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人間の心注文はな、不思議なもんや。口でどんだけ立派なこと言うても、心の奥にあるもんは自然と顔や態度に出てくる。わしは長いこと経営の現場に立ってきたけど、人のほんまの心はちょっとしたし草や言葉の橋に現れるのを見てきた。正確のよし足は隠そうとしても隠しきれんのや。逆にええ心を持ってる人は、自然と周りに安心感を与える。せやけどな、心や性格の悪さはどこに滲み出てまうんやろうか。それを見抜く力を持っとったら、人付き合いも仕事も随分楽になる。
今日はなわしの経験から、人の心の悪さがにみ出る7つの姿を話していこうと思う。きっとわしも気をつけなあかんなと思うとこがあるはずやで。
1. 人を見下す目つき。人間中の穴目に本心が出るんや。どんだけ口でええこと言うても、人を見下す心を持ってたら、その視線に必ず出てくる。正談の席でも、若い社員が得意下げに相手を見下す目をした時、相手の顔がすっとくもるのを何度も見た。目線1つでこの人自分を下に見て取るなって相手に伝わってまうんや。そうになったら信頼なんか一瞬で崩れる。逆に相手を尊重する心を持ってれば、自然と柔らかい目になるんや。わしはよく人の目を見て話せと言うてきたけど、あれは霊儀だけやない。そこに心が現れるからや。人を見下す目は一時は強そうに見えても、長い目で見たら必ず損をする。そういう人は仲間が離れていくんや。仕事でも人生でも1番大事なんは信用や。信用を失うような目つきしてたら、どんだけ能力あっても成功から遠ざかる。見下すんやなく、学ばせてもらう心で人と接する。そういう人が最後には信頼を集めるんや。人の目は心の鏡やで。これは忘れたらあかん。
2. 謝れない態度。人間やから、誰でも間違いはする。でもな、間違った時に素直に謝れるかどうで、その人の器が分かるんや。わしは経営の中で失敗した社員が「すんません」て頭下げた姿に何度も救われた。その一言で空気がガラっと変わるんや。せやけど、中には言い訳ばっかりで絶対謝らん人もおる。そういう人はどんだけ仕事ができても、信頼は失ってしまう。謝るってのは自分の火を認める勇気や、負けやない。むしろ誠実さの証拠や。わし自身若い頃に大きな失敗して、取引先に頭下げ続けたことがあった。その時「松下さん、あんたの誠意は分かった」と言ってもろて、逆に信頼を深めることができたんや。謝らん人は心が硬い。でも頭を下げる人は心が柔らかい。人はその柔らかさに安心する。せやから謝れるかどうかで、その人の未来は変わるんや。
3. 影で叩く悪口。人のいないところで悪口を言う。これは心の貧しさを表しとる。会社を大きくする中で、影口や噂話に組織が乱されたことを何度も経験した。悪口は聞いた人の心を暗くする。しかも必ず本人に回ってこんや。そうなったら人間関係は一気に壊れる。言うた本人はちょっと気分晴れるかもしれんけど、信用は削れていくんやで。わしは社員によう言った。「影口いう暇あったら、相手のAとこ探せ」とな。相手のAとこ見つけられる人は、自然と人が寄ってくる。悪口ばっかり言う人は最後は1人ぼっちや。仕事も人生も信頼と協力で成り立っとる。悪口やめてええとこを口にする。それが自分の運を良くするコツなんや。
4. 弱者に冷たい仕打ち。強いもんにはへらって、弱いもんには冷たくする人間。これほど性格の悪さが出もんはないで。わしはそういう人を何人かも見てきた。表ではニコニコしてても、裏では立場の弱い社員にきつく当たる。それを見た時はほんま残念に思ったな。人の価値は弱い人への接し方で決まるんや。強いもんに従うんは当たり前。せやけど力のない人に思いやりを持てるかどうかで、人の品格は決まる。若い社員が清掃の人に応平な態度を取った時、わしはすぐ呼んで言うた。「君は間違っとる。掃除してくれる人がおるからこそ、気持ちよく働けるんや」とな。その社員は恥ずかしそうに頭を下げて、その後ちゃんと成長した。弱い人を大事にする心は必ず自分に帰ってくる。忘れたらあかんで。どれだけを得ても、心が貧しかったら意味ないんや。
5. 感謝の言葉が出てこない。ありがとうを言わん人がおる。これがまた性格の悪さに出るんや。わしはどんな小さなことでもありがとうを言える人を大事にしてきた。感謝は人の心を温める力を持っとるからや。逆に感謝せん人はだんだん周りが離れていく。ある社員は工場で毎日ありがを欠かさんかった。その工場は不思議と雰囲気が良くて、成績も上がったんや。人間は誰でも認められたい、感謝されたい気持ちを持っとる。それを無視する人は孤立していくんや。「ありがとう」。小さな言葉やけど、大きな力を持っとる。言うだけで相手も自分も幸せになれる。せやから感謝を言葉にするのを忘れたらあかん。
6. 責任を人に押し付ける。失敗したら自分やないと言って人に押し付ける。これが性格の悪さが1番はっきり出る場面やな。わしは経営の中で責任を引き受ける覚悟を持った人が、最後には信頼をちえるのを見てきた。逆に責任を逃げた人は、一時は得しても結局信用を失うんや。アルカ部が大きな失敗した時、「これはわしの責任です」と頭下げた。その誠実さに社員も取引先も心打たれたんや。失敗そのものは痛いけど、誠実さが未来を切り開くんや。責任を押し付ける人は心を小さくする。責任を認める人は逆に心が大きくなる。人はその大きさに安心してついていくんや。やから責任を引き受ける勇気こそ、人間の器を作るんやで。
7. 約束を守らん態度。人間はな、口でどんだけ立派なこと言うても、約束を守らんかったら全部台無しや。小さな約束ぐらいええやろと思う人間は、その心の緩みがだんだん大きな破綻につがっていく。わしは経営の中で取引先との約束を守ることを1番大事にしてきた。1度でも「松下は信用できん」と思われたら、もう2度と取り戻せん。逆にしんどくても必死で約束を果たした時、相手はこの人は信じられると心に刻んでくれる。約束を守らん人は時間にもルーズやし、にも重みがない。それは結局自分さえよければええという心の現れや。社員の中にも「後でやります」と言いながらほったらかすものがおった。こういう人間はどんなに優秀でも、人はついてこんのや。約束は神より重い。それを軽んじる人は信用を失う。信用を失う人は成功も失う。人生も仕事も約束を守ることからは始まるんや。
で、人の心や性格の悪さは隠そうとしても、必ずにみ出る。それは目に<bos>出て、態度に出て、言葉に出る。せやけど逆にええ心もまた必ず表に現れるんや。大事なんは人を見下さず、素直に謝り、悪口を言わず、弱い人を大事にし、感謝を口にし、責任を取り、そして約束を守ることや。これを心がけるだけで、人生はぐっと豊かになる。わしは経営の道を通して、何よりも人の心のあり方が全ての基盤やと学んだ。学歴や能力だけでは人を幸せにはできん。最後に人を照らすんは、その人の心の光や。今日の話があなたの明日を生きる支えになったら、こんな嬉しいことはないな。
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