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はい、皆さん、こんにちは。ナスビです。今回の動画は、視聴者様からいただいた投資の質問に答えていきたいと思います。今回は、この5つの質問に答えていきます。概要欄にチャプターを貼っていますから、気になるところを見たい方は飛ばしてみてください。そして、今回の回答はあくまでもナスビの考えです。
ナスビのプロフィールです。投資歴は18年で、現在の総資産は3億円ほどになり、念願だった本も出版しました。また、投資仲間が集まるコミュニティもやっています。みんなで投資について意見交換したりしています。不動産投資、株式投資の動画を月間5〜6本くらいアップしておりますので、本気で自己投資もできます。オフ会も定期的に開催していますので、ぜひご参加をお待ちしております。このコミュニティの申し込みは、概要欄にリンクを貼っておきます。
質問1つ目。退職金3,000万円でS&P500に一括投資し、その後すぐに4%で取り崩すのと、SCHDに一括投資をして分配金だけを受け取るのと、どちらが良いでしょうかという質問に答えていきます。これはどちらでも大丈夫です。お好みでいいでしょう。投資信託の場合ですが、S&P500は売却する時に元本と利益の両方を取り崩すことになりますから、取り崩しの初期は税金が安いというメリットがあります。ただ、元本を取り崩すことになりますから、相場によっては資産が枯渇する可能性もあります。S&Pの4%ルールを検証したトリニティ・スタディの検証を見ると、4%で取り崩すと資産が枯渇する確率は30年間でも数%あります。表の数字は資産が持つ確率です。なので、相場が悪ければ4%で取り崩しし続けると、どこかで資金が枯渇するリスクがあります。それに対して、SCHDは配当金そのものを投資家に渡すため、元本の売却はしなくて済みます。つまり、元本が減らないため、株価が0にならない、もしくは売却しない限り、資産が枯渇することはないです。ただ、SCHDの分配金は全て利益のため、税金が高いというのがデメリットです。
イメージとしてはこんな感じで、SCHDの方は大きな鶏が産んだ卵だけを食べていくのに対して、S&P500の方は鶏本体と卵を同時に食べてしまうイメージです。そして、取り崩しした後はこのように残りますが、S&P500の方はこの小さい卵が成長してたくさんの鶏が生まれます。つまり、投資信託の一口あたりの基準価格が増えていきます。対して、SCHDの方は株価上昇により母体がさらに大きく成長し、今後の卵も大きくなります。つまり、S&P500の方は一口あたりの資産が大きく増えるのに対して、SCHDの方は一口あたりの資産も分配金も少しずつ上昇していくことになります。これだけを見るとSCHDの方が良さそうに見えますが、過去10年のトータルリターンを見ると、S&Pの方が14.3%、SCHDの方が11.3%なので、理論的にはS&P500で4%で取り崩しの方が良いです。しかし、SCHDの分配金だけを受け取る方も資産は増えるし、分配金も増えていくし、SCHDの分配金だけを受け取っていれば資金は枯渇することはありませんから、安心感はあります。なので、結論としては、理論を求めるならS&P500、感情面も求めるならSCHDで良いかと思います。
質問2つ目。自己資金0で老後資金を作ることはできますか?奨学金を借りる必要がない大学生が無理して奨学金240万円を借りて、卒業後は月に1.2万円×17年間で返済。その後放置で老後資金は作れますかという質問に答えていきます。無利子で借りられるなら、絶対に借りた方が良いです。なぜなら、この240万円は何も使わずただ置いておくだけでも、金利がかからなければノーリスク、ノーリターンで返せるからです。ノーリターンと言いましたが、実際には預金に回せば金利分は確実な収益になります。最近では、定期預金の金利が1%ある銀行も出てきました。この定期預金に240万円預けながら、月に1.2万円を200ヶ月返済すると、このような資産推移になり、最終的には22万円余ります。つまり、定期預金に預けるだけでノーリスクで22万円儲かります。
では、今度は株で運用するとどうなるかを見ていきましょう。今回の質問の意図は、18歳の大学生で240万円持っており、そこから4年間240万円を運用し、卒業したら200ヶ月運用しながら毎月1.2万円を返済。返済が終わればそのまま65歳まで放置で老後資金が作れるかというのが今回のご質問だと思われます。そして、この期間は追加投資なしで検証しますから、給料からの貯金や投資する必要がなくなります。こちらの動画で検証したように、65歳でとりあえず3,000万円あれば、運用しながら取り崩すことでゆとりのある老後生活ができます。65歳で3,000万円いけるか検証していきます。その結果がこちらで、最初の4年間は240万円投資して放置。卒業後は運用しながら取り崩しをして返済していき、返済が終わったら65歳まで放置をした場合です。ちなみに、上からリターンが7%、6%、5%、4%だった場合を表しています。これで試算すると、利回り7%で3,129万円、利回り6%で1,838万円、利回り5%で1,038万円、利回り4%で564万円でした。となると、追加投資なしで放置で老後資金が作れるのは利回り7%以上です。S&P500の平均リターンが約9%、全世界株の平均リターンが7%であることを考えると、不可能ではなさそうです。ですが、今後のリターンはどうなるかは分からないので、念のために月に1〜2万円でも投資しておくと良いかもしれません。
