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皆さんこんにちは。今回はシステム利用者が、本当にがシステム上で確認するための認証、アクセス管理について学習していきましょう。
まずはバイオメトリクス認証です。身体の特徴によって本人であることを確認します。具体的な事例としては、皆さんが使ったことがある指紋認証や、瞳によって本人を特定する虹彩認証、人間の声、静脈によって認証をするといった方法があります。
バイオメトリクス認証の利点は、利用者のID、パスワードの入力を不要であることです。ですが一方で、欠点として怪我や病気、先天性の欠損などによって生体認証ができない人への対応が難しいことにあります。このバイオメトリクス認証は、良い所、悪い所、どちらもセットで記憶しておくようにしましょう。
続いてはコールバックです。セキュリティ機能を高めることを目的とした二段階認証の仕組みです。ユーザーはID、パスワードの設定と同時に電話番号の登録もします。その後、システムから登録された電話番号にかけ直し、実在するクライアントからのアクセスかどうかをシステム側で確認します。SNSなどに多いアカウント登録時のメール開封確認が、電話に変わるようなイメージです。メールアドレスは複製可能ですが、電話番号の複数保持は一般的には少ないとされることから、コールバックにある本人確認で複数アカウントを防ぎ、セキュリティ強度を高めます。
そして続いてはワンタイムパスワードです。ワンタイムパスワードもコールバックと同様、セキュリティ機能を高めるために二段階認証で利用されるログインオプションです。IDとパスワードで1回目の認証を行った後、ダブルチェックを目的にワンタイムパスワードが利用されます。一時的に確認が可能な使い捨てパスワードが利用され、使い捨てパスワードはサービスの利用者がトークンというパスワードを生成する専用端末を利用するか、スマートフォンなどの専用アプリから確認することができます。銀行やクレジットカードなどを、セキュリティ強度が必要とされる金融系の認証機能でよく引用されています。
続いてマトリクス認証とは、ワンタイムパスワードに近い認証方法です。マトリクス認証は、ユーザーの手元にあるマトリクス表を利用して、ログイン画面に表示された位置と順番に対応する文字列を入力することで、ワンタイムパスワードに近い形式の認証を行うことができます。この場合は、ログイン画面で緑に塗りつぶされた部分を入力するように求められているので、これに対応する手元のマトリクス表「5351」を入力することでログインが完了します。
役割としてはワンタイムパスワードに近い認証方式ですが、ID、パスワードとセットでマトリクス表を誰かに盗まれてしまったとき、セキュリティ強度としてはワンタイムパスワードよりも低い認証方式になるのがこのマトリクス認証です。
そして最後にシングルサインオンです。名前は聞いたことがない人も多そうですが、実は使ったことがある人が一番多そうな認証方法です。例えばFacebookに一度ログインすると、スマートフォン上の他のアプリからFacebook連携を利用して、IDとパスワードの入力を必要とせず他のサイトにログインが実行できます。一度ユーザー認証が成功していれば、異なる複数のサービスにログインできるという機能です。
シングルサインオンの機能により、ユーザーはウェブサイトごとにIDとパスワードの組み合わせを記憶したり、入力する必要がなくなるという利点があります。
それでは、今日の授業もおつかれさまでした。次のIT隙間教室でお会いしましょう。