Transcription
親より子供が優れてないことは結構多い。よくあるのは親が東大とか医学部で、子供は賢いんですよ。早稲田とかでも「俺はバカなんだ」と思ってるケースが多くて、「いやいや、バカじゃないよ」みたいな。
勉強を才能にしたい人いっぱいいると思うんですけど、勉強って超簡単で、誰もができる一番才能がいらない競技なんですよ。大学受験まではね。例えばそれこそビリギャルさんが、その「地頭が良かった」次に言われたのが「素直だったから伸びた」と。
ウィスク4 という、えっと、発達特性を測る、あ、WISC-IV っていうのは知能検査なんですよ。この検査をすることで発達特性も見抜くことができたりすると。受けることによって先が分かるし、予想がつくし、「あ、これは教育の問題じゃなくてちょっと諦めた方がいいな」とか。例えばその子はものすごい趣味にしてる好きなゲームのキャラクターとかそういうの暗記だったらむちゃくちゃできるわけなんですよね。
そう。電車めっちゃ覚えてることで親が「ちょっとこいつ才能ないかな」と思っても「サッカー下手だな」と思っても「こんなうまいやつ見たことないぐらい」と言っといた方が絶対いいですね。プラスで「そうかなと思ってると本当にうまくなったりもする」わけで。皆さんがこう一度自分に問いかけてほしいのは、勉強以外のところで「才能あるかも」と思った時に本当にそれにかけれますか?
確かにね。始まりました。NewsPicksの教育番組「エ・パッション」。イエーイ。今日のテーマはですね、「子供の才能の育て方」ということで、ま、子供にやっぱりね、秘められた才能であったりとか、あと、ま、何が好きなのかなってことをなかなか見つけにくかったりすることも多いと思うんですけど、ま、これに親が気づくにはどうすればいいのかと。で、またね、見つけられたとしてもこれをどう育てていけばいいのかってもちょっとね、難しかったりとかするんで、あの、その辺の悩みを是非専門家の皆さんと一緒に議論していきたいと思います。
まずは宮村さん、初めまして。初めまして。よろしくお願いいたします。はい、お願いします。ゲストの皆さんもご紹介をしていきたいと思います。まずは坪田塾塾長でビリギャルの著者。これまでに1300人以上を個別指導し、心理学を用いた学習指導により偏差値を短期間で急激に上げてきました。昨年の12月には「ビリギャル2 勝手な夢を押し付ける親を憎む優等生と東大は無理と馬鹿にされた学年ビリが現役合格した話」を発売されましたということで、え、坪田信貴さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。坪田です。
まさにこの才能みたいなテーマで言うと、ビリギャル。これは才能なんじゃないのって多分多くの人は思ってるかなって思うんですけど。ま、当時は当然その才能があるなんて言ってた人は、ま、一人もなかったっていう状況で結果が出ると全員こう本当に見事、オセロが全て変わるかのように「さん、地頭が良かったんですよね。才能があったんですよね」と言われるともうその通りですっていう風に言うんです。で、いや、あなたもそうですよっていう風に言うんですよね。あの、もしその理論で言うんだったら僕の教え子は全員才能があるし、全員地頭がいいってことになりますよって話をよくしてますね。
なるほどね。でもそのね、ひっくり返る大人が反省した方がいいですね。なんか頑張ったのに地頭とか才能って言われるとなんか納得いかない気もします。ま、必ず努力してますからね。確かにね。また後ほど詳しくお聞かせいただければと思います。
続いては、え、精神科医でワタメンタルクリニック院長。YouTubeチャンネルの登録者数は70万人。すごいっすね。そうです。70万人ですか?うん。はい。ゆっくりやってます。なるほど。え、心の病から子供の発達特性と学習の関係など幅広く発信されています。増田裕介さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。お願いします。どうも。