毎月2万円を今回4%で43年間積み立てると、資産は2,697万円になりますから、最初に投じた分と合わせれば3,000万円を超えますし、毎月1.2万円を利回り5%で43年間積み立てると、資産は2,106万円になりますから、最初に投じた分と合わせれば3,000万円を超えますし、毎月1万円を利回り6%で43年間積み立てると、資産は2,320万円になりますから、最初に投じた分と合わせれば4,000万円を超えます。このように、今後の利回りが低下しても良いように、毎月1万円から2万円は積み立てておくと良いかもしれません。もし50歳、60歳あたりで予定よりも多くなっていれば、そのあたりで使って調整しても良いと思います。やはり、運用期間が超長いので、投資元本はかなり少なくても複利の魔法で資産はどんどん増えていきます。
質問3つ目。自分で運用していく自信がないので、ロボアドを使って資産形成していくのはどうでしょうかという質問に答えていきます。これははっきり言って、お勧めはしません。なぜなら、手数料が年間1%以上かかるところが多いからです。ロボアドは、大体が株、債券、金、不動産などの資産クラスへの分散投資を自動でしてくれます。最初にある程度の質問に答えるだけで、あなたに合ったアセットアロケーションで運用してくれます。アセットアロケーションとは、株何%、債券何%など、各資産クラスを全資産の何%投資するかを決めるものです。これを決めることで、リスクを一定に保つことができ、株の暴落局面でも停滞局面でも利益を上げることができる可能性があります。そして、その割合バランスが崩れたら自動でリバランスしてくれますから、自分は何もしなくても良いというメリットがあります。しかし、これだけのために年間1%以上の手数料を払いますか?それなら、ロボアドと似たようなアセットアロケーションで自分で運用するのが良いでしょう。あとはリバランスを自分でするだけですが、リバランスは1年に1回で良いですし、リバランスは簡単です。割合が多くなった資産を売却して、割合が少なくなった資産を買うだけです。
例えば、株60%、債券30%と決めていて、株65%、債券25%になっていたら、5%分の株を売って債券を5%分買うということです。全世界株なら手数料は0.1%以下ですし、債券や金も探せば0.1%付近であります。ロボアドの手数料が1.1%とすると、実に年間1%もリターンが落ちてしまいます。それなら、自分でやる方が良いでしょう。また、それでも自分でするのが手間とか難しいのであれば、バランスファンドを買う方が良いでしょう。バランスファンドも初めから株と債券などの割合が決まっていますから、そのバランスファンドに積立投資をするだけで、ロボアドとほぼ変わらない運用ができます。もちろん、リバランスもしてくれます。バランスファンドでも手数料は年間0.2%以下でもありますから、ロボアドと0.9%も差があります。もし毎月10万円投資で1%の手数料の差で利回り7%の運用が続いた場合、20年間で584万円も差が開いてしまいます。やることは、1年に1回電卓でポチポチして、決めた割合が多くなったものを売却。割合が減ったものを決めた割合に合わせて購入するだけ。これを20回やるだけで500万円以上差が出るなら、絶対に自分で運用した方が良いです。株でも不動産でも、無知は損をしてしまいます。一緒に勉強していきましょう。
質問4つ目。新NISAに投資するなら、楽天VYM、楽天SCHD、VIGならどれが良いでしょうか?取り崩しは15年以降ですという質問に答えていきます。これはどこに目的を置いているかによって変わってきます。資産の最大化、将来の配当金額の最大化を目指すのであれば、VIGが良く、近い将来の配当金を重視する場合はVYMかSCHDが良いでしょう。というのも、VYMとSCHDは配当利回りが高く、VIGは株価成長率と増配率が高いからです。こちらは2016年からの配当再投資をした場合の各投資信託の資産推移で、VIGが年12.88%、SCHDが11.43%、VYMが10.86%です。資産の最大化を目指すなら、VIGが良いでしょう。ちなみに、配当再投資をしない場合、つまり純粋な株価もVIGが1番上昇します。ただ、配当金を多く受け取りたい場合は、VIGだと配当利回りは約1.8%しかないので物足りないかもしれません。VYMやSCHDは約3%ありますから、配当金を多く受け取りたい場合はこちらの方が良いでしょう。しかし、VYMは配当利回りは高くても増配がVIGよりも劣るため、何年後かにVIGの方が配当金は多くなります。利回りはVYMが3%、VIGが1.8%、増配率はVYM6%、VIG9%とすると、配当金の金額の推移はこのようになり、19年後はVIGの方が配当金額は多くなります。その後もどんどん配当金額に差が出ますし、株価上昇も大きいので、長期投資をするならVIGの方が良く、20年以内ならVYMの方が配当金額が多いです。ただ、累計の配当金額の損益分岐点は28年なので、28年以内であればVYMの方が良いでしょう。これはあくまでも配当金だけを焦点にした場合なので、株価上昇を加味したトータルリターンは最初からVIGの方が高いです。
このチャンネルは、視聴者様に寄り添ったチャンネルです。もしこんな内容を動画にして欲しいとか、質問を動画で取り上げて欲しいとかがあれば、ぜひコメントまでお願いいたします。これからも良い動画を作成頑張っていきますので、忘れずにグッドボタンを押してください。では、今回の動画は以上になります。