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55歳で突然すべて終わった|会社が教えない50代サラリーマンの残酷な現実

旅犬リリィ Travel Dog LILY18:47

Transcription

55歳、会社はあなたを戦力外にする。

55歳になると、会社はあなたを静かに戦力外にします。これは、大げさな話ではありません。多くの会社では、55歳を境に、役職定年、給与カット、重要な仕事から外される。昨日まで必要だった人間が、ある日突然「余った存在」になる。

もし今、満員電車の中でこの動画を見ているなら、今日の話は、未来のあなたの話かもしれません。今、あなたは、吊り革につかまりながら、スマホを眺めているのでしょうか。それとも夜遅く帰宅して、ソファに沈み込みながら、この動画を見ているのでしょうか。でも、まず、あなたにこれだけは言わせてください。「今日も、本当によく、耐えて、頑張りましたね」。

第1章 責任ある世代の実態と「かすかな違和感」

40代後半から50代。組織では責任ある立場、家庭では大黒柱。世間からは「脂が乗りきった世代」なんて言われますが、その実態はどうでしょう。上からは、理不尽な数字で詰められ、下からは、権利ばかりを主張される。「俺の30年は、いったい何だったんだ」「おまえら、いいかげんにしろ」。そう叫びたくなる衝動を、あなたは毎日、コーヒーの苦さと一緒に飲み込んでいるのかもしれません。私が58歳で会社を辞める直前、一番感じていたのは、「不安」ではありませんでした。それは、どす黒く、逃げ場のない「怒り」でした。

もし、あなたが最近の会社人生に、今までは、気づかなかった「かすかな違和感」を感じているなら、ぜひ、最後までお付き合いください。なぜなら、あなたが今、感じている「かすかな違和感」の正体、その小さな「不満」や「怒り」こそが、あなたが「組織の部品」から「一人の人間」へと帰るための、会社人生、最後に訪れる「最強のシグナル」だからです。

第2章 忙しさという麻酔が奪う、あなたの「今」

過去の動画で、私は「忙しさは、麻酔だ」と言いました。でも、今ならもっと残酷な言い方ができます。会社という仕組みは、あなたに「忙しさ」を課すことで、あなたが「人生の終わり」を直視し、「自分の人生を考える時間」を巧妙に奪っていきます。

50代のあなたは、実は今、人生で最も価値のある時間を使っています。健康な体でいられる時間、子供と一緒に過ごせる時間、そして、自分の人生を見つめなおす時間。これらは、二度と戻らないあなたの「今」の時間です。

会社はあなたに「責任」という名の重石を載せます。「君がいないと困るんだ」「このプロジェクトを完遂するのは君しかいない」。その甘い言葉は、あなたの承認欲求を刺激しますが、同時にあなたを「会社のインフラ」として固定する、見えない鎖でもあります。

会社に文句が言いたいのではありません。これは、会社という組織の「仕組み」の話です。思い出してください。あなたが最後に仕事のことを考えずに夕焼けを見たのはいつでしょうか。スマホを見ず、メールを気にせず、ただ景色を眺めたのはいつだったでしょうか。私たちは「責任を果たす」という美徳の影で、自分自身の魂の領域を少しずつ会社に明け渡してきました。この「魂の切り売り」に気づけないほど、現代の50代は、忙しすぎるのです。

第3章 宣告されたサドンデスと激しい怒り

私の実体験をお話ししましょう。55歳の時、私の部署は、何の前触れもなく解体されました。いつも声の大きい上級役員の部屋に呼ばれると、既に担当役員も座っていて、冷やかな空気の中、決まったことだけを淡々と伝えられる。ただ、それだけでした。それまで心血を注いできた仕事、日々改良を加え、積み上げたノウハウ、それらが「ここまで」と判断され、業務は、分割されて他の部署へ移管。私は、親会社の全く興味のない部署へ異動することになりました。

役員室を出て、自分の部署に戻り、いつもと変わらず、熱心に仕事を続ける部下を見たとき、部下を守り切れなかった不甲斐なさに胸がきつく締め付けられた感覚を、今も、はっきりと覚えています。その時、私はこんな理不尽な判断をした役員や会社に怒りを覚えました。でも、それ以上に感じたのは、「こんな扱いを受けておきながら、会社にとどまることしかできない自分自身への激しい怒り」です。

50代後半、多くのサラリーマンが直視したくない現実があります。それは「会社は、あなたの人生に1ミリも責任を持たない」という冷徹な事実です。どんなに優秀であったとしても、会社という組織にとって、あなたは「代替可能な部品」の一つに過ぎません。どんなに実績を上げても、耐用年数が近づけば、静かに、冷酷に外されて、脇に置かれます。