ちなみにこれこの精神科医っていう中だと才能とかってどういう感じなんですか?僕らは、ま、子供じゃなくて大人とかこう60代まで見るんですけど、やっぱり才能って言うと60代ぐらいまでなんか情熱を燃やせるというか、健康でいられるというか、その道を貫けてる人がやっぱ才能あるって感じがするんですよね。飽きない人、飽きない人だったり飽きてもなんか軸が通ってるというか、筋がある人たちは才能あるという感じなんですよ。地頭の話で言うといわゆるIQ的なものっていうのは流動性知能って、流動性知能の頭の回転が早いとか、ああ、なるほど。あの、パッと覚えれるとかそういうの流動性知能って言って10代ないし20代前半でピークを迎えるんですけど、もう、あの、それよりもこうずっと時間をかけて伸びてく結晶性知能、知識や経験を溜め込んでやっていく。こっちの方がやっぱね、現代的にはすごい大事なんですよ。AIも出てきて。だからその道何十年の寿司職人とかやっぱり才能があるって感じするじゃないですか。だからこれなんですよね。でも子供の時にじゃあ「食になるだろう」って見抜けることはないというか。なるほどね。確かに。またちょっとお話聞かせてください。
はい。続きまして、え、青山学院大学教育人間科学部教授、認知科学、学習科学などが専門で小中高校を中心に深い学びを実現するための授業作りや学習評価を支援している川上博幸さんです。よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。こう専門が科学なんかあまりこう聞き馴染みがないテーマというか分野なんですけど、どういうことやられてるんですか?学習をなんか科学するってちょっと変な感じもするじゃないですか。そんなのサイエンスでできるのって。うん。どうすればどんな子もうまく学べていい人生を送れるようなそういう環境を作ってあげることができるか。ま、そういう研究をしてるところでした。はい。これは三者三様で、すごい面白い議論が展開されそうな気がしますね。
ま、今日は才能を、ま、どう見つけて、どう育ててくのかというね、ま、全ての子育て、全ての親が、ま、迷ってるところなんじゃないかなという風に思うんですけども、あの、皆さんと一緒に議論していきたいという風に思います。え、今回のテーマですね、見てみましょう。こちらです。え、「子供の才能の育て方」ということで、えっと、1つ目が「才能の発見法」。うん。2個目が「才能の育て方」。で、3つ目が「自ら学ぶ学習の動機付け法」ということになっています。
で、えっと、まずは最初のテーマですね。え、「才能の発見法」ということで坪田さん、どう、どうですか?そうですね。ま、才能って尖ったものなんで、うん。お、究極的にはそれは見つけるものじゃそもそもなくて、なるほど。尖らせていくものなんで、才能っていうものを発見するってよりも正確に言うと「才能にいかにしていくか、どこの領域を才能にしていくか」だと僕はまず思ってますね。前提として。才能の種みたいなのがね、どこにあるかわかんないですもんね。はい。そうですね。だから極端な話でさっきあの増田先生おっしゃってましたけど、うん。何が才能になったかっていうのはもうその尖ったものが才能になったわけなので、子供のある種その特性によって、うん。あ、これってちょっとじゃあ1回試してみたらいいんじゃないのって思うこと、あるある。うん。が親はどこにこう、ま、当たりをつけたらいいのかって話だとまず思っていただき。確かに。親御さんって「私の子供の才能ってどこにあるんですかね?」みたいなことをおっしゃりながら、実は勉強の才能を求めてるんですよね。ああ、まあね。まあねっていうのもあれだけど、分かります。わかります。いや、じゃ例えばいいや、eスポーツの才能がありますよっていうのが仮に分かったとするじゃないですか。めちゃくちゃゲームさせますか話で。ま、確かにね。30分が2時間ぐらいには伸びるかもしれない。1日のルールがさせちゃう。そのスタンスが僕はまず大事だとは思ってるんですけど、だから皆さんがこう一度自分に問いかけてほしいのは、ど、それ勉強以外のところで「才能あるかも」と思った時に本当にそれにかけれますか?はいはいはい。で、確かにね、当たりをつけるポイントがいくつかあるんですけど、1つがまず「時間が溶けてしまう」っていうことで。