勉強をしなければならない状況になった時、二度寝をしてしまったり、テレビをつけてしまったりと、何かしらの言い訳をして、結局は一夜漬けになってしまうことが多かったと言います。親や先生たちは、意思が弱い、たるんでいると非難しますが、意思の力や根性だけでは、最初は良くても中途半端に終わってしまいがちです。
菅原さん曰く、行動を起こす力は、脳を上手に使うことにあると言います。私たちは、無意識で何もできない状態から、意識してはいるができない状態、次に意識してできる状態、無意識でもできる状態へと、徐々に変化させているそうです。つまり、何事もパッとできているわけではなく、意識付けを行い、無意識でもできる状態にまで落とし込むことで、すぐに動ける行動力を手に入れることができるのだと菅原さんは述べています。自然と行動することができれば、動きやすく、心にも負担なく行えるようになります。
脳の面白い仕組みを知るとともに、日頃のお片付けにも応用できるメソッドを詳しく見ていきたいと思います。本日のお品書きはこのようになっています。「脳を理解して片付け力をアップさせる方法」について、2つにまとめてみました。
1. 段々やる気になる作業興奮
2. ミラーニューロンを活用してキレイを保つ
それでは参りましょう。まずはじめに、「1. 段々やる気になる作業興奮」について解説していきます。
菅原さん曰く、やる気とは、じっとしていれば自然に溜まっていくものではないと述べています。例えば、起床する時を思い出してみてください。朝日が差し込み、目覚まし時計が鳴り響き、ベッドから立ち上がり、歯を磨いたり、シャワーを浴びたり、ご飯を食べて、徐々に目覚めていっているはずです。つまり、私たちの脳の仕組みは、やる気が溜まって起きるのではなく、体を動かしていくにつれて、やる気になって起きてくるのだと菅原さんは説明しています。このことを、精神科医エミール・クレペリンが「作業興奮」と名付けています。
では、部屋の掃除はどうでしょう か?普段はなかなか手をつけられず、後回しになってしまう片付けなのに、やり始めたら「あれもこれも」と手をつけたくなってしまった。気がついたらご飯も食べずに3時間もやっていた。こういった経験はありませんか?やる気がない普通の状態からやり始めると、やる気が出てくる脳の仕組み、作業興奮。これをうまく使うためには、まず体を動かして作業を始めてしまうことです。休みの日でも、決められた時間に、とりあえず掃除機をかける。布巾やウェットティッシュを手に取ったら、机の上を拭いてみるなど、あれこれ考える前に体を動かすことです。掃除や片付けも、とりあえずやってみようと手を動かしてみてください。以前紹介した習慣化についての動画も併せて活用してみてください。やる気は自然とやってきてくれませんが、迎えに行けばやってきてくれるものだということを覚えておくといいですね。
続いて、「2. ミラーニューロンを活用してキレイを保つ」について解説していきます。
職人やスポーツで、人の技術を見て覚えるというのは、皆さんも聞いたことや実際に体験したことがあると思います。菅原さんは、この「見て盗む」というのは、科学的に正しく証明されたものだと言います。これは、ジャコモリッツィラッティが1996年に発見したミラーニューロンという細胞の働きで、簡単に言えば「ものまね神経細胞」です。この仕組みは、猿の実験によって発見されました。まず、猿が餌を取ろうとする時に活発になる脳の領域の神経細胞があります。次に、実験者が餌を取るのを猿に見せた時、猿の脳を観察すると、実際には餌を取る行動をしていないにも関わらず、同じ細胞が活発になったという実験結果だったそうです。つまり、見ただけでも、その行為をした時のように行動を学習していると考えられます。
このミラーニューロンは、運動に関してだけではなく、目標と意図を理解したり、他者との共感や言語獲得にも関わっているそうです。私たち人間という生き物は、ある意味、ゼロから自分の頭のひらめきで成長するのではなく、モノマネにより成長する生き物だと菅原さんは述べています。このミラーニューロンを活用すれば、例えば禁煙したい、朝寝坊を止めたい、痩せたい、部屋をきれいに保ちたいなど、自分が変えたいと思っている行動を変えることができるようになると菅原さんは言います。真似したい人、理想とする人物の情報を定期的に得ることで、その人に近づけていけると菅原さんは述べています。ぜひ、片付けや掃除の習慣に応用してみてください。キレイを実践している動画を視聴し続ければ、キレイを保つコツを学習して、きれいを保てるようになるでしょう。
では最後に、この動画の考え方をまとめて振り返っていきます。まず、やる気はやり始めれば出てくるということでした。次に、真似をしていればキレイが保てるということでした。私たちの脳には、ものすごい機能があらかじめ備えられています。脳の仕組みをぜひ活用して実践してみてくださいね。この動画を見ているだけでも、あなたのお片付けへの意識は十分高いです。ぜひ自信を持って片付けを進めてみてくださいね。
以上で、「脳を理解して片付け力をアップさせる方法」前編の解説は終わりです。概要欄に今回ご紹介した本のリンクを貼ってありますので、チェックしてみてください。お付き合いいただきありがとうございました。
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