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【緊急】ニパウイルス、インドで再集団感染!各国が警戒体制の日本は?脳が腫れる危険な感染症

神のみぞ知る8:37

Transcription

2026年1月、インドの西ベンガル州でニパウイルスのアウトブレイクが確認されたため、周辺国は警戒を強めています。このウイルスは致死率が40%から75%と非常に高く、特効薬やワクチンもないため危険視されています。

とにかくまずは現状の話をし、次にこのウイルスについての説明という順番で話をしていきます。行動によると判明している感染者は医療従事者を含む5名で、100名から200名が隔離措置を受けているとのことです。これを受けてインド連邦保険省と州政府が連携して国家レベルの対応チームを派遣し、集落内のコウモリに対する検査の強化、空港での国際線の乗客の体温チェックや症状の確認スクリーニングが強化され、封じ込めを図っています。この地域では19年ぶりの発生ということですが、インド全体で見ると割と頻繁に発生しているようです。

これを受けて対台湾、ネパールといった周辺ではインドからの渡航者に対する空港スクリーニングを開始して注意喚起を発令していますが、日本ではいつも通り外務省が何も発信できておらず対応は遅れています。

WHOの公式情報によるとニパウイルスは主にオオコウモリを自然宿主としており、人間や豚に感染すると深刻な肺炎や呼吸疾患を引き起こします。WHOによると感染経路は主に3つ。コウモリの唾液や尿で汚染された果物や果汁の摂取、感染した豚などの動物との接触、そして人から人への感染。特に医療現場での飛沫感染や体液の接触が問題とされています。潜伏期間は4日から14日程度で、感染すると急性の症状が現れます。致死率は40%から75%と非常に高く、エボラ出血熱に匹敵するレベルです。

このウイルスは主に脳と肺を直接攻撃します。脳では急性脳炎を引き起こし、脳が腫れて神経の働きが乱れ、意識障害や痙攣が起き、最悪の場合数日で昏睡状態に陥ることがあります。肺では重い肺炎や急性呼吸窮迫症候群を引き起こし、酸素が体に生き渡らなくなるため、人工呼吸器が必要になるケースも多いです。さらに命が助かった人でも長期的な後遺症として記憶力や集中力の低下、歩行障害、言葉が出にくくなる症状、てんかんなどが残ることが報告されています。やはり脳が腫れるというのがかなり危険ですね。これらは全ての人に起こるわけではなく、個人差は大きいですが、重症化すると生活に大きな影響が残るため、非常に警戒されている病気です。

初期症状はインフルエンザに似ていて発熱、頭痛、筋肉痛、喉の痛み、咳、呼吸困難などが現れます。これが数日で悪化し脳炎を引き起こします。脳炎の兆候としてめまい、眠気、混乱、痙攣、昏睡状態が挙げられ、最悪の場合数日以内に死亡します。WHOによると無症状感染も稀にありますが、大半は重症化します。特に子供や高齢者、免疫の低い人がリスクが高い。まあ、この辺りは一般的な話ですね。

診断方法ですが、臨床症状のみでは他のウイルス性疾患との区別は難しいため、まず患者の渡航歴及び当該地域における豚コウモリとの接触状況の確認。そして血液や脳脊髄液のPCR検査や抗体検査となります。早期発見が鍵ですが症状が変わり映えしないため見逃してしまうこともあるようです。

そして残念ながら現在ニパウイルスに対する有効なワクチンや特効薬はありません。WHOのガイドラインでは治療は対症療法が中心で、発熱を抑える解熱剤、呼吸を助ける酸素、血圧を下げる薬、栄養補給などを行います。予防が最も重要で、コウモリが生息する地域での生の果物の接触を避け、手洗いを徹底し、感染者との接触を制限するよう推奨されています。

このニパウイルスですが、最初の特定は1999年とかなり最近です。1998年9月マレーシアで最初の犠牲者が出てから1999年6月に収束が宣言されるまでのわずか9ヶ月間の間に公式記録だけでも265名が感染し、そのうち105名が死亡しました。致死率はおよそ40%。この時亡くなった方のほとんどが農場に従事する屈強な成人男性でした。

ですがこの物語の真の主役は大コウモリです。彼らは元々ニパウイルスを体内に持っていますが、自分たちが発症することはありません。1997年から1998年にかけてマレーシアはエルニーニョ現象による深刻な干ばつと大規模な森林火災に見舞われました。森で食べるものが少なくなったコウモリたちが人里へ降りてきたのです。そこで見つけたのが養豚場の中に植えられていたマンゴーやドリアンの木でした。コウモリがマンゴーを食べ、その食べ残しや唾液あるいは尿が真下の豚小屋に落ちる。そしてそれを豚が食べる。この極めて単純で物理的な接触が本来出会うはずのなかったウイルスと家畜を繋いでしまったのです。ウイルスはコウモリの体内では大人しくしていましたが、豚の体に入ると爆発的に増殖しました。感染した豚の肺や気管支は炎症を起こし、豚は激しく咳き込みます。通常のブーブーという鳴き声ではなく、吠えるような強烈な咳です。当時現場ではワンマイルカフ(1.6km先まで聞こえる咳)と呼ばれたり、バーキングピッグシンドローム(吠える豚症候群)と呼ばれたりもしました。この激しい咳によってウイルスを含んだ飛沫が豚小屋の中に霧のように散布されました。そしてマレーシアの高温多湿な環境も手伝い、豚から豚へ、そして世話をする人間へと飛沫のシャワーを介して移っていったのです。

こうしてマレーシアでは1999年以降、熱帯雨林や果樹園の近くまた大コウモリの生活領域に養豚場を作ることが制限され、養豚場内に果樹を植えてはいけないなどの指導がなされるようになりました。

しかし、全部の感染が豚を経由するわけではありません。バングラディッシュやインドでのアウトブレイクはコウモリから人です。例えばナツメヤシの樹液ジュース。バングラディッシュの地方では伝統的なもので、ヤシの木に容器を吊して一晩かけて樹液を採取します。その間にコウモリがやってきて樹液をペロペロ。唾液も尿も混ざります。それを翌朝生のまま人間がごくんごくん。他にもコウモリが少しかじった果物を食べる。コウモリの排泄物と一緒に地面に落ちている果物をそのまま食べる。こういった習慣が感染源となっています。

ということなので、最初を防ぐことはできそうですが、一度人から人感染になると防ぐのは少し大変になりそうですね。ま、そうは言いましても、このウイルスは物理的には非常に弱く、加熱、石鹸などの界面活性剤、アルコールなどでも簡単に不活化できます。感染が成立した後では難しいですが、粘膜にウイルスが付着した後であれば洗い流すのも効果があるということです。

最新の研究ではワクチンの開発にかなり力を入れているようですが、実用化までは数年かかると見込まれています。大コウモリの生息域の拡大、つまり人間社会との接触が増えると発生確率が高くなるということで、研究者たちは森林破壊の抑制も呼びかけています。

ということで、樹液は生で飲まない。拾ったものは食べない。手洗い、うがいをする。症状の怪しい方はスクリーニングして入国させない。気をつけましょう。

以上、久しぶりにニュース系動画でした。このチャンネルでは人類や人体に関する情報や深い研究について取り上げています。ニュースもね。面白かった人は高評価とチャンネル登録をお願いします。コメントも待ってますよ。ライブもしてね。最後までどうもありがとう。