時間が溶ける。はい。もう子供が例えばじゃあ本読んでる時にあっという間に2時間3時間読んじゃうとか、ま、ゲームとかもあっというに時間が溶けちゃう。没頭できることですか?いわゆるそのフロー状態とかって言ったりするんですけど、もうなんか努力してるっていう感覚もなくやってしまって。で、もう1つがなんかこうフィードバックした時にすぐそれを吸収してやろうとして伸びる。例えばそのゲームやってる時でもいいや、「画面の左端に基本寄せた方がいいんじゃない?」とかって言ってやってみて、それでこうまくいくとかですね。なんかそのフィードバックをちゃんと受けて成長しようという意思を見せるとか。うん。うん。で、あとはこう3つ目が1番重要なんですけど、「失敗しても戻ってくる」。例えば何かじゃあその体操をやりました。で、みんなの前で大きな失敗をして恥ずかしかったで、思った結果が得られなかった。ただなんか1週間2週間した時にやっぱりふつふつと「やっぱりやりたくなってくる、やりたくなってくる」みたいななんかそういうものっていうものがを見つけるってことを初期にやってみたらいいんじゃないかなと思います。はい。うん。うん。
坪田さんいかがですかね?発見法っていうことで言うと、基本的に精神科医っていうのは人間のことを動物と考えるんですね。そうそ、そもそもそのなので遺伝子的なことを考えると、で遺伝子っていうのは父親から半分母親から半分もらってきたものです。それが遺伝子っていうのが設計図になっていて、でこれを元に作られるんですよね。だから運動神経がいいとか頭がいいとか、はい。メンデル的な話ですよね。そう。そうです。だからまず、ま、親を見たら分かるってことなんですよ、そもそものこと。ただやこしいことは、親より子供が優れてないことは結構多いってことなんですよ。これ平均回帰の法則と言って、競馬の馬を見てもらったら分かる通り、大体は平均によるんですよ。ああ、そうなんですか。そう、そう、そう。だからその両親よりはま、弱いだけど普通の子に比べたらはるかに運動神経が1個上、まる、だからそういうことなんですよね。で、よくあるのは親が東大とか医学部とかで子供は賢いんですよ。早稲田とかで。でも「俺はバカなんだ」と思ってるケースが多くて、「いやいや、バカじゃないよ」みたいな。「いや、めっちゃ頭いいよ」みたいな。で、「いや、俺はバカなんですに比べたら」で「いや、すごい賢いしいいから頑張ったらいいよ。あとは領域を考えたらいいんじゃない?」みたいな。「いや、みんな学者で俺はなんか社長だから最低なんだ」みたいな。「いや、社長すごいじゃん」みたいな。「いや、だから学者じゃなくてもすごいんだよ」みたいなの感じなんですよね。だから遺伝子を考えたり、その遺伝子、レベ、ルとあとは環境どうやって伸ばせるのか。例えばいいコーチがすごく遠くにいたら剣道だったらそこには連れていけないし、近所の方が良かったりとか、あとは自流ですよね。さっき言ったおっしゃった通り、ま、学歴の方がいい。でも東大行くよりeスポーツの日本一になった方が儲けれるかもしれない。そうしたらね、あの、やっぱりeスポーツ良かったですな。視野が狭いんですよね。うん。うん。なのでやもあるよっていうことを言うと親の人も「あ、それ考えてなかったです」となって結構うまくいくってことは多いかな。え、今の話だとうちの息子は僕を超えないってことでいいんですか?いや、それはでもまたトンビが鷹を産むみたいなものあるし、あと奥さんの方のいい遺伝子が組み合わさって跳ねることもあるんで。え、例えばさっきのいろんなものをやらせたいけど可能性のために見つからないよ、全部できないよみたいな話あると思うんですけど、それは親のなんだろう領域にあるもの優先的にやらせた方がその才能っていう意味だと見つかりやすい。要は全然トリッキーな全然別ジャンルやるよりってことに、やと思います。ああ、そう。あんまり近いと反発にもなるから解けない。そうか。才能とはまた別の問題が出てくる。父親が大学だったら子供は作家がいいとか小説がいいとか、ちょっとずれてると敵対にならなくてずれるからい。そう。なんか親も親の人生を1回しかやってきてないから自分の見たものとかからしかこう判断がねっていうのがあって、この子にもしかして全然違う才能があったとしても、この人生の今までの経験でわかんないから、え、その才能ってあるのないのみたいなのがわかんなかったりしますよね。うん。だから一緒に勉強するのがいいんですよね。ああ、そうですよね。親、親も「え、それ何?」みたいな感じで一緒に勉強していって、ああ、いい使えるなとか使えないかもな、この業界はみたいな感じでやってくのがいいと思いますけどね。