ここで、多くの人が「あきらめ」を選びます。でも、この選択は、とても危険です。「定年まであと数年、波風立てずに過ごそう」「給料さえもらえればいい」。そう自分を、どうにか納得させようとします。でも、その無理くりの納得の裏側で、あなたの心と尊厳は、静かに、音もなく、しかし、確実に崩れ始めて、ただ、組織の中で枯れていく過去の存在へと落ちていきます。

ここで知っておいて欲しいのは、会社での評価が止まったこの瞬間は、決して、あなたという人格や、価値の終わりではないことです。やるべきは「あきらめ」ではなく、「会社という物差し」を投げ捨て、新しく「自分だけの物差し」を手に入れることであり、会社人生、最初で最後の絶好のチャンスでもあるのです。

第4章 スマホが沈黙する「恐怖の正体と錯覚」

退職して一週間、私のスマホは、一度も鳴りません。あれほど嫌だった深夜のトラブル電話も、メールも、すべてが消えました。まさに期待した通りの静けさでした。でも、その沈黙は、想像よりも、ずっと怖かった。

スマホの沈黙が怖かったのは、「孤独」を感じたからだけではありません。私が「他人の期待」に応えることでしか、自分の価値を証明できていなかったことに気づいてしまったからです。私たちは、会社という疑似的な他人の問題を解決し、他人の目標を達成することに、あまりにも慣れすぎていました。だから、誰も自分を求めてこなくなった時、「自分は空っぽだ」と錯覚してしまう。

でも、考えてみてください。この「沈黙」こそが、あなたが30年以上、切望していた「自由」そのものでは、ないのでしょうか? 誰にも邪魔されず、誰の機嫌も取らず、何をやってもいい、何もやらなくてもいい、贅沢な自分だけの時間。私は早期退職後、2年近くこの自由という名の時間の海を彷徨いました。バイクで日本中を走り回り、風に吹かれ、焚き火を眺め、ようやく気づいたのです。様々な感情や思いを既に過ぎた過去のものとし、「何者でもない自分」をそのまま受け入れられた時、人は、初めて、本当の意味で、「自分の人生の主役」になれるのだと。

第5章 60歳からの「静かなる逆襲」

では、どうすれば様々な感情や思いを過去のものとし、自由という名の時間の海を風を受けて、誇り高く進んでいけるのか。私が辿り着いた答えは、とてもシンプルでした。それは、小さくても良いから「自分自身の旗」を立てることでした。

私の場合は、YouTubeでした。最初の頃は、再生数は3桁、登録者数は、やっと2桁のベタ凪で風は吹きません。でも、10ヵ月が経ったある時、会社員人生や早期退職の体験を自分の言葉で、バイク旅の映像に重ねたとき、初めて強い風を受け、旗ははためき、私の船は、一気に走り始めました。再生数は未知の領域へと増え続け、何より、想像を遥かに超える数のコメントが届きました。「今の私そのものだった」「スーツのくだり、心に響きました」。見知らぬ誰かと、「本音」で繋がることができたとき、私は、会社員時代の「成功」よりも深く、本質的な充足感を味わいました。

今のあなたに「早く会社を辞めましょう」とは言いません。まずは、今日から出来る「心の中での退職」から始めてみてください。それは、会社に魂の全てを預けるのを止めること。会社での出来事を、対岸の火事のように一歩引いて「他人事」として、眺められる視座を持つことです。次に、一日30分、無理なら15分だけでも、「会社とは無関係な自分」を育てる時間を作ってみてください。それは、副業でも、趣味でも、発信でも、新たな学びでもいい。それが何であれ、「会社という組織にいても自分の人生は、耕し始められる」そう心から信じ、動き出した瞬間、実質的な意味で会社からの支配は終わります。

終章 第4コーナーを、誇り高く回る

人生を陸上のトラックと捉えるなら、50代後半から60代は「第4コーナー」。ここまでは、必死で順位を競い、前の背中を追いかけて走ってきました。でも、もう競う必要はありません。ここからは、自分のペースで進む「ウィニングラン」です。ゴールテープを切る形も、人それぞれでいい。そして何より、過酷なレースを全力で走り続けた自分を、あなた自身が褒めてあげてください。「退職」は、人生の舞台を降りることではありません。会社での役割を演じるために抑え込んできた「本来の自分」という主役が登場する、最高の幕開けなのです。

明日、また満員電車に乗るのでしょう。でも、その時、あなたの心の中に誰にも侵されない「自分だけの自由な領域」があることを忘れないでください。あなたの人生後半戦が、穏やかな笑顔で満たされることを、私はここで、心より願っています。

コメント欄で、あなたの「本音」を聴かせてください。一言「疲れた」。それだけでも構いません。それが、あなたの会社員人生の「その先」を始める最初の一歩になるかもしれません。

“いいね”と“チャンネル登録”を忘れずに。また、この場所でお会いしましょう。最後まで、ご覧いただきありがとうございました。今日が、あなたにとって、良き一日となりますように。