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【第118回質問への回答】株価が急落した時はどうする?

ナスビのマネー講座14:34

Transcription

はい、皆さんこんにちは。なびです。今回の動画は、視聴者様から頂いた投資に関する質問にお答えしていきたいと思います。今回はこの5つの質問に答えていきます。概要欄にチャプターを貼っていますから、気になる所を見たい方は飛ばしてみてください。そして、今回の回答はあくまでも私の考えです。

私のプロフィールです。投資歴は18年で、現在の総資産は3億円ほどになり、念願だった本も出版しました。また、投資仲間が集まるコミュニティも運営しています。みんなで投資について意見交換したりしています。不動産投資、株式投資の動画を月刊56本くらいアップしていますので、本気で自己投資もできます。オフ会も定期的に開催していますので、是非ご参加をお待ちしております。このコミュニティの申し込みは概要欄にリンクを貼っておきます。

質問1つ目。「相場が急変した時に冷静でいろとよく言いますが、その冷静とは何もしないことですか?」という質問にお答えしていきます。それでも良いのですが、ちょっとニュアンスが違います。冷静でいるというのは、パニックになって適切な投資判断ができなくなるということです。例えば、毎月積み立て投資を〇万円投資すると決めていれば、株価が急落しても平均取得単価を大きく下げることができます。しかし、株価が急落して評価損益がマイナスになり、さらにYouTubeでもSNSでも「まだ暴落が来るぞ」という記事をよく見かけると不安になり、売ってしまいます。そして、相場が落ち着きを取り戻して不安がなくなったら、また積み立てを開始すると平均取得単価を大きく上げてしまい、売却して損を出したのとプラスして、積み立て投資を継続していた場合の利益も失います。つまり、この場合は自分の不安を解消することが目的となってしまい、本来の投資行動ではないはずです。冷静でいるとは、マイルールを守るということです。ですから、あらかじめルールを決めておけば、別に相場が急変した時に売買しても問題ありません。淡々と毎月〇万円買って行くと決めていれば、相場が急変してもそのまま買い進めるべきですし、「15%エアス、30%エアス、40%エアスになったら買いを入れる」とルールを決めておけば買っても良いでしょう。また、アセット比率を決めて投資をすると冷静でいられます。例えば、株70%現金30%と決めて投資を続け、株価が急落した場合、株の比率が大きく下がります。株価が急落したらパニックになって冷静な判断ができませんが、「そうそう、俺のマイルールは株70%現金30%だから、ここは現金20%分で株を買い、株70%現金30%にすれば良いんだな」と冷静な判断ができ、かつ良いタイミングで良い量を売買できます。なぜなら、さらに下がったとしてもまだ余力を残しているので、ここでも同じように良いタイミングで良い量を売買できます。つまり、アセット比率を決めて投資していれば、これが羅針盤となり、冷静に投資判断を下せます。相場が急変しても、その時に慌てず、長期間ホールドする、毎月〇万円積み立てを続ける、株価が〇円下落したら〇万円買う、アセット比率を決めて投資を続けるなど、あらかじめルールを決めておくと、相場が急変しても冷静でいられます。こういったルールを決めていないからこそ、その時その時で投資判断を下さなければならず、平常な相場であれば冷静な判断が下せるかもしれませんが、急落していたらパニックになるかもしれません。勝てる投資家はマイルールを必ず持っています。思いつき思いつきで投資していません。マイルールを作ることは投資をする際に必要になりますから、こちらの動画を参考にマイルールを作ってみてください。こちらの動画は概要欄にリンクを貼っておきます。

質問2つ目。「攻め50%、守り50%のポートフォリオがリスクも低くリターンも取れるなら、最初からバランスファンドはありですか?」という質問にお答えしていきます。結論は「あり」ですが、条件付きです。株の割合が少ないとリスクも減りますが、リターンも減るため、資産形成初期には不向きです。資産形成初期は株を多めにして資産拡大を測り、資産が増えてきたら守りの資産を増やします。例えば、資産が100万円だったら株価が半分になっても-50万円ですが、資産が1億円円で株価が半分になると5000万円を失うからです。だから、資産が増えるにつれて守りの資産を増やすのは王道です。ちなみに、守りの資産とは現金の他にも債券でもOKです。また、若い時はリスクを取れますが、年を取るとリスクはあまり取れなくなります。なぜなら、60代で投資を始めて株価が10年から20年低迷してしまうと、株価の回復までに80代になってしまうからです。ですから、年齢が上がるにつれて守りの資産を増やす必要がありますが、若い人はもっとリスクを取っても良いでしょう。ですから、バランスファンドは50代、60代向けかなと思います。なぜなら、バランスファンドの株の比率が少ないからです。3資産均等バランスファンドは株50%債券50%ですし、これに現金も少し保有していれば全体の株の比率は50%未満になります。4資産均等バランスファンドも株50%債券50%ですし、8資産均等バランスファンドになると株式の割合は37.5%とかなり少ないです。なので、バランスファンドは守りのフェーズに入っている50代、60代、もしくは若くてもリスクを取りたくなく、少しでも増えればいいと思っている方は導入しても良いでしょう。ただ、個人的には8資産均等バランスファンドは米国株の割合が10%未満になるため、2資産か4資産均等バランスファンドの方が良いと思います。8資産均等バランスファンドは新興国の割合が多いため、守りの投資にしてはリスクが高くなるからです。