それでと研究という立場からさ、いかがですか?はい。でも皆さんの話と繋がるんですけど、あの、その子のうん。ね、才能みたいなものってその子の内側の生まれ持った特性っていうのと、その子の外の世界の環境の組み合わせで生まれると思うんですけど。なるほど。なるほど。で、そう考えた時に特に自分の研究領域では外側の環境を大事にしたい。で、どんな内側の特性があるにしても、ま、カバーができる部分もあったりするので、ま、そういう風に考えていくといいんじゃないかなっていう風に思ってます。ですので、なんか僕は逆にそのちっちゃければちっちゃい子ほどいろんな方向の才能を開花させる可能性があるんじゃないかなと。うん。ああ、才能はそっか1つってわけではない。1つってわけではなくって、生まれた時には色々可能性があって、でそれがなんか親が「ここに習わせ行きたい」とか周りにこういうのが好きな友達がいるとか、親は同じようになると怒られちゃうからその方向に行きたくないとか、いろんな選択があってなんか決まっていくっていう側面もあるのかな。で、そこの決まっていくところを例えば親としてはどうあったり支えたりしたいかっていうところが結構その子の才能、うん。と繋がってくるのかな。
あの、ここでちょっと話を変えてですね、受験のために、ま、早期教育をするというですね、あの、親子さんも結構最近多いのかなという風に思っているんですけれども、この早期に、ま、それこそね、塾であったりとかいろんなレッスンであるとか、ま、教育をするということが才能という意味で言うとプラスに働くのか、マイナスに働くのか、この早期教育の是非みたいなものどうお考えですか?これ結構難しくて。確かに。あの、エリートの人たちで早期教育をがっつり受けてる人たちは、ま、日本のみならず中国、韓国、アメリカも多いんですよ、実際。うん。あんまりここでは名前出せないですけど、教育虐待に近いような形でがあったので成功している、ま、歌手、スポーツ選手、え、政治家ね。だから大人になってから傷ついているというか、当時の教育虐待を振り返ってる人たちとかはたくさんいるし、それを隠す上でもなんかすごく「事女が大事なんだ」って形でこう自分で頑張れみたいな形で努力を強いる資本主義の論を強調しすぎる人たちはいるんですよ。これ個人目出すと良くないんで言わないですけど、結構それはあってうん。ま、切れ事だけではなくて、ま、実際起きてるということですね。だから兄弟いて1人は成功したけどお兄ちゃんは実はアルコール依存症になっちゃったとか、そういうのも結構あるって感じですよね。そう。是非みたいな話で言うとどうどう捉えればいいですか?いや、だから親側がま、早期教育大事だけど本気になりすぎないのが大事で、ああ、一定の距離感。うん。だからま、どうせうちの子供だしこんなもんだなと。このちょっとこの引いた目線の第一で、初詮と東大行ったかと言ってだから何?みたいな。うん。ま、運が良ければもうちょっとね、宝くじ当たるみたいもっと言ってくれたらいいけど、ま、ちょっと半分ね、あの、宝くじを買うじゃないけど、ま、本気になりすぎないってことですよね。子供に対して。はい。
なんかそんな中でも期待してしまうのが親心だと思うんですけど、その意味で言うとどういう環境に子供って置いた方がいいと思うとかってありますか?ああ、はい。そうですね。なのでなんか早期教育みたいなのが今社会としてそういう文化になってるので、はい。うん。うちの子は何もやらせないっていうのって逆に考えられないじゃないですか。確か。なのでまさに塾だけじゃなくってね、いろんな習い事みたいな経験をねさせたいっていうのはありだとは思うんですけど、そん時にやっぱり親としては