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年間70万人が訪れる!大人気の産直市場 農産物はもちろん!家具や骨とう品まで…(2024年6月7日放送「news every.」より)

TSBテレビ信州7:06

Transcription

新鮮な野菜はもちろん、蜂のこなどの珍味、それに一風変わった鎧まで。稲市の西側高域王道沿いにある山直市場グリーンファーム。駐車場に泊まる車の数からもその人気ぶりが伺えます。

でも、こちらの店目印になるような看板がありません。店先にはマネキンですとか、電子ピアノ、さらには見てください、こちら鎧まで置いてあります。

小さな看板があるこちらの入り口から店に入ると、旬のわらびを始め、ずらっと地元で取れた新鮮な野菜が並んでいます。「欲しいもの何でもある。量があるから、種類があるから楽しい。月に1回ぐらいはもうね、どちらから来てるんですか?」「そう、あげますから。その3、40分かけてくる。メリットあるね。品物たくさんあるから、線でいんじゃないかな。」

「品数が豊富だ」と皆さんが口を揃えるのが品数の多さです。夏に食べたくなる大玉のスイカ、すでに値下げをしてこの価格です。他にもメロンにみかん、いちご、フルーツの種類も豊富です。

稲といえば蜂のこ、さぎ、そして稲子にザザムシ。さすがです。高級珍味がこれだけ揃っています。こちらには今、旬を迎えているハチです。「あ、大きくて立派ですね。か、結構重いです。これで500円ですよ。」

ハチを目当てに訪れたというこちらの方は、「すわしから峠超えてこなくちゃいけないからね。でも、ここ1番安い。」買い物を楽しんで欲しい、その思いから袋詰めのコーナーもあります。「山盛りです。上を閉めないで、山盛りオッケーです。山盛り。」小さいのも選びつつ、隙間を埋めて「ちょっと数で勝負していきたいと思い」ます。「ああ、重い、重い、重い。ああ、重い。」

ここでフィニッシュ。特別に測らせていただく。「買い物かごの重さ600gを引いて、重さは600…およそ2.7kg。これで料金は480円。」

山直市場グリーンファームは、地域の生産者の規格外の農産物を現金化できないかという悩みに答えたいと、30年前に初代の小林ふみおさんが創業しました。今は息子で2代目の刑事さんがその思いを受け継いでいます。毎朝、開店前から生産者が品物を持ち込みます。地元紙面を中心に2000人を超える会員がいます。

「ここは多少傷があったとしても、値段下げれば暮らしてくれるもんで買ってくれる人もいるもんでね。それで少しずつでも自分でついた値段をつけて置いてくれば、売ってくださるもんで。うん、ありがたいね。無駄にもならんで。」

車に乗せてきた岡さん。売場に行くと、昨日の商品が残っていました。「売れ残りだもんで、これ昨日の。これ昨日のだもんで。値引きを下げに行くやだから、自分の手取りはずっと少なくなっちゃうけど、無駄を出すよりも自分で納得した値段をつけて販売できる。」生産者にとってありがたいシステムです。

「大規模で畑で作られてるって方ももちろんいるんですが、あのお家で作ったやつ食べきれなくって出したりっていう方もいますし、元々内側の市場に出せないような規格外商品を出したいっていう思いで始めたお店になってる」ので、この店では冬など地元さんの野菜が揃わない時期には、市場での仕入れも行っています。「お、第にえ、これ…2つで150円ぐらいになるか。」

お客さま、必ず80歳の山本さん。25年働くベテランスタッフです。前の日に売れなかったブロッコリーの品質を確認しながら、値付けをし直します。1つ190円だったブロッコリーを2つで150円。少し黄色くなっているものは3つで100円にします。「なるべくその無駄の出ないようにね。生産者一生懸命作ってもらったもん、みみに処分できないでしょ。」

そして、売れない部分は動物たちが消費のお手伝い。このグリーンファームには動物と触れ合えるコーナーがあり、ヤギは出張可能で庭の雑草を食べてくれたり、学校で子供たちの情操教育にひや買ってくれたりしています。

そして、建物の周りに積み上げられた家具や骨董品、小道具など。これも売り物。全てリユース品として値札がついています。社長の小林さんは、物に命があるとすれば捨てない方がいいと、一見ガラクタのように見える使い古された道具も、次に必要とする人に届くようにという規格外野菜の直売と同じ思いを込めて店頭に並べています。

生産者に笑顔になってほしい。この店には、そんな温かい思いがたくさん詰まっていました。