質問3つ目。「余剰金が300万円あります。現在この300万円から毎月10万円、給料から毎月15万円で計25万円を積み立てています。ナスビさんなら余剰資金を何ヶ月で枯渇する設定にしますか?それとも一括投資ですか?」という質問にお答えします。これは一括投資が良いでしょう。なぜなら、株価は基本的には右肩上がりで、平均リターンはS&P500は約9%、全世界株は約7%あるからです。月にすると0.72%と0.56%ですから、1ヶ月遅く投資をするごとに0.5%以上の機会損失になります。分割を選択して積み立てを開始して直後に暴落が来てうまく株を安く買い、分割が終わってから上昇すればこれが一番ラッキーですが、そのまま買い上げていってしまうだけになるかもしれませんし、分割が終わった後に暴落が来るかもしれません。それなら一括投資の方がマシだったってなりかねません。分割の初めに暴落が来たらラッキー。分割の終わりに暴落が来たら…ということです。つまり、こればかりは運ですから、それなら平均リターンがプラスである以上、一括投資がベターです。どうせ上でも下でも買うことになるなら、アセットの比率を決めて投資する方が良いでしょう。例えば、株75%、現金25%と決めておけば、株が下がったところで残していた現金25%で株を買うことができます。そのまま上昇していったとしても、株に大部分投資しているので資産は拡大しますし、分割投資をしていただろう期間の終盤で暴落が来ても、やはり一定割合現金を残しているので暴落しても株を買えます。つまり、分割投資だと暴落が来るところによって残している現金割合に違いが出てくるのに対して、このようにアセットの比率を決めておけば、どこで暴落が来ても現金割合が一定になるので、どの場面でも暴落に備えることができ、リスクも一定に保つことができます。ですから、一番良いのはまずは自分のルールであるアセット比率を決めて、その比率に合わせて投資が良いでしょう。もし株75%と決めているなら、300万円の75%、225万円を一括投資、75万円を現金保有です。

質問4つ目。「銀行のカードローンで金利5.8%で借りられます。これを配当利回り10%を超えるQYLDに投資をすれば差額分儲かりそうですが、ナスビさんならどうされますか?」という質問にお答えします。これはしない方が良いです。なぜなら、配当利回り10%の利回りは幻想だからです。確かに借りた金利以上のリターンが得られるのなら良いのですが、QYLDはかなり怪しいです。なぜなら、QYLDの株価は右肩下がりだからです。当然株価が下がっていけば分配金も減るので、トータルリターンは少なくなります。14年は分配金は2.58ドルでしたが、2023年は分配金は2.04ドルと、株価も分配金も下落傾向です。なぜ株価が下がるかというと、カバードコール戦略を採用しているためで、値上がりを捨ててその代わりオプションプレミアムをもらっているからです。値上がりを捨てていますから、株価が下がっていくのは仕方がないでしょう。S&P500と比べるとその差は一目瞭然です。上昇相場さえQYLDは下落していきますから、今後株価の停滞局面が来た時はQYLDはさらに下がる事が予想されます。そして、こちらが分配金を再投資した場合の資産推移ですが、S&P500が13.82%、VYMが10.58%、QYLDが7.52%ですから、今後S&P500のリターンが半分の6.91%になれば、単純にQYLDも半分に近いリターンになります。そうなると、5.8%の金利で借りると損してしまうリスクがあります。

質問5つ目。「売却したら5000万円になりそうな土地を相続しました。売却してその資金で他に投資するか、この土地に新築の物件を立てようかで悩んでいます。ナスビさんならどうされますか?」という質問にお答えします。これだけでは状況が分からないので何とも言えませんが、ほとんどのケースで売却して他の投資をした方が良いと思います。なぜなら、新築を建てるとなると新たに建物費用がかかるからです。ここではその建物価格を4000万円とします。土地を所有していれば新築建物の利回りは8~10%前後、土地を購入しての新築の利回りは2~6%くらいでしょうか。となると、もし4000万円のアパートを建てた場合、家賃収入は大体年間400万円くらいになると思います。それなら同じ金額を投資するなら利回りの高い中古が良いと思います。仮にその中古アパートが6%の利回りであれば、年間540万円の家賃収入になります。そうなると年間リターンにかなり差が出ますし、同じ価格なら中古の方が土地の価格が大きいですから、中古の方が将来の値下がり率も低いです。加えて、借入れ金はどちらも同じ4000万円。自己資金は5000万円で比較することが出来ますが、売却した5000万円のうち2500万円を自己資金、借入れ金を6500万円に増やして投資すれば、中古アパートの場合は2棟を所有することができ、資産も手取り家賃も多くすることが出来ます。さらに自己資金を1666万円にすれば3棟にできますから、売却した方がはるかに良いと思います。資産が増える、家賃収入が増える、リスク分散にもなるのでメリットが大きいです。また、4000万円を金利2%30年ローンで借りると年間の返済は177.4万円ですから、返済後の家賃収入は約222.6万円です。それなら土地5000万円を売却した資金で1600万円の中古アパートを見つけて家賃8万円とすれば年間で96万円となり、借入れはないので96万円はまるまる収入です。そうなると中古の方が収益は良くなりますし、借入れもないので金利上昇リスクもないので安定運用ができます。さらにアパートの場合は投資家にしか売れませんが、土地の場合はいざとなったら一般の方にも売れるのも魅力です。以上のことから、新築を建てるよりも中古アパートもしくは中古土地が良いんじゃないかと思います。もちろん、その5000万円を金融資産に切り替えても良いと思います。5000万円の5%は年間250万円のリターンがありますからね。

このチャンネルは視聴者様に寄り添ったチャンネルです。もしこんな内容を動画にして欲しいとか、質問を動画で取り上げて欲しいとかがあれば、是非コメントまでお願いいたします。これからも良い動画を作成頑張っていきますので、忘れずにグッドボタンを押してください。では、今回の動画は以上